2011年4月23日土曜日














21日から危機管理課職員2名と被災地(仙台市、塩竈市、名取市、多賀城市、福島市)へ。 


今後の被災地支援と、伊勢市での防災対策のため。




至る所で、生と死が混在した地震と大津波の傷痕。


出会う人々から聞かせて頂いたことを想像しながら、手を合わしてきました。


津波でのみ込まれたある町の一角には、小さな赤いランドセルと花束がお供えされていました。


ある避難所では、子どもたちが駆け寄って、とにかく笑顔をいっぱいぶつけてくれました。


肩車をしていた男の子から、お父さんと2人で車の中で生活をしていた話を聞かせてくれました。


すでにのべ50名近い職員が現地に入っていますが、さらに現地への支援と、伊勢の防災対策に取り組みます。






被災地の子どもたちが、安心して暮らせることができるように、心よりお祈りします。


ONE LOVE




中部電力さんへ申入れ。


浜岡原子力発電所の停止の申入れについて、北海道から四国、九州まで、


たくさんのご意見をいただきました。 ありがとうございます。


本来なら、お返事をしなければならないところですが、


日常業務の他、被災地への支援なども業務が増えて、失礼をしています。


ただ、みなさんから頂いたメールやお手紙はすべて読んでいます。


そして、反対のご意見の多くにあった原子力発電に替わる代替エネルギーについても


プロジェクトを立ち上げていきますので、みなさんのご協力もよろしくお願いします。





福島をはじめとする被災地の子どもたちが、安心して暮らせることができるように、心よりお祈りします。


ONE LOVE.

2011年4月7日木曜日

復興に向けて。

被災地への物資、義援金の支援、本当にありがとうございます。


福島原子力発電所は予断を許さない状況ですが、東北方面への交通網も回復してきたようで、


これから復興への第一歩がはじまろうとしています。


伊勢の長い歴史の中でも、宮城県の塩竃市とも深いかかわりがあり、


東北地方から伊勢神宮への参拝される方々もたくさんいらっしゃいました。 


「日本の心のふるさと 伊勢」この名前に恥じないように、あらためて復興への支援と、


我が町の防災体制を再構築していきます。


数日前から、現地での復興支援に市役所職員の出向を募ったところ、20名を超える応募がありました。


昨年の退職職員が54名、新採職員7名という人員削減真っ只中の中での出向となります。


市民サービスに影響の無いよう、市役所一丸となって、取り組んでいきます。




【第59回神宮奉納花火大会について】

何かと自粛ムードに包まれていますが、復興祈願の意味をこめて、予定通り花火大会を実施することに決まりました。


他のイベントについても、できる限り実施をしていきたいと思いますし、行事の中で義援金を募集するなど、復興活動の支援をしていきますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。




【もしも、~がいたら】


車の免許を取るときに、よく聞かされた危機管理の言葉ですが、今回の震災を通じて、あらためて、この町の「もしも、~だったら」を見直すように指示をしました。




「もしも、伊勢市に30m級の津波が来たら。」


「もしも、ゲリラ豪雨で勢田川があふれかえったら。」


「もしも、参拝者の多いお正月に大震災が起こったら。」


「もしも、浜岡原子力発電所で事故が起こったら。」


「もしも、鳥インフルエンザが発生したら。」



これまでも危機管理体制については、防災対策マニュアルや、津波・土砂災害のハザードマップの作成と配布をしてきましたが、抜本的に見直します。


また伊勢商工会議所さんとも連携をして、伊勢市の危機管理体制の強化を進めます。





【防災行政無線のバージョンアップ】


4月1日から、防災行政無線(いわゆるラッパ放送です。)のシステムが新しくなります。 


これまでのラッパ放送に加えて、下記のシステムがバージョンアップしました。


登録制になりますが、

(1)パソコンや携帯電話へのメール配信

(2)ファックス配信

(3)放送内容の電話での確認

(4)現在はドコモ限定ですが、自動メール配信



防災みえの情報もかねて、ご登録をお願いします。 単身赴任で伊勢を離れている方、年配のご両親を伊勢に残されている方にもご登録いただければと思います。