2011年1月8日土曜日





1月5日(水)

【市場の初せり】

早朝5時から、伊勢市の食卓の拠点でもある伊勢志摩卸売市場の初せり。 魚介類を扱う水産、野菜や果物を扱う青果の仲買人の皆さんの下へ。  



近年の不況の影響、人口減少、高齢化による胃袋の縮小という課題もありますが、買い物難民、地産地消志向という潜在的なニーズの掘り起こしもまだまだ可能性があります。


また伊勢市の食育、学校給食にも積極的にご協力いただいていて、長野の特選の「りんごをまるかじりで食べてほしい」と子どもたちに無償でご寄付いただいたり、豊浜地区にある農場で玉ねぎの植え付け、収穫の体験活動の場所も提供いただいています。



また伊勢市の学校給食に使われているお米は三重県産100%で、給食全体で見ても30%を超える食材が三重県産のものとなっています。  




【村林先生@相可高校の食育講習会】


まごの店で有名な村林先生と相可高校の生徒さんを招いて、市内の小中学校の給食調理師、栄養管理士の皆さんに講演会&調理研修をしていただきました。


生徒を調理師に育てていく過程のお話や、食材に対する考え方のお話は、食育を超えて経営にもつながるお話でもありました。 


調理師のみなさんからも好感触であったので、冬休み明けの子どもたちの笑顔が楽しみです。  今後も子どもたちが笑顔になる学校給食への取組みを続けていきたいと思います。 


また現在、元エクシブ鳥羽の小川シェフ(現エクシブ有馬離宮)、美味し国いせシェフクラブのみなさんにより、小中学校の子どもたちを対象に地域の食材を使ったプロの料理&食育講演も取り組んでいただいています。 


「食は未来の投資であり、また幸福と快楽を分かち合える。」  食を通じたまちづくりは、僕の夢のひとつでもありますので、今後もコトコトとスープを煮込んでいくように、進めていきたいと思います。  

【医師・看護師を募集しています。】


伊勢病院では救急医療など地域医療を守っていただくために、医師・看護師を募集しています。 皆さんのご親戚、知人、友人で医師・看護師をされている方で伊勢病院の勤務に関心を持っていただける方をご紹介ください。

 まで(後ほど変更予定です)




1月4日(火)



【市役所、伊勢病院にて年頭訓示】



昨年一年間は、海上アクセス事業の撤退(資産の有効活用、利息の軽減により6千万円の負担軽減)/市町村合併後のルールの統一(都市計画税・上下水道料金)/自立する市役所(広告事業、未使用土地の売却、ふるさと納税等により一億円以上の収入確保)など、改善、改革の第一歩を踏むことができました。



またイクメン宣言&3日間の育児休暇取得でたくさんの議論もあり、子育て支援に対するご意見もいただきやすくなりました。 市長就任一年目ということで、すこし慌てたこともありましたが、市民の方々はもちろんのこと、副市長をはじめ市役所の職員にも助けていただくこともありました。



今年からは地域の自立、そして行政の自立を進めていくためのプロジェクトをスタートします。  昨年、時間をかけて調査した伊勢市の将来人口、そして市民のニーズ調査を最大限に活かしていきたいと考えています。 少子高齢化から【笑子幸齢】のまちづくを実現して、みなさんに納得、満足していただけるようがんばっていきます。




【伊勢商工会議所新春御慶の会・伊勢度会建設関連団体連絡協議会新春互礼会】


民間企業にとってはまだまだ大変な時期ですが、平成25年の式年遷宮に向かって伊勢市は追い風となっています。 昨年は伊勢神宮参拝客が過去最大となり、伊勢市宇治地区にて地価の上昇、リーマンショック以来低迷していた求人倍率の上昇、伊勢市駅前の新しい第一歩と、明るいニュースもたくさんありました。 



そして商工会議所においては新しい上島会頭、副会頭が就任されました。 これまでの先人の歴史を大切にしながら、市民、民間企業の皆さんと行政が一丸となってチームワークを発揮して伊勢市の街づくりを進めていきたいと思います。



また昨年の事業仕分けで廃止決定された、下水道や合併浄化槽に対する国からの交付金【地域再生基盤強化交付金】も復活が年末に決定されました。 地元選出の三ツ矢衆議院議員、藤田衆議院議員、高橋参議院議員、芝参議院議員のお力添えもありました。 





【総理大臣神宮参拝】


昨年は鳩山前総理大臣、今年は菅総理大臣をお迎えして、外宮、内宮の御垣内参拝に随行をしました。 今年は暦の関係で仕事始めの方も多かったのか、昨年ほどの熱狂ではありませんでしたが、総理に対する激励の声も多くありました。



午前中には自民党の谷垣総裁も参拝に来ていただいたそうですが、せめて伊勢に来ていただける時だけでも与党、野党といった政党の壁を越えて、国民の代表として、ご一緒に参拝いただくことが実現できないかなと思います。




2011年1月1日土曜日

新年、明けましておめでとうございます。 心より皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。


今年の大晦日は高校の同級生と夕食、その後、外宮さんで、観光協会の皆さんと一緒に年越餅の振る舞いに参加をしました。


全国から来て頂いたたくさんの参拝者の方に喜んで頂きました。今年は外宮参道に出店が多かったようで、若者による伊勢うどんや手打ちの年越しソバ。


駅前には餃子の美鈴のおでん屋さんまであって、お客さんもお店のスタッフの方々もやさしい表情に溢れていました。


その後、夜中3時頃に帰宅をして、元旦の今日は厚生学区の新春年賀会、ITVの生放送への出演等々で一日が過ぎました。


今年は新しい伊勢市の計画を作っていく年となりますので、気を引き締めて仕事に取りかかりたいと思います。


地域の自立を進める為に、いま伊勢市が出来ることは何か。 国や世界に対しても貢献できるような取組みも考えていきたいと思っています。


今年は辛卯の年ということで、大きく躍進する年とも言われています。 平成25年のご遷宮に向かって大きな一歩を踏める年としていきたいと思います。


まだまだ寒さも厳しくなってきますので、くれぐれもご自愛ください。



平成23年1月1日

伊勢市長 鈴木健一