5月6日、菅直人首相が中部電力株式会社に対し、浜岡原子力発電所の停止要請をし、
安全確保ができるまでの間、発電所は停止されることとなりました。
浜岡原子力発電所の建設地は、東海地震などの大規模地震の影響を受ける危険性
があり、今回の要請については賢明なご判断をされたと感じています。
今回の福島第一原子力発電所の事故からも分かるように、大地震があったときには、
原子力発電所がある地域だけでなく、大気や海流の流れによって、広範囲に、
そして長期にわたって影響が及ぶことが明確となりました。
現在、伊勢市では、エネルギーに関する政策として、家庭用太陽光発電システムの
設置補助(2014年までに1000基の設置目標)などを進めていますが、
さらに次世代に責任を持てるエネルギー政策として、「エネルギーの地産地消」を、
さまざまな団体やエネルギー事業者、学識者の皆さんと連携して進めていきます。
また、浜岡原子力発電所の停止による対策について考えるため、市役所内に電力・エネルギー
対策本部を発足しました。
市民の皆様と共にエネルギーについて考えていきたいと思いますので、
ご協力をよろしくお願いします。