2011年11月8日火曜日

サンサポートスクエアへの企業立地

県立サンアリーナ高台にある企業誘致用の土地「サンサポートスクエア」への立地が2社決定。


1社はヒジキやワカメなど海藻加工業のヤマナカフーズ株式会社様、


そしてもう1社は携帯電話や新幹線などの製造機械を製作している菊川鉄工所株式会社様。


2社への土地売却額は約4億5千万円。 新規雇用も約20名が確保できると見込んでいます。


同地への企業立地はこれが初めての案件で、立地可能用地も50%となりました。


また11月1日には伊勢市で初めての企業誘致セミナーを東京で開催し、増田寛也元総務大臣を講師に迎え、


約150名の企業の方々に伊勢市へ企業誘致PRを実施しました。


国内外で経済状況が目まぐるしく変動し続けていますが、すこしでも伊勢市の経済が活性化


できるようにがんばります。

2011年10月28日金曜日

9月議会が終わり、今年も残すところ2ヶ月となってきました。


新聞報道などでご存知の通り、第二副市長の選定において


様々な混乱を与えてしまったことについて、お詫びを申し上げます。


今回の選定に当たっては、第一次、第二次選考を通じ、公明正大に実施をしてきました。 


第一次では課題論文を提出していただき、松下副市長、総務部長、情報戦略局長


総務部参事と協議をし、12名の方を第一次選考の合格者と決定しました。


また第二次は松下副市長、総務部長同席により8月29日から9月11日までに面接、選考をしました。


副市長候補者の方が、昨年の参議院議員選挙の候補者の出納責任者であったことについては


今回の報道があるまで知りませんでした。 


また平成21年11月の市長選挙において、私の選挙事務所でお手伝いいただいたことを


あとからお知らせした点は、猛省をし、さまざまな誤解を招きました。


大変申し訳ありませんでした。 


今回の147名の候補者の方々のなかには、直接、間接的な知っている方が非常に多く


これまでの人間関係を選考に入れることは、絶対にあってはならないと考え、


人物重視で選考にあたってきました。


今、振り返ると、第一次、第二次選考のどこかの場面で、候補者の方々と私の関係性について


しっかりとオープンにすべきタイミングが必要であったのではないかと、考えています。


今回のことについては、市民、議会、そして候補者の方々に不快な思いを与えてしまったことは


本当に申し訳なく思っております。


今回の行政不信につながる行為を猛省し、なんとか挽回できるように市政に取り組んでいきたい


と考えていますので、今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いします。

2011年9月29日木曜日

2011年9月7日水曜日

台風12号の影響

9月4日に紀伊半島を襲った大雨の影響です。


床上浸水:23件、床下浸水:24件、通行止め:19箇所。


公共施設:城田小学校、豊浜中学校において体育館の屋根の一部破損。


ツイッターなどから、伊勢市のHPのアクセスの不具合が生じていたと多数の方から


ご連絡を頂きました。 現在、サーバーの増設も含め課題解決を検討するよう指示をしています。


また防災メールの効果も大きくありました。 ぜひご登録をお願いします。


携帯電話をお使いでない方は、ファックス送信、防災無線の内容確認もあります。

http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299134868595&SiteID=0



三重県南部の熊野市、紀宝町、御浜町では大きな被害がありました。


紀宝町に給水車を派遣し、また各地での支援活動も進めていきます。

2011年8月25日木曜日

三重県市長会の要望

8月12日、三重県市長会から三重県、三重県議会に要望活動に行ってきました。


今年の6月から市長会の副会長という大役をさせていただくことになり、


会長の名張市亀井市長と、県内の課題について鈴木英敬県知事、


中村進一県議会副議長と意見交換をしました。


当然、災害対策を中心に、教育、観光、医療、福祉と幅広い内容ですが、


ひとつずつ課題解決をしていきたいと思います。




○災害対策については、国よりも早くに津波の被害予想を調査していただくことになり


何とか、9月ごろには第一報がいただけると思いますし、耐震関係の予算もすでに手配を頂いています。


伊勢市としては防災メールの活用を積極的に進めてきました。


皆さんのご協力もあって約4,000名のご登録を頂きました。


自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。 未登録の方はぜひお願いします。


☆伊勢市防災メール&ファックス

http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299134868595&SiteID=0




○教育については知事の肝いりということで、教育先進県である福井県へ


職員を派遣して、三重県の教育環境を大きく促進していただけるようですので、


英語教育も含めて、力を入れていきたいと思います。


また伊勢市の小中学校で、少し荒れていた時期がありましたが、先生の補助職員を


充実し、子どもたちに向合う時間を増やすように教育委員会が力を入れてきたところ


かなり教室が安定してきている実例もお話をしました。



○観光については、三重県全域が伊勢神宮の式年遷宮に注目をしています。


当然、伊勢市民の人口の100倍近くの方々が来られるわけですから、様々な連携が必要となります。


各地域とも平成25年のタイミングを狙っていらっしゃるようですが、アウトレットモールやテーマパーク


のような、商業的な集客施設と同じように、神宮やご遷宮があると思われているのではないかと


強く心配をしています。


参拝者を迎える私たちが観光というきっかけから、神宮をお参りいただき、日本の歴史や


自然の大切さ、祈りの重要性などを感じてもらうこと。 このお手伝いをさせていただく。 


こういう気持ちをもつことが大切ではないかと感じています。


最後に、三重県の農水商工部が発行している「いなか旅のすすめ」


冊子は、三重県の公共施設で手に入ると思いますが、すばらしいガイドブックです。


伊勢市、三重県へのリピーターの方はもちろん、お子さん連れの方にもオススメです。


http://www.sato.pref.mie.lg.jp/

2011年8月10日水曜日






伊勢市出身の作家 大門剛明さん(伊勢高校卒)の新作発表に向けて表敬訪問に来て頂きました。


その内の1冊「ボーダー・負け弁・深町代言」では、伊勢うどんにはじまり、ぱんじゅう、


伊勢市駅、宇治山田駅と伊勢の地名、食名が満載です。 ちらっと伊勢市長も登場します。


今回で第5作、第6作となるのですが、大手出版社からの新作も予定していて、ますます楽しみです。


どの作品も、死刑制度や冤罪、ニートなど、社会的な課題をとらえながらの作品で


読み出すと、一晩で読了してしまいます。


市内の本屋さんにも店頭に並んでいましたので、ぜひ応援をお願いします。






ちなみに、先日産經新聞のコラムに掲載された宮本徳蔵さんの著作「たべもの快楽帖」も


もうすぐ読み終えますが、こちらも非常に面白かったです。


伊勢や志摩、松阪の美味しい物情報が書き物として出来上がっています。


残念ながら、今年の2月にお亡くなりになっていますが、ぜひ一度お会いしたかったです。




夕方の空がだんだんと秋空に近づいてきます。 


読書の秋と言いますが、また伊勢を題材にした作品があれば、ぜひ教えてください。

2011年8月3日水曜日




外宮さんでの神宮奉納薪能。 500年以上前から続く日本の伝統芸能。 昔々は娯楽の一つでもあったのでしょうか? 柿山伏というちょっとおもしろい舞台に見入ってしまいました。 薪に使う火は、神職の方からいただきました。





こちらは14回目となった外宮さん浴衣で千人参り。 なかなか浴衣は着慣れませんが、風情があるイベントで毎年楽しみにしています。 旧暦の8月1日を八朔の日と呼び、全国で様々な行事があったそうです。



神宮奉納宮川花火大会をスタートに、薪能、浴衣参り、神宮奉納ジュニア相撲選手権大会などなど、伊勢志摩一帯でたくさんのイベントが開催されています。 どのイベントも甲乙つけ難いのですが、日本の伝統を取り入れた物が、伊勢にはぴったりと合うように感じています。


8月6日には恒例になりつつある勢田川のキャンドルナイト。 こちらもやわらかい雰囲気でオススメですね。 そしてこの日、伊勢工業高校の甲子園、金沢高校との対戦になったようです。 強豪との話も聞きますが、心を一つにしっかりと応援しましょう。

2011年7月26日火曜日





神宮奉納花火大会が無事終了しました。 


ご協力、ご協賛いただいた、皆様ありがとうございました。


今回の花火大会は、神宮奉納と東日本大震災の復興の意味を


含めて開催させていただきました。





実施が決まるまでは、自粛もやむなしかという議論もありましたが、


被災された花火師さんたちからも、


「こういう時期だからこそ、伊勢で花火をあげたい。」


と熱い気持ちをいただき開催することになりました。


おかげさまで、大きな事故もなく、大成功に終わりました。


本当にありがとうございました。






伊勢の夏の大イベントが終わったと思いきや、台風6号の発生。


宮川上流域の累積降水量が1000mmを越え、平成16年の水害のことが


頭をよぎりましたが、床下浸水が6件という状況となりました。


大雨洪水警報が発生し、深夜から早朝にかけて、宮川など周辺住民の


避難準備で張り付いていましたが、人命にかかわる災害には至りませんでした。


8月、9月と台風、ゲリラ豪雨のこともありますので、しっかりと災害対策に取り組んでいきます。


ただ避難の必要が発生したときには、地震、台風、洪水など、


災害や時間帯によっても、避難のあり方が変わってきます。


三重県外のある地域では、夜間のゲリラ豪雨で避難指示が出て、


避難をしている最中に、あふれた側溝に足を引っ張られ亡くなられたケースもあります。


自然災害に対する答えは、ひとつではありません。





日ごろから、家庭や学校、地域での防災訓練が必須ですので、


ぜひ台風が起こったとき、地震が起こったときなど、様々な状況を予測しながら


災害に対する準備をしていただきたいと思います。



○防災みえ
http://www.bosaimie.jp/index.action


○河川ライブカメラ
http://kasen.mdrc.go.jp/miya/index.html


○川の防災情報
http://www.river.go.jp/03/nrpc0301g.html



☆伊勢市副市長の公募はこちらから。

http://www.city.ise.mie.jp/

2011年7月8日金曜日

副市長を募集します。

【伊勢市のまち】

 伊勢市は日本一の清流である宮川が南北に流れる神宮御鎮座の美しいまちです。平成25年に神宮は、20年に一度社殿を建替えるご遷宮を迎えます。 このご遷宮にむけ、伊勢のまちを訪れる観光客は年々増加し、平成25年には約1千万人の観光客が伊勢のまちを訪れる事が予想されています。


【私の政策】

 私は平成21年11月に市長に就任し、平成22年度末に私の市政運営の基軸となるプラン『伊勢市やさしさプラン』を策定しました。このプランでは、「やさしさあふれるまち」と「地域の自立と繁栄」を目標に「食と健康・医療」「福祉・教育」「観光・国際交流」「安全・安心」「次世代育成・定住促進」「環境・産業振興」「行政活動・市民協働」の7つの政策の柱を定め、全23のプロジェクトを推進しています。


【1千万人を迎えるまち】

 今、伊勢のまちには平成25年度のご遷宮に向け、たくさんの観光客の方々に訪れていただいております。ご遷宮の年には、約1千万人の観光客の方々をお迎えすることが予想されています。


1千万人の観光客を受け入れるまちとして、伊勢市の体制やインフラを整えることが必要です。伊勢を訪れた方々には、日本人のふるさとである伊勢のまちを楽しんでいただき、また、心の奥深くにすばらしい思い出を残していただきたいと切に思っています。


そのために観光政策をはじめ各種の政策を展開することで、お迎えするまちとしての実力を一層磨き上げて行く必要があると思っています。


【人口減少のまちを『笑子幸齢』のまちへ】

 ご遷宮に向けて、右肩あがりで増え続けている観光客の数とは対照的に、伊勢市は人口減少の大きな波に飲み込まれつつあります。このような状況が続けば、まちの活力は失われ、いずれまちとしての機能を維持していくことが困難となってくる可能性さえあります。


 この厳しい現実に対して地域経済・産業政策、雇用などの様々な側面から定住人口の増加策を模索し、子どもたちが笑い、高齢者の方々が幸せに暮らす『笑子幸齢』のまちにしていきたいと考えています。

2つの大きな課題から未来を見据え

 以上の2つの大きな課題は一見別々の問題ですが、観光都市伊勢市においては大きく1つの課題と捉える事ができます。つまり、訪れる人と住む人が別々ではなく、その2つがトータルとしてまちの一員であり、お互いが影響を与えながらまちが成り立っているということです。


 伊勢のまちが持続可能な発展をしていくためには、まちの魅力度を向上させて、観光都市としてもっと満足していただき、お金を使っていただくことや市外からの投資や雇用を呼び込んでいく必要があります。


そのために必要なものは、観光都市としての枠を超えたブランディング戦略であると考えています。そして、ブランディング戦略により市外からの投資と移入(旅行、就職など)を呼び込むことで、市外の方々が訪れたい、また、市民が住み続けたいまちになると考えています。


 今回、この地域ブランディング戦略に果敢に挑戦していただける副市長を求めています。古き良き伝統を守りながら、時代のニーズを見越した創造と挑戦を続け、後世に誇れるまちづくりを実現していきたいと考えています。


ぜひ私と一緒に未来へのまちづくりに挑戦しませんか。


伊勢市長 鈴木健一



http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1309758678355&SiteID=0000000000000

2011年7月6日水曜日

省エネと市役所のコスト@広報いせ7月号市長室から

「青葉風 参宮人の ほほなでる」


―先日、伊勢街道に行灯を灯そうというプロジェクトがあり、そこで投じた一句です。


 夏がやって来ました。 伊勢市では、「エネルギーの地産地消」をキーワードに、


自然エネルギーと省エネ対策を進めていくこととしています。


公共施設でのグリーンカーテンの取り組みを拡大するとともに、地域の防犯灯のLED化にも


取り組んでいきます。さらに、6月議会に補正予算を提案し、住宅用太陽光発電設置補助の追加や、


小・中学校における電力使用量の「見える化」、庁舎への遮熱効果のあるエコフィルムの貼付といった


電力需要対策にも計画的に取り組みます。




 また、市役所での節電対策として、庁内に「電気・エネルギー対策本部」を設置して、


職員から提案のあったさまざまなアイデアに取り組んでいきます。


省エネは、環境にも家計にも優しく、少し気を付けるだけですぐに効果が出る取り組みです。


例えば、エアコンの設定温度を少し高めに設定したり、使っていない電気製品のコンセントを抜くなど、


それぞれの家庭や会社でも省エネ対策をしてみませんか?




 さて、夏といえば宮川の花火大会が頭に浮かびますが、皆さんは花火大会にいくら税金が


掛かっているかご存じですか?


 今回、市役所の家計簿ともいえる仕事のコスト集(平成21年度)を発表しました。


ガラス張りの行政を進める「見える化プロジェクト」の一つです。


例えば、花火大会には22万人が来場、全体で5540万円の費用


(多くのご寄付をいただいて実施しています)が掛かり、来場者1人当たり252円となります。


そのうち約1820万円は税金が投入され、市民1人当たり140円の負担で賄われています。


また、市内11カ所の駐輪場には計2341台が収容でき、約360万円を掛けて整理・撤去をしています。


自転車1台当たり1520円が掛かる計算です。


ちなみに、今読んでいただいている広報いせは、年間126万部を発行し、配布費用を含めると


約1億3500万円の税金が使用され、1部当たり108円となっています。


情報公開を徹底し、職員のコスト意識の啓発と、市役所の仕事の民間委託も積極的に


進めていきたいと考えていますので、皆さんからの声もお待ちしています。


コスト集は、市役所や支所の窓口で配布するほか、ホームページにも掲載しています。


皆さんの税金の使われ方がどうなっているのか、ぜひ一度ご覧ください。





間もなく、子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。


熱中症対策として水分をしっかり取るようにし、強い紫外線対策にも十分気を付けてあげてください。

エネルギーの地産地消@広報いせ6月号市長室から

5月6日、菅直人首相が中部電力株式会社に対し、浜岡原子力発電所の停止要請をし、


安全確保ができるまでの間、発電所は停止されることとなりました。


 浜岡原子力発電所の建設地は、東海地震などの大規模地震の影響を受ける危険性


があり、今回の要請については賢明なご判断をされたと感じています。


今回の福島第一原子力発電所の事故からも分かるように、大地震があったときには、


原子力発電所がある地域だけでなく、大気や海流の流れによって、広範囲に、


そして長期にわたって影響が及ぶことが明確となりました。



 現在、伊勢市では、エネルギーに関する政策として、家庭用太陽光発電システムの


設置補助(2014年までに1000基の設置目標)などを進めていますが、


さらに次世代に責任を持てるエネルギー政策として、「エネルギーの地産地消」を、


さまざまな団体やエネルギー事業者、学識者の皆さんと連携して進めていきます。


また、浜岡原子力発電所の停止による対策について考えるため、市役所内に電力・エネルギー


対策本部を発足しました。


市民の皆様と共にエネルギーについて考えていきたいと思いますので、


ご協力をよろしくお願いします。

東日本大震災について@広報いせ5月号市長室より

3月11日に発生した東日本大震災において、東北・関東地方は甚大な被害を受けました。


市民や企業の皆様から多くの義援金や支援物資をいただき、本当にありがとうございます。


義援金 2434万8435円(4月13日現在)


地震が発生した当日から、伊勢市からは消防隊員が36人、伊勢病院の医師・看護師・事務職員が8人、


現地へ向かいました。 また、被災者の受け入れとして市営住宅を開放したり、食物アレルギーがある


被災した子どもたちへの物資の支援など、伊勢市が「日本人の心のふるさと」と名乗るのにふさわしい


被災地への支援に取り組んでいます。
 



そして、伊勢市でも東海・東南海地震に備え、早急な取り組みが必要です。


市では、市内の防災体制強化の取り組みとして、4月1日から防災行政無線をリニューアルしました。


これまでは拡声器だけでしたが、メールやファクスでの配信、電話での確認など、情報を提供する手段を


充実させました。木造住宅の無料耐震診断などの事業もぜひご活用ください。


 また、特に年間880万人を超える観光客の皆さんに対しても、安心・安全な体制をとるために、


伊勢商工会議所とも連携しています。



福島県における原子力発電所の震災事故については、国内外に大きな影響が発生しています。


これまで安全・安心といわれていたものが、崩れてしまいました。


そして、福島から200㎞も離れた東京都や千葉県の水道水が、


乳児の飲む基準を超えるといったことにまでつながりました。


 伊勢市内には原子力発電所はありませんが、約130㎞離れた静岡県の御前崎市に


浜岡原子力発電所があります。今回の震災事故の状況を見ますと、万が一のときには、


伊勢市にも影響があります。
 



このことについても、中部電力株式会社に対し、操業の見直しや安全の確保について申し入れを行いました。


そして、これまで国のエネルギー政策や電力会社に任せっきりで、お金さえ払えば、


電気はどれだけでも使っていいものだという意識から、消費者である市民が電気の使い方について


考え、行動していくためのプロジェクトを始めていきます。

やさしいまちづくり@広報いせ4月号市長室より

春の香りが漂ってきました。市内には、素晴らしい桜の名所がたくさんありますが、


全国的にも珍しい横輪桜も楽しみです。 それぞれの地域にある桜は、住民の皆さんが中心となって


保全をしていただいています。枝を折ったり、お花見後のごみを残さないようにしてください。


美観の観点だけでなく、自然破壊や、無駄な税金の投入にもつながります。


桜の季節を通じて、さまざまな人と出会い、言葉を掛け合えることが、とても大切だと思います。


来年は、日米桜寄贈100周年の年です。 伊勢市とも関係の深い尾崎咢堂先生が、1912年に


ワシントンに桜を贈呈したことをきっかけに、日米交流の行事が開かれています。


桜のまち、伊勢市として、国際交流を盛り上げていきたいと思います。




やさしさのあふれるまちを目指し、「伊勢市やさしさプラン」を3月議会で発表しました。


その一部をご紹介します。


 平成25年の御遷宮に向け、宇治浦田駐車場の有料化や、高齢者や障がい者の方々が安心して


観光に来ていただけるよう、準備を進めています。


すでに伊勢市駅のバリアフリー化(JR・近鉄の両ホームへのエレベーターの設置)を進めていますが、


このほかにも、宿泊施設などのバリアフリー化に対する補助、住宅・店舗改修の補助、


公共施設におけるオストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)対応型トイレや、おむつ替え・授乳コーナー、


レンタル車椅子の設置などを進めていきます。


御遷宮を機会に、伊勢市全体をリフォームできるよう、制度のご活用と、アイデアの投稿をよろしくお願いします。


 市内の小・中学生に、「みんなが暮らしやすい街づくり」についてのアイデアを募集したところ、


たくさんの提案をいただき、早速、市役所や公共施設で取り入れさせていただきました。 


皆さんも、伊勢市を見直し、暮らしやすい街づくりにご参加ください。





4月から、市役所に「こども家庭相談センター」を設置し、子育てや家庭に関する相談を


していただけるようにします。  


同じフロアには、今までは無かった授乳スペースも設置しますので、どうぞご利用ください。


「市民の声」に、皆さんの声をぜひ届けてください。みんなですてきな街づくりをしましょう!

お買い物は伊勢市内で@広報いせ3月号市長室より。

少子化・高齢化・人口減少という、今まで日本が経験しなかった新しい時代を迎えます。


年金や介護、地域医療などの社会保障面で大きな佳境を迎えますが、


この大きな波に挑戦していくことが私たちの使命です。


伊勢市においても、20年後には人口が約14%減少し、65歳以上の高齢者が約33%を占める見込みです。


これからは、高齢者の方々に元気で暮らしていただけるために、健康づくりの対策と仕組みづくりが


必要となりますが、特に、地域医療と介護基盤の充実が必要と考えています。
 



また、観光客の方々も高齢化が進むと考えられ、高齢者や障がいのある方々にとって、


安心して訪れていただける体制を整備していきたいと考えています。


 地域医療や福祉を支えるためには、財源確保と地域経済の活性化が必要です。


昨年12月の有効求人倍率は、全国平均0・57倍、三重県内0・61倍、伊勢管内0・79倍と、


全国や三重県の平均から見ても状況が改善されてきました。


これは、企業の皆様のご努力と、880万人を超える過去最高の観光客が


伊勢市を訪れていただいたことが影響していると考えます。


市としても、緊急雇用対策を含め、地域経済の活性化に力を入れていきます。


財源確保と地域経済の活性化には、市も全力を挙げていきますが、市民の皆さんのご協力も必要です。


例えば、買い物をしたときにかかる消費税5%のうち1%は、地方消費税として県の収入となり、


それを人口などで按分して市町の収入となります。また、市内の消費が増えると、法人市民税などが増えます。


また、たばこ税の一部は購入した地域に納められますので、市内で買うと1箱(410円の場合)


当たり92・36円、市の税収増になります。平成21年度の市たばこ税収は約6億円ですから、


1%増えるだけでも600万円増える計算になります。 お金を使うとき、「伊勢市内で」という気持ちを


もっていただくことで、地域経済の活性化から税収の増加、市民サービスの向上にも発展します。





ぜひ、「お買い物は伊勢市内で!」

2011年6月30日木曜日




「壁を乗り越える男」沼津市にあるクレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館



6月20日からはじまった定例市議会。 


本日で議案と一般質問が終了しました。


今回は東日本大震災のこともあって、伊勢市の防災対策についての質問が多くありました。


あれもこれも、すべてのニーズに応えるには限界がありますが、


出来る限りの対策を打っていきたいと思います。


ただ、家庭、地域でできることのご準備も必要です。


避難する逃げ道や、備蓄物資の確認など日頃からの対策を忘れずにお願いします。



また広報いせなどで、節電方法のご紹介もさせていただきました。


エアコンやテレビなどの消費電力を節約することも十分に大切なことですが、


子どもたちや、お年寄りがいる家庭では、まずは体調管理を最優先してください。


たしか、数年前にヨーロッパを襲った熱波では、高齢者がたくさん亡くなりました。


無理をせずに、できる範囲で。

2011年6月21日火曜日




「厚生学区ふれあい昼食会」で厚生小学校へ。 写真は2階部分のグリーンカーテンです。 ずいぶんと広がってきました。



昼食会では、3年生の子どもたちと地域のおじいちゃん、おばあちゃん、民生・児童委員さんたちと給食を一緒に頂きました。



少子高齢化から笑子幸齢化のまちづくりに進むコンセプトのど真ん中の催しで、幸せな気持ちにしていただきました。  本当にありがとうございました。






先日、中日新聞の報道で、平成17年の市町村合併のときに決めた課長級以上の職員給与3%削減が実施されていないとありました。


市民の方から、お問い合わせもあったようですが、記事だけでは伝わらない部分がありますので、市町村合併してから、現在の伊勢市役所の人件費削減の状況のみ補足をします。


(消防、病院、広域行政を除いたものですが、)


平成18年当時、約1670名:人件費総額約86億円 から 

平成23年現在、約1500名:約70億円



と、5年間で約16億円、20%の人件費が削減されています。累積では20億円以上にはなると思います。

また全国や県内他市で導入された地域手当というものも、伊勢市では0%という状況です。



もちろん現在進めている行財政改革でも、市役所の仕事の民間委託や廃止などスリム化を進めていますが、さらに地方公務員の給与の指標となっている人事院勧告も、自治体ごとに決めていくことが議論されていて、これまで以上のコスト管理が必要となっています。


市町村合併から5年が経ち、今回のことも含めて、検証が必要となっていることは明らかですので、議会や市民の皆さんとも意見を交わしていきたいと思います。

2011年6月12日日曜日




久々に一日のオフとなったので、東京県人会のKさんから教えて頂いた、医療や薬の神様がいらっしゃるという奈良の大神神社へ。 被災された方々へのお祈りと、これから伊勢病院や地域医療に力を入れていく為のご挨拶。





高齢化社会に向けて、大神神社や長谷寺など、バリアフリー化がかなりの急ピッチで進められていました。 伊勢市もバリアフリー観光都市としてがんばります。


あと戦艦大和もお祭りしている大和神社、天照大御神の弟神でもある素盞嗚(すさのお)神社へも、お参りに行ってきました。 


奈良県の桜井〜天理〜奈良にある山辺の道周辺は、天照大御神さんの足跡が多く残っていて、宮司さんも皇學館大学の卒業生の方が多くいらっしゃいました。


平成25年のご遷宮は伊勢市民はもちろんのこと、全国の神社庁の方々から絶大なご支援を頂いていますので、みなさんの気持ちをしっかりと受け止めていきたいと思います。

2011年6月10日金曜日

明日6月11日(土)第7回日本観光交流・伊勢会議(主催:伊勢市観光協会)があります。 


観光庁長官の溝畑さんの講演がありますので、ぜひお越しください。 


第二部では商工会議所の上島会頭さんたちとパネルディスカッションで参加もします。


◎第一部 基調講演 講師 観光庁長官 溝畑 宏様

◎テーマ【観光立国に向けた地域づくり戦略について】

◎時間:15:00~16:30

◎第二部 観光セミナー

◎時間:16:40~18:10

◎場所:いせ市民活動センター2F

◎座数:200名(先着順)※予約は必要ありません。

◎料金:無料

◎問合せ:社団法人 伊勢市観光協会 0596-28-3705




また明日の伊勢市駅前は脱原発のパレードや人力車の山田君のオープニングといろいろ盛り沢山です。


その内「ええじゃないか」のお札まで降ってきそうなムードです。



虫歯のように欠けている宇治山田港湾の突堤


先日、3月11日の津波で被害を受けた今一色町のアサリ漁場へ。 


東北ほど、大きな被害を受けてはいませんが、三重県内で約40億円の被害がありました。





伊勢市ではノリ網がズタズタになってしまったことと、アサリの漁場が津波に引っ張られてしまいました。


港湾は、三重県の管理でもあるので、アサリ漁場復旧の要望を出しています。


地元の大切な産業のひとつですので、少しでも早い復旧の要望を続けていきます。


3月11日から、まもなく3ヶ月。 あっという間の時間が過ぎています。


今週は全国市長会、青年市長会などが開催され、それにあわせて上京し、


様々な方々と意見交換をしてきました。


南相馬市の桜井市長さん、陸前高田市の戸羽市長さん、、、


被災地を代表する方々からもお話を聞かせていただきました。


ご自身も被災されている中、住民の生命を守り、復旧にご尽力いただいている姿に


自分自身を重ね合わせ、この地域の災害対策に力を入れていきたいと思います。




現在、市民懇談会で多くご意見を頂いているのが、津波が来た場合の想定、


そして避難のあり方ですが、津波の想定については、国、県から新たなハザードマップの作成を


取り掛かっていただいていますが、東海、東南海地震は、今日明日来るかもしれない待ったなしの状況です。


避難所の見直し、そして新しい避難経路と避難所については、鋭意努力をしています。


また何度もお知らせを続けていますが、


4月1日から防災行政無線の新機能「メール&ファックス配信」がスタートしました。


現在約3,000人の登録がありますが、ぜひ職場や家庭でも、登録の拡大をお願いします。

2011年5月29日日曜日




花植えコンテストの入賞作品です。






昨夜、ジャーナリストの岩上安身さんとのトークライブがありました。




ゲストとして、参加しましたが、たくさんの方がお越しいただきました。




主催者、来場者の方々に感謝申し上げます。






60分の岩上さんの講演では、東日本大震災で発生した東京電力福島原子力発電所の状況から




政府の対応、原子力にかかわるお金の話。(原子力発電は本当に安いの?)




また実際に復旧作業をされている方のお話など。




その後、対談をさせていただきました。






今後のエネルギー政策を考えるなかで、日本の将来人口の予測がどうなるか問題提起をしました。




伊勢市の人口予測として、20年後に13万4千人から11万5千人に減少します。




例えば、子どもたちの人口の変化を紹介しますと、60~65才の団塊世代の方々が




小中学生のときは8000人ぐらいいましたが、現在は約2800人と大きく変化しています。




そのときに、ピーク時と現在の教育環境が同じでよいのか?といった議論が必要となります。




そして、日本の人口を見ると、2000年に1億2千万人いた人口が、2050年には9000万人と




30%の減少予測がされています。




もちろん高齢化もありますから、生活や消費活動が大きく変化します。




となると、エネルギーの必要量にも大きく変化が生じます。




そういったことを踏まえて、人口構造に見合ったインフラ(電気、ガス、道路、水道、、、)の適正化、




そしてコンパクトシティの構築により、エネルギーはもちろんのこと、行政コストのロスが少ない




まちづくりが実現できると思います。





そして、太陽光発電を中心とした【エネルギーの地産地消】から、



伊勢市の未来の姿として、【医・食(職)・住・財・エネルギー】の自立を



目指していきたいと考えています。








☆防災行政無線(ラッパ放送)の新機能(メール、ファックス配信)のご案内。 登録をお願いします。


http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299134868595&SiteID=0000000000000&FP=topics

2011年5月21日土曜日






来週、フリージャーナリストの岩上安見さんのトークライブに参加します。


お誘い合わせの上、ご参加ください。 



日時:5月28日(土)開場18:30開演19:00(~21:00)


場所:いせシティプラザ2F多目的ホール伊勢市岩渕1−2−29 


☎(0596)20−4385


前売:1000円/当日:1300円(200人限定)


販売:ベジレストラン喜心さん、アジアン雑貨シャンバラさん、


主催:3・11を考える会(伊勢)


問い合わせ先:090-9904-6688(宮崎)

2011年5月19日木曜日






海上アクセス事業のターミナル施設跡地





5月11日、海上アクセス事業調査委員会の樹神委員長(三重大学)から、





この事業が失敗となった原因についての調査検証の報告がありました。





報告内容として





1.当時の市役所が船舶の運行事業者に対して信用調査を実施していなかったこと



2.事業の採算性について、運行事業者にまかせっきりとなっていたこと



3.事業の進捗にあわせたリスクマネジメントが行われていなかったこと



4.事業の成果よりも事業の進捗スピードを優先しすぎたこと





などがあげられました。





平成18年12月の補正予算から、5年近い時間と税金を費やしてしまいました。





これまでの時間と税金、そして、今回の調査検証の報告を、無駄にしないように





職員に徹底させ、行政の運営に取り組んでいきます。

2011年5月7日土曜日










管首相が浜岡原子力発電所の停止要請をされました。


安全が確保されるまでという条件付きの内容ですが、賢明なご判断に感謝をしたいと思っています。


そして、何よりも、福島にいる子どもたちの安全を確保できればと考えています。




昨日は、丁度、長野県飯田市にある「メガソーラーいいだ」の施設見学でした。


次世代エネルギーの優等生でもある太陽光発電の取組みについて勉強させて頂きました。



今回、視察したメガソーラーは飯田市が土地を提供し、施設の建設・運営を


中部電力が実施されているもので、これで300世帯分の電気を賄えるそうです。


また初期投資が高い家庭用の太陽光発電についても、金融機関と行政とファンドの


恊働により、設置しやすい環境整備がされていたりと、学ぶ所がたくさんありました。



まだまだ小水力発電や風力などありますが、産官学でプロジェクトを立ち上げて、


新しいエネルギー政策を仕掛けていきたいと思います。




政治もエネルギーも、もちろん食べるものも一極に集中すると


壊れた時のリスクが大きすぎますね。


この震災で学ぶことが出来た大きな糧と思います。



これを次世代に活かせるように、がんばりましょう。 日本。

2011年4月23日土曜日














21日から危機管理課職員2名と被災地(仙台市、塩竈市、名取市、多賀城市、福島市)へ。 


今後の被災地支援と、伊勢市での防災対策のため。




至る所で、生と死が混在した地震と大津波の傷痕。


出会う人々から聞かせて頂いたことを想像しながら、手を合わしてきました。


津波でのみ込まれたある町の一角には、小さな赤いランドセルと花束がお供えされていました。


ある避難所では、子どもたちが駆け寄って、とにかく笑顔をいっぱいぶつけてくれました。


肩車をしていた男の子から、お父さんと2人で車の中で生活をしていた話を聞かせてくれました。


すでにのべ50名近い職員が現地に入っていますが、さらに現地への支援と、伊勢の防災対策に取り組みます。






被災地の子どもたちが、安心して暮らせることができるように、心よりお祈りします。


ONE LOVE




中部電力さんへ申入れ。


浜岡原子力発電所の停止の申入れについて、北海道から四国、九州まで、


たくさんのご意見をいただきました。 ありがとうございます。


本来なら、お返事をしなければならないところですが、


日常業務の他、被災地への支援なども業務が増えて、失礼をしています。


ただ、みなさんから頂いたメールやお手紙はすべて読んでいます。


そして、反対のご意見の多くにあった原子力発電に替わる代替エネルギーについても


プロジェクトを立ち上げていきますので、みなさんのご協力もよろしくお願いします。





福島をはじめとする被災地の子どもたちが、安心して暮らせることができるように、心よりお祈りします。


ONE LOVE.

2011年4月7日木曜日

復興に向けて。

被災地への物資、義援金の支援、本当にありがとうございます。


福島原子力発電所は予断を許さない状況ですが、東北方面への交通網も回復してきたようで、


これから復興への第一歩がはじまろうとしています。


伊勢の長い歴史の中でも、宮城県の塩竃市とも深いかかわりがあり、


東北地方から伊勢神宮への参拝される方々もたくさんいらっしゃいました。 


「日本の心のふるさと 伊勢」この名前に恥じないように、あらためて復興への支援と、


我が町の防災体制を再構築していきます。


数日前から、現地での復興支援に市役所職員の出向を募ったところ、20名を超える応募がありました。


昨年の退職職員が54名、新採職員7名という人員削減真っ只中の中での出向となります。


市民サービスに影響の無いよう、市役所一丸となって、取り組んでいきます。




【第59回神宮奉納花火大会について】

何かと自粛ムードに包まれていますが、復興祈願の意味をこめて、予定通り花火大会を実施することに決まりました。


他のイベントについても、できる限り実施をしていきたいと思いますし、行事の中で義援金を募集するなど、復興活動の支援をしていきますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。




【もしも、~がいたら】


車の免許を取るときに、よく聞かされた危機管理の言葉ですが、今回の震災を通じて、あらためて、この町の「もしも、~だったら」を見直すように指示をしました。




「もしも、伊勢市に30m級の津波が来たら。」


「もしも、ゲリラ豪雨で勢田川があふれかえったら。」


「もしも、参拝者の多いお正月に大震災が起こったら。」


「もしも、浜岡原子力発電所で事故が起こったら。」


「もしも、鳥インフルエンザが発生したら。」



これまでも危機管理体制については、防災対策マニュアルや、津波・土砂災害のハザードマップの作成と配布をしてきましたが、抜本的に見直します。


また伊勢商工会議所さんとも連携をして、伊勢市の危機管理体制の強化を進めます。





【防災行政無線のバージョンアップ】


4月1日から、防災行政無線(いわゆるラッパ放送です。)のシステムが新しくなります。 


これまでのラッパ放送に加えて、下記のシステムがバージョンアップしました。


登録制になりますが、

(1)パソコンや携帯電話へのメール配信

(2)ファックス配信

(3)放送内容の電話での確認

(4)現在はドコモ限定ですが、自動メール配信



防災みえの情報もかねて、ご登録をお願いします。 単身赴任で伊勢を離れている方、年配のご両親を伊勢に残されている方にもご登録いただければと思います。

2011年3月25日金曜日

【中部電力さんに対する要望表明後】

浜岡原子力発電所の停止と新規建設の撤回についての表明をしたところ、市役所には17名の方から賛成6名と反対11名のご意見が市役所に届けられました。 





主にメールと電話でしたが、電話で市役所の職員が受けて「原子力発電所の停止ではなく、市長業務を停止せよ」などなど。えらく罵倒されたこともあったようで、この点については、申し訳なかったと思っています。





表明について反対の方の意見は、今、原子力発電所を止めた場合のデメリットとして、経済活動が回らないこと。 被災地支援に影響が出るのではないか、という2点があげられました。





賛成の方からは、地震が発生した場合の安全性について疑問があるとのこと。(ここでは割愛しますが、詳しく研究されている方もいらっしゃいました。) 



そして、賛成と言って頂いた6名の内、4名が三重県外(静岡県、東京都、山口県、愛知県)の方で、中には、他県の電力会社に勤めている息子さんが、原子力はNGと言っているから。という方もいらっしゃいました。 





これまで国策として進めてきたものなので、賛否はあって当然ですが、福島の件で、安全性の基準が崩れ落ちてしまいました。





福島から200kmも離れた東京都にまで影響があることを考えれば、浜岡~伊勢市の100kmに影響があって当然で、原発が建てられている地域自治体だけの問題ではありません。 







【伊勢のエネルギー政策:太陽光発電】

伊勢市の環境基本計画では2014年度までに太陽光発電の設置件数を1000件の目標としています。 2010年では40件、2011年では80件の設置と、生産コストが安価になっていることや、売電価格の変化により設置件数も増加しています。





しかし、まだ費用対効果や事業所や公共施設向けの取組みについて課題がありますので、市役所内でも、この町のエネルギー政策のひとつとして太陽光発電について、さらにスピードを加速させるように協議を始めました。  




また1996年から家庭に太陽光発電を設置している方から15年間のレポートを頂きました。 それによると、家庭内で使う電力の30%が太陽光発電でまかなえているということ。 





中部電力さんのお話だと、原子力発電に頼っている電力は約18%程度。 現在でも、余剰電力を東京電力に送電していただいていますし、家庭用電力については、太陽光発電やガス発電などでフォローが可能と思われます。







【最後に。】

今回の東京電力にも大きな問題がありますが、エネルギー政策を進めてきた政治・行政、そして、それを良しとして支援、もしくは黙認してきた国民にも責任はあります。




国民がそれぞれの地域でエネルギーをどのようにしていくことが良いのか、対立や運動、闘争を避けて、議論のテーブルをつくることが大切ではないでしょうか?

2011年3月23日水曜日

3月11日の震災が発生してから、気がつけば10日以上も経っていました。


義援金の申し出、支援物資のご協力を日々いただいています。


本当にありがとうございます。


伊勢市から救援に向かっていた消防職員36名はみな無事に帰ってきてくれました。


被災者の方々に対する市営住宅への問い合わせも、増えてきていますが、


故郷を捨ててまで、仕事をどうするか、という思いもあるようです。


また避難場所への告知手段、交通手段の確保など、課題も見えてきました。


松阪の山中市長にも声をかけていますが、このあたりも整理をしていきます。


これからも「日本の心のふるさと」と、伊勢が名乗れるよう、


しっかりと支援をしていきたいと考えています。





そして伊勢市における防災体制の抜本的な見直しも指示をしました。


今日も神社小学校で市民の方とお話をしていると、


まだまだ避難所のあり方について、課題がたくさんあります。


自然の脅威にどう対応していくか、絶対的な答えは難しいことですが、


ひとつひとつ、今回の教訓を糧にしていきたいと思います。


当然のことですが、行政だけでまかないきれるものではありません。


市内の危機管理対策について、商工会議所の上島会頭とも相互協力をしていく確認をしました。


伊勢市がひとつとなった対策を打っていきたいと思いますので、


市民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。






最後にご案内です。


これから被災地の支援にあたっては、災害ボランティアの存在が大切となってきます。


みえ災害ボランティア支援センターさんの方で、ボランティアの派遣の準備が進んできているようですので、ぜひご活用ください。


また災害ボランティアを実施していく為に支援金も必要となってきます。 こちらもご協力をよろしくお願いします。

2011年3月18日金曜日

伊勢市では、次のとおり救援物資の受付を行います。  提供いただきました救援物資につきましては、三重県を通じ被災地の宮城県等へ送ります。ご協力をよろしくお願い申し上げます。


《受付期間》
 3月19日(土)から3月31日(木)まで(土・日・祝日含)


《受付場所・時間》
 ●伊勢志摩広域防災拠点(三重県営サンアリーナ南側・高台)  ※周辺地図
   時間:午前10時~午後3時
 ●ぎゅーとら 二見店・神田久志本店・藤里店・ハイジー店・明和店
   時間:営業時間内(営業時間は店舗により異なります)


《受入品目》 新品または未使用で梱包(包装)してあるものに限ります
 
保存食(賞味期限3ヶ月以上)、粉ミルク、生理用品
 おむつ(小児用・大人用共)、尿取りパッド、トイレットペーパー
 ボックスティッシュ、ウエットティッシュ、使い捨てカイロ
 乾電池、タオル(バスタオル含む)、石けん
 ※上記以外の品目については、申し訳ありませんが、お受けすることができません。



《お願い》
 (1)品目別に分けてお持ちください。
 (2)受付場所までは各自でお持ちください。
 (3)郵送による提供はご遠慮ください。

2011年3月17日木曜日

(1)義援金の募集

伊勢市では、被災者救援のため以下の場所に募金箱を設置し、義援金を募集しています。

○場所:伊勢市役所本館 1階ロビー ・各総合支所 ・各支所・伊勢総合病院 1階総合案内・健診センター1階受付 ・生涯学習センターいせトピア
 

皆様からお寄せいただいた義援金は、日本赤十字社を通して被災された方々にお届けいたします。皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。



2)災害ボランティア活動支援金・義援金の募集

 いせ市民活動センターでは、ボランティア活動支援金・義援金の募金を募集しています。

○募金場所:いせ市民活動センター南館(パルティいせ)1階受付・適宣イベントにてチャリティー活動

○目標金額  800万円

○募集期間  平成24年3月31日までの1年間を予定(適宣延長)   

○使い方    
①支援金:募金額の1/2の額を現地で復興支援を行うボランティア活動団体等に寄付
②義援金:募金額の1/2の額を日赤に義援金として寄付     

 ○お問合せ先 いせ市民活動センター 担当 浦田、酒徳
電話 0596-20-4385  FAX 0596-20-4386  
E-Mail skc@e-ise.net

※三重県内の支援についての情報はこちらから→  三重防災ボランティア支援センター


(3)被災者に対する市営住宅の提供について

東北地方太平洋沖地震等の被災者の方々に市営住宅の空き住戸の提供を行います。

○提供戸数:20戸

○使用形態:一時入居(目的外使用)による措置

○入居資格:東北地方太平洋沖地震等により住宅が滅失した被災者等

○使用期間:1年間以内

○使用料:無償

○敷金:免除

○受付開始日:平成23年3月16日(水)

○受付窓口:伊勢市都市整備部建築住宅課
 電話:0596-21-5596・5597  メール:kentiku@city.ise.mie.jp

○手続きに必要なもの:住所・本人確認ができる資料(自動車運転免許証、健康保険証等)、印鑑※手続きに必要な書類等がそろえられない方につきましては、事情をお聞きして臨機応変に対応いたします。


(4)震災孤児、保護が必要な母子家庭の受入れについて

震災孤児となった子どもや、保護を必要とする母子、保護者と離れて避難所にいる子ども等の被災者の方々を児童福祉施設へ受け入れます。

○受入先児童福祉施設 ・児童養護施設 精華学院(児童のみ) ・児童養護施設 天理教三重互助園(児童のみ) ・母子生活支援施設(母子のみ)

○受付窓口 ・伊勢市健康福祉部こども課

○受入に必要なもの ・住所、本人確認ができる資料(自動車運転免許証、健康保険証等)※必要な資料がない方につきましては、事情をお聞きして臨機応変に対応いたします。

○お問い合わせ健康福祉部 こども課
電話:0596-21-5561 電子メール:kodomo@city.ise.mie.jp


伊勢市における災害支援
・緊急消防援助隊三重県部隊として、伊勢市消防本部より、救助部隊、消火部隊、後方支援部隊を宮城県仙台市に派遣・市の備蓄物資(毛布、食糧等)の搬出準備完了(要請待ち)・給水タンク、下水道被害状況調査の派遣体制完了(要請待ち)・医師、看護師派遣体制完了(要請待ち)・建築物応急危険度判定士の派遣体制完了 (要請待ち)

2011年3月14日月曜日

東北・関東大震災の対応について

被災者の皆様にはお見舞いを申し上げます。 


また市民の皆様から被災地への支援の方法について、お問い合わせをいただき、深く感謝を申し上げます。 


義援金の募集を伊勢市役所本庁1Fにて開始しますので、ご協力をお願いします。


また個人からの物資の支援については、現地の混乱を招く恐れがあるため(交通、供給、管理等)、受け付けていません。





【東北・関東大震災義援金の募集について】


○募金箱の設置:伊勢市役所本館1階ロビーに募金箱を設置し、市民の皆様や職員から義援金を募集します。 


また準備が整い次第、各総合支所、各支所にも設置予定です。


○募集期間:3月14日~/終わる時期は現時点では未定です。


○募金の送付:義援金は日本赤十字社を通じて、被災者の方々へ送ります。


○個人からの救援物資については、被災地のニーズを正確につかむことが困難であり、現地で混乱を招く恐れがあるため、受け付けておりません。




【伊勢市における災害支援】


○消防職員の派遣:三重県下29の消防本部から救援、現地での活動をしています。 伊勢市消防本部からはコンビナート火災、宮城県仙台市へ12名、消火、救急活動にむかっており、第二陣も出動しています。 また給水車両の出動も準備をしています。


○三重県DMAT医療チーム(災害時派遣医療チーム)として、伊勢病院から医師、看護師の派遣を準備。


○物資の支援:食料、飲料水、毛布の送付。



【伊勢市内における被害状況】


○大淀漁港で船舶2隻転覆。 人的被害は無し。 3月12日の午後沈潜の引き上げ終了。


○今一色のノリ網の被害 7000枚。 概算被害金額7000万円。

2011年3月10日木曜日



ここ数日は、3月議会の予算委員会でした。


宇治浦田駐車場の有料化をはじめとした新規事業での議論が活発となってきています。



写真は、海上アクセス事業で建設されたターミナル施設の解体現場。


平成18年12月から5年もかかった長い闘いの終焉。


これまでに当事業にご協力いただいた皆様に感謝すると共に、


このような計画が起こらないように、三重大学の教授陣を中心とした


海上アクセス事業の第三者検証委員会が立ち上がっています。


そして「稼ぐ市役所」ということで、全国の方々から「ふるさと納税」、


広報いせ、ゴミ袋、パッカー車、などの「広告事業」、


使っていない「土地の売却」もドンドンと進んでいて、


あと1~2年もあれば、海上アクセスのムダ遣い分は「稼ぐ」ことができそうです。






新年度を前に、脇を締めて、がんばります。

2011年3月6日日曜日





こんばんは。 昨日のワクチン接種一時中止については、健康福祉部から各医療機関へ、調査結果が出るまでは中断して頂くように連絡をさせて頂きました。



昨日は、アイルランドの大使をお招きして「セントパトリックスデーパレード」理学療法士を育成して頂いている「伊勢志摩リハビリテーション専門学校卒業式」伊勢の木遣り衆を中心とした「伊勢轟曳会」。



今日は「聴覚障がい者協会の手話劇コンクール」、「宮川フォーラム2011」と、イベントが中心の週末でしたが、3時間だけ、プライベートの時間が出来たので、家族で御薗町の臥竜梅を見に行ってきました。



梅林は6~7分咲きでしたが、公園一帯に甘い香りがして、またたくさんの鶯が蜜をついばみにやってきていました。



臥竜梅は1000年以上も前に、菅原道真公が冤罪で島流しにあった時に、現役復帰の祈願を伊勢神宮にお願いをし、その意味を込めて、梅を植えてもらったそうです。





2月末から伊勢市議会がはじまって、来年度の予算(税金の使い方)に対する議論が進んでいます。 特にこの議会から行政から議会に質問が出来る「反問権」の試行もあり、議会の活性化に期待が出来ます。

2011年3月5日土曜日

小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン接種一時中止について。

小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの接種後に子どもが亡くなったニュースがありました。


この件について、厚生労働省より、ワクチン接種と亡くなった原因との関係を調査するため、


ワクチン接種の一時見合わせが決まったようです。


保護者、医療関係者の皆様はご承知頂くようお願いします。


また、その後の状況が分かり次第、広報などにおいて連絡をします。





厚生労働省のHPより。


【小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて】


小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含む、ワクチン同時接種後の死亡例が、3月2日から本日までに4例報告されました。(概要は別添)



ワクチン接種と死亡との因果関係は、報告医によればいずれも評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施しています。



このような状況から、「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)」及び「ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)」については、因果関係の評価を実施するまでの間、念のため、接種を一時的に見合わせることとし、自治体及び関係製造販売業者に連絡しました。



なお、今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価は、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を、早急に合同で開催し、詳細な検討を実施する予定です。

2011年2月25日金曜日

2月25日(金)

3月議会前に連日慌ただしい日々を過ごしています。 昨日、今日と伊勢市の子どもたちの素晴らしさに出会いました。 


ブログのタイトルも【子どもたちと作る「やさしいまち伊勢市」支援事業】で市長賞となった作文のタイトルから。


感動その1:明倫幼稚園の男の子の描いた絵がルーブル美術館に展示されることになったこと。


感動その2:やさしいまち伊勢市発見大賞:バリアフリー化に向けて、作文や川柳、アイデアを500点以上も提案してくれたこと。 すでに、いせトピアのエレベーターで提案を実現しました。


感動その3:厚生中学校の生徒会のみんなが伊勢市に福祉の為にアルミ缶を集めて4万円ものお金を寄付をしてくれたこと。 (これまでに40万円を超える寄付となり、障がい者施設の器具を購入させて頂いています)



3月議会に政策プロジェクトをまとめた「やさしさプラン」を提案しました。 少子化、高齢化社会を迎えて、伊勢市をやさしさいっぱいの町とする為のプロジェクトです。


特に核家族が中心となる中で、子どもから大人まで、それぞれが思いやりを持ってまちづくりを進めていくことが出来ればと考えています。


そして団塊の世代が介護を受ける年齢となる頃には、介護施設で働く人手も現在の倍以上必要となってくるデータもあります。 


将来に向けて老人介護で働ける人材育成、それに加えて、福祉と観光の両面を備えたバリアフリー観光にも着手をしていきます。

2011年2月14日月曜日

2月14日(月)


昨日は東京から帰ってきた後、


伊勢市議会の「会派・創造」さんが企画してくれた財政の勉強会。


講師は吉田寛先生(千葉商科大学大学院教授/公認会計士)


「会計」の言葉の歴史(元々は紀元前の中国の言葉だそうです。)から、


現代の行政の会計制度の問題点を、かなり突っ込んでお話し頂きました。


目から鱗なお話ばかりでしたが、「市役所の家計簿の見える化」について


さらに良いヒントをいただきました。






「子どもたちにツケを残さない」


家庭の中では、あたりまえのことと思うのですが、国全体となると、


なかなか簡単にはいっていないのが現状です。


国の財政の議論は控えますが、伊勢市の収入を増やすこと&支出を抑えること。


そして市役所の家計簿をしっかりと作り直すことで、健全なまちを作っていきたいと思います。



あまり派手なことではありませんが、「伊勢市役所の見える化」もコツコツと進んできました。


・将来の町別の人口が分かること=税金の収入と支出の予測、それに対する対策。

・広報いせに仕事の費用を掲載していること=職員の税金に対する緊張感と市民が税金の使い方をチェックしやすいように。

・ミーティングタイマー=職員が税金で仕事をしていることを自覚。仕事の効率化へ。

・市民の声を市役所に掲出=市民の声を共有化。

・電話アンケート=市民の声を数値化&世代、地域別に。





会計制度の勉強会の後、夕食と休憩をとって、農業や漁業の成功体験の勉強会。


ちょっと疲れが、、、と思っていましたが、勉強会に出ていた皆さんの元気をいただいて、復活。


たくさんの気づきを頂いた一日でした。



また雪が積もっています。 


今晩、明日と、車の運転などご注意ください。

2011年2月13日日曜日

2月13日(日)

連休中ももちろん仕事で、四日市、名古屋、東京都と、地域医療から観光政策、、、。


北上しながらいろいろと打ち合わせに。  


東京では伊勢志摩ふるさと交流会の三浦会長、田中副会長にご尽力を頂きました。 


東京大学岩本教授をはじめ、中央でご活躍している医療、経済界関係者の方々から、


伊勢志摩地域の医療についてご意見をいただきました。


全国で総合病院を含む地域医療のあり方が課題となってきています。


現在、伊勢市の救急搬送時間は、日赤病院のご尽力もあり27分台とトップクラスをキープしています。


ちなみに都道府県で救急搬送時間のトップは福岡県で26分台です。


これから住民も観光客も高齢者が増えていく中、地域医療は、まちづくりの中でも


大きなコンテンツとなることは間違いありません。


今回頂いたご意見を再度整理し、伊勢病院、地域医療に反映していきたいと思います。

2011年2月10日木曜日

2月10日(木)

今日は早めに起きて、散歩もかねて神宮参拝。  五十鈴川のせせらぎ、野鳥の鳴き声、しんとした空気、、、やっぱり、朝一番の参拝がすがすがしく、気持ちよいです。


昨日は朝から夜まで、みっちりと打ち合わせが続きました。 夜には明倫地区の皆さんとの市民懇談会。 1時間の予定が延長するぐらい充実したものとなりました。


明倫地区のみなさんの地域活動は非常に幅広く、子どもたちやお年寄りの見守り、外宮参道の清掃、防災、防犯と、地域を支えていただいています。


意見交換の内容としては、国際観光都市としてのあり方、地区みらい会議の方向性や、少子高齢化への課題、政治に対する哲学から、お墓の問題、、、たくさんのお話がありました。


これからのまちづくりには市民の方との協働は欠かせません。 また諸課題を解決していくには、現実的にお金も必要となってきます。


地域コミュニティの再生、地域の活性化、財政基盤の確立等々、、、20年後の将来を見ながら、今できることをしっかりと。


先日、市有地の土地売却でうれしい報告がありました。 昨年8500万円分の収益がありましたが、今年、すでに6000万円を越える見込みとのこと。


ご購入いただいている皆様、本当にありがとうございます。 またクレジットカードでのふるさと納税もご利用が増えています。 またこちらもご利用をお願いします。

2011年2月9日水曜日

昨日は三重県市長会で鈴鹿市の椿大社へ。  


普段は津市内で会議をしていますが、今年の会長さんが鈴鹿市長さんということで椿大社の会議室をお借りしました。


椿大社は伊勢の猿田彦神社と同じように、サルタヒコさん、アメノウズメノミコトさんをお奉りされていて、以前から一度お参りしてみたかった神社でした。


会議は、市長会の来年度予算、救急消防無線のデジタル化、軽自動車税の取り扱い、、、など20件近い議題でした。


その後、鈴鹿市の地域ブランド戦略の取組みの紹介がありました。食のブランド化と、その技術を知的財産と認識し、椿こんにゃくや味噌、たまりなどの商品開発に取り組んで頂いているようです。



昨夜は、すこし雨が降ったようです。 ずっと乾燥していて火事も多かったので、ちょっと一安心です。 

2011年2月8日火曜日

2月8日(火)

4月の統一地方選挙では、三重県知事、県議会議員選挙が実施される。 新年が明けた頃、県議選は無投票のままか、と思っていたが、新人の立候補により選挙が行われる様子。 


先週末、愛知県知事選挙と名古屋市長選挙が行われ、予想以上の結果が出た。 独裁政治であるとか、大衆迎合であるとか、そういった批判もあるが、そんなことよりも与野党の政党が地方選挙に参加することの意味合いが、ずいぶんと変わってきた様子が感じられる。


選挙に出る政治家の立場からすると、政党の公認なり、推薦、支援などのサポートがあった方が有利となる場合もあるが、市民(有権者)の立場からすると、どういったメリットがあるのだろう?


政党政治と地方選挙の関係性について、それぞれの立場からのメリット・デメリットをもうちょっと考えてみたい。 




2011年2月7日月曜日

2月7日(月) 

今日、産業建設委員協議会があり、来年度の政策となるものを中心に9件の議題を議論して頂きました。 特に、下の3つは地域経済の活性化のためにも積極的に取り組んでいきます。


◎宿泊施設のバリアフリー化補助事業:伊勢市内の宿泊施設のバリアフリー化を促進する上限400万円の補助事業。 高齢化社会の観光地政策として。

◎住居&店舗リフォーム補助事業:こちらは上限20万円までのリフォーム補助。 

◎サンアリーナ周辺フットボール場事業:JFA公認の人工芝サッカー場を官民共同で整備します。 スポーツ観光の誘致を進めていきます。




獲れたて?の鹿肉を頂きました。 刺身はやわらかく、野性味たっぷりの味わいで、火を通すと、脂身が少なくしっかりした食感でした。 






2月7日(月) 

今日、産業建設委員協議会があり、来年度の政策となるものを中心に9件の議題を議論して頂きました。 特に、下の3つは地域経済の活性化のためにも積極的に取り組んでいきます。


◎宿泊施設のバリアフリー化補助事業:伊勢市内の宿泊施設のバリアフリー化を促進する上限400万円の補助事業。 高齢化社会の観光地政策として。

◎住居&店舗リフォーム補助事業:こちらは上限20万円までのリフォーム補助。 

◎サンアリーナ周辺フットボール場事業:JFA公認の人工芝サッカー場を官民共同で整備します。 スポーツ観光の誘致を進めていきます。




獲れたて?の鹿肉を頂きました。 刺身はやわらかく、野性味たっぷりの味わいで、火を通すと、脂身が少なくしっかりした食感でした。 



2011年2月5日土曜日

いつもありがとうございます。


新年が明けてから一ヶ月間、ブログを書く暇もないスケジュールでした。 


来年度の予算、人事、組織の見直しと毎日が会議の連続。


20年後の伊勢市に向かって。 この地域が自立と繁栄できるように。




伊勢市長 鈴木健一



2011年1月8日土曜日





1月5日(水)

【市場の初せり】

早朝5時から、伊勢市の食卓の拠点でもある伊勢志摩卸売市場の初せり。 魚介類を扱う水産、野菜や果物を扱う青果の仲買人の皆さんの下へ。  



近年の不況の影響、人口減少、高齢化による胃袋の縮小という課題もありますが、買い物難民、地産地消志向という潜在的なニーズの掘り起こしもまだまだ可能性があります。


また伊勢市の食育、学校給食にも積極的にご協力いただいていて、長野の特選の「りんごをまるかじりで食べてほしい」と子どもたちに無償でご寄付いただいたり、豊浜地区にある農場で玉ねぎの植え付け、収穫の体験活動の場所も提供いただいています。



また伊勢市の学校給食に使われているお米は三重県産100%で、給食全体で見ても30%を超える食材が三重県産のものとなっています。  




【村林先生@相可高校の食育講習会】


まごの店で有名な村林先生と相可高校の生徒さんを招いて、市内の小中学校の給食調理師、栄養管理士の皆さんに講演会&調理研修をしていただきました。


生徒を調理師に育てていく過程のお話や、食材に対する考え方のお話は、食育を超えて経営にもつながるお話でもありました。 


調理師のみなさんからも好感触であったので、冬休み明けの子どもたちの笑顔が楽しみです。  今後も子どもたちが笑顔になる学校給食への取組みを続けていきたいと思います。 


また現在、元エクシブ鳥羽の小川シェフ(現エクシブ有馬離宮)、美味し国いせシェフクラブのみなさんにより、小中学校の子どもたちを対象に地域の食材を使ったプロの料理&食育講演も取り組んでいただいています。 


「食は未来の投資であり、また幸福と快楽を分かち合える。」  食を通じたまちづくりは、僕の夢のひとつでもありますので、今後もコトコトとスープを煮込んでいくように、進めていきたいと思います。  

【医師・看護師を募集しています。】


伊勢病院では救急医療など地域医療を守っていただくために、医師・看護師を募集しています。 皆さんのご親戚、知人、友人で医師・看護師をされている方で伊勢病院の勤務に関心を持っていただける方をご紹介ください。

 まで(後ほど変更予定です)




1月4日(火)



【市役所、伊勢病院にて年頭訓示】



昨年一年間は、海上アクセス事業の撤退(資産の有効活用、利息の軽減により6千万円の負担軽減)/市町村合併後のルールの統一(都市計画税・上下水道料金)/自立する市役所(広告事業、未使用土地の売却、ふるさと納税等により一億円以上の収入確保)など、改善、改革の第一歩を踏むことができました。



またイクメン宣言&3日間の育児休暇取得でたくさんの議論もあり、子育て支援に対するご意見もいただきやすくなりました。 市長就任一年目ということで、すこし慌てたこともありましたが、市民の方々はもちろんのこと、副市長をはじめ市役所の職員にも助けていただくこともありました。



今年からは地域の自立、そして行政の自立を進めていくためのプロジェクトをスタートします。  昨年、時間をかけて調査した伊勢市の将来人口、そして市民のニーズ調査を最大限に活かしていきたいと考えています。 少子高齢化から【笑子幸齢】のまちづくを実現して、みなさんに納得、満足していただけるようがんばっていきます。




【伊勢商工会議所新春御慶の会・伊勢度会建設関連団体連絡協議会新春互礼会】


民間企業にとってはまだまだ大変な時期ですが、平成25年の式年遷宮に向かって伊勢市は追い風となっています。 昨年は伊勢神宮参拝客が過去最大となり、伊勢市宇治地区にて地価の上昇、リーマンショック以来低迷していた求人倍率の上昇、伊勢市駅前の新しい第一歩と、明るいニュースもたくさんありました。 



そして商工会議所においては新しい上島会頭、副会頭が就任されました。 これまでの先人の歴史を大切にしながら、市民、民間企業の皆さんと行政が一丸となってチームワークを発揮して伊勢市の街づくりを進めていきたいと思います。



また昨年の事業仕分けで廃止決定された、下水道や合併浄化槽に対する国からの交付金【地域再生基盤強化交付金】も復活が年末に決定されました。 地元選出の三ツ矢衆議院議員、藤田衆議院議員、高橋参議院議員、芝参議院議員のお力添えもありました。 





【総理大臣神宮参拝】


昨年は鳩山前総理大臣、今年は菅総理大臣をお迎えして、外宮、内宮の御垣内参拝に随行をしました。 今年は暦の関係で仕事始めの方も多かったのか、昨年ほどの熱狂ではありませんでしたが、総理に対する激励の声も多くありました。



午前中には自民党の谷垣総裁も参拝に来ていただいたそうですが、せめて伊勢に来ていただける時だけでも与党、野党といった政党の壁を越えて、国民の代表として、ご一緒に参拝いただくことが実現できないかなと思います。




2011年1月1日土曜日

新年、明けましておめでとうございます。 心より皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。


今年の大晦日は高校の同級生と夕食、その後、外宮さんで、観光協会の皆さんと一緒に年越餅の振る舞いに参加をしました。


全国から来て頂いたたくさんの参拝者の方に喜んで頂きました。今年は外宮参道に出店が多かったようで、若者による伊勢うどんや手打ちの年越しソバ。


駅前には餃子の美鈴のおでん屋さんまであって、お客さんもお店のスタッフの方々もやさしい表情に溢れていました。


その後、夜中3時頃に帰宅をして、元旦の今日は厚生学区の新春年賀会、ITVの生放送への出演等々で一日が過ぎました。


今年は新しい伊勢市の計画を作っていく年となりますので、気を引き締めて仕事に取りかかりたいと思います。


地域の自立を進める為に、いま伊勢市が出来ることは何か。 国や世界に対しても貢献できるような取組みも考えていきたいと思っています。


今年は辛卯の年ということで、大きく躍進する年とも言われています。 平成25年のご遷宮に向かって大きな一歩を踏める年としていきたいと思います。


まだまだ寒さも厳しくなってきますので、くれぐれもご自愛ください。



平成23年1月1日

伊勢市長 鈴木健一