2011年7月8日金曜日

副市長を募集します。

【伊勢市のまち】

 伊勢市は日本一の清流である宮川が南北に流れる神宮御鎮座の美しいまちです。平成25年に神宮は、20年に一度社殿を建替えるご遷宮を迎えます。 このご遷宮にむけ、伊勢のまちを訪れる観光客は年々増加し、平成25年には約1千万人の観光客が伊勢のまちを訪れる事が予想されています。


【私の政策】

 私は平成21年11月に市長に就任し、平成22年度末に私の市政運営の基軸となるプラン『伊勢市やさしさプラン』を策定しました。このプランでは、「やさしさあふれるまち」と「地域の自立と繁栄」を目標に「食と健康・医療」「福祉・教育」「観光・国際交流」「安全・安心」「次世代育成・定住促進」「環境・産業振興」「行政活動・市民協働」の7つの政策の柱を定め、全23のプロジェクトを推進しています。


【1千万人を迎えるまち】

 今、伊勢のまちには平成25年度のご遷宮に向け、たくさんの観光客の方々に訪れていただいております。ご遷宮の年には、約1千万人の観光客の方々をお迎えすることが予想されています。


1千万人の観光客を受け入れるまちとして、伊勢市の体制やインフラを整えることが必要です。伊勢を訪れた方々には、日本人のふるさとである伊勢のまちを楽しんでいただき、また、心の奥深くにすばらしい思い出を残していただきたいと切に思っています。


そのために観光政策をはじめ各種の政策を展開することで、お迎えするまちとしての実力を一層磨き上げて行く必要があると思っています。


【人口減少のまちを『笑子幸齢』のまちへ】

 ご遷宮に向けて、右肩あがりで増え続けている観光客の数とは対照的に、伊勢市は人口減少の大きな波に飲み込まれつつあります。このような状況が続けば、まちの活力は失われ、いずれまちとしての機能を維持していくことが困難となってくる可能性さえあります。


 この厳しい現実に対して地域経済・産業政策、雇用などの様々な側面から定住人口の増加策を模索し、子どもたちが笑い、高齢者の方々が幸せに暮らす『笑子幸齢』のまちにしていきたいと考えています。

2つの大きな課題から未来を見据え

 以上の2つの大きな課題は一見別々の問題ですが、観光都市伊勢市においては大きく1つの課題と捉える事ができます。つまり、訪れる人と住む人が別々ではなく、その2つがトータルとしてまちの一員であり、お互いが影響を与えながらまちが成り立っているということです。


 伊勢のまちが持続可能な発展をしていくためには、まちの魅力度を向上させて、観光都市としてもっと満足していただき、お金を使っていただくことや市外からの投資や雇用を呼び込んでいく必要があります。


そのために必要なものは、観光都市としての枠を超えたブランディング戦略であると考えています。そして、ブランディング戦略により市外からの投資と移入(旅行、就職など)を呼び込むことで、市外の方々が訪れたい、また、市民が住み続けたいまちになると考えています。


 今回、この地域ブランディング戦略に果敢に挑戦していただける副市長を求めています。古き良き伝統を守りながら、時代のニーズを見越した創造と挑戦を続け、後世に誇れるまちづくりを実現していきたいと考えています。


ぜひ私と一緒に未来へのまちづくりに挑戦しませんか。


伊勢市長 鈴木健一



http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1309758678355&SiteID=0000000000000