2011年7月6日水曜日

エネルギーの地産地消@広報いせ6月号市長室から

5月6日、菅直人首相が中部電力株式会社に対し、浜岡原子力発電所の停止要請をし、


安全確保ができるまでの間、発電所は停止されることとなりました。


 浜岡原子力発電所の建設地は、東海地震などの大規模地震の影響を受ける危険性


があり、今回の要請については賢明なご判断をされたと感じています。


今回の福島第一原子力発電所の事故からも分かるように、大地震があったときには、


原子力発電所がある地域だけでなく、大気や海流の流れによって、広範囲に、


そして長期にわたって影響が及ぶことが明確となりました。



 現在、伊勢市では、エネルギーに関する政策として、家庭用太陽光発電システムの


設置補助(2014年までに1000基の設置目標)などを進めていますが、


さらに次世代に責任を持てるエネルギー政策として、「エネルギーの地産地消」を、


さまざまな団体やエネルギー事業者、学識者の皆さんと連携して進めていきます。


また、浜岡原子力発電所の停止による対策について考えるため、市役所内に電力・エネルギー


対策本部を発足しました。


市民の皆様と共にエネルギーについて考えていきたいと思いますので、


ご協力をよろしくお願いします。