2010年10月30日土曜日

10月29日(金)


【ワシントンからのお客様】

伊勢市出身の政治家尾崎行雄先生がアメリカのワシントンに桜の苗木を贈呈してから100周年を迎えるということで、ワシントンからお客様がいらっしゃいました。 


尾崎先生の贈呈した桜の苗木はどんどんと増えて、ワシントンでは毎年桜祭りが行われていて、2012年の100周年には壮大なイベントとなるそうです。


数年前にNYに出かけていたとき、夜行バスに乗ってワシントンにも行きましたが、特にベトナム戦争で戦死した兵士の慰霊碑に心を奪われました。


慰霊碑に刻まれた戦死した兵士の名前を見ると、多くが私よりも若い20代の若者であり、驚きと無念の気持ちに襲われたことを思い出します。


軍国主義の危険性を訴え世界の平和を強く訴え続けた尾崎先生の意思はどこまで届いているのでしょうか? これまでの100年、これからの100年を考えていく必要があるように思います。



【三重県と市町の連携協議会】

定期的に開催されている協議会が津市にある自治会館で行われました。 メインの講演では菅内閣の経済対策のブレーンとされる小野教授のお話がありました。 菅総理が「雇用、雇用、雇用」と訴えたスピリット?の根源をお伝えした方ということで、じっくりと耳を傾けました。 


要約すると「雇用促進⇒所得増大⇒消費促進⇒景気活性化」という論理のお話でした。 雇用対策の事業については、今年、三重県の基金で1億7千万円の新規雇用対策事業も組むことができたので、大変ありがたいことは現実としてあります。


ただ国の雇用対策の内容として、気になる点がありましたので、バブル期までの人口構造と消費者心理の変化、税金投入による負担への考え、それと行政仕分けで地方の仕事が激減されている現状と一括交付金化の問題点を意見としてお伝えしました。



【大門剛明さんの新作~告解者~】

伊勢市在住の大門剛明さんの4作目の作品【告解者】の報告に来ていただきました。 大門さんは昨年、第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞し作家デビューされました。


受賞した【雪冤】のドラマもテレビ東京系列で放送もされ、すでに4作目、さらに5,6作目の構想もスタートしているとのことでした。


死刑制度や冤罪、裁判員制度、派遣労働…と社会の中における人間の罪と罰、そして裁きについて描いています。 ミステリー初心者の私もいつのまにか大ファンになってしまいました。


第二作目の【罪火】では宮川の神宮奉納花火大会が舞台となっていますので、秋の夜長にぜひ手にとっていただけると嬉しいです。



【外宮さん周辺が賑やかになってきました。】
伊勢神宮の外宮さん前に新しいお店【浜与本店】がオープンし、ご挨拶と今後の課題についてお話に伺いました。 


答志島@鳥羽市のちりめんじゃこをメインにお土産とお昼ご飯を食べることができるお店で、お昼時に伺ったこともあってか、ほぼ満席でした。


社長と1時間にわたってこれからの企業活動とまちづくりに思うことをお話させていただきました。 食の神様でもある外宮さんの前ということで、本物の食を提供していきたいと心強い言葉を頂きました。


伊勢市駅前から外宮さんまでの間は、ちょっとした出店ラッシュが続いていて、ワインバー、フレンチ、立飲み屋と趣のあるお店が増えてきています。


どのお店も観光客の方だけでなく、市民の方も楽しめる雰囲気もあり、観光客の方々との交流の場となっているお話もよく聞いていて、今後が楽しみなスポットになってきました。

2010年10月26日火曜日

10月23日(土)


【神宮奉納ソフトテニス大会】


朝から神宮奉納ソフトテニス大会が桜木町の市営テニスコートで開かれました。 男性は50才以上、女性は30才以上の方々が対象で、日本全国から参加して頂きました。 


伊勢はソフトテニスの聖地と呼ばれていて、野球、サッカーと肩を並べるくらいの競技人口、施設の利用率があります。 そして観光も兼ねて大会が実施されています。


遠い所は仙台から、そしてご長寿の方は80才を超えるプレイヤーもいらっしゃったり、なにか元気をもらったテニス大会でした。 また来年も皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。



【伊勢高校関東支部同総会】

その後、伊勢高校関東支部同総会へ出るため上京。 300名近い先輩、後輩の皆さんが集まって頂きました。 日頃から伊勢高校の先輩方には公私ともにご支援を頂いています。


特に「ふるさと納税」や「夏の神宮奉納花火大会」秋の「お伊勢さん健康マラソン」などに多額のご寄付にご協力を頂いています。 いつも本当にありがとうございます。


実はこれまで伊勢市に寄付を頂いた時には、お返しする事も無いままでしたので、伊勢の名産品をお返ししたり、寄付をする事で少しでもメリットが生まれる仕組みに変えていきたいと思います。


そして、参加者の皆様に「ふるさと納税」「伊勢病院への医師の招聘」「伊勢へ引越し」の3つのお願いをさせて頂きました。 お願いばかりで申し訳ない気持ちになりますが、ふるさと伊勢を思う先輩方に、甘えさせていただきたいと思います。


10月24日(日)

【みどり保育園30周年!】

矢持町にある「みどり保育園」さんの30周年記念イベントへ参加しました。 春は「横輪桜」夏は「源氏蛍」。 平家の里や洞窟探検に横輪いもと沢山の観光資源が再発掘されている地域で、非常に賑やかになってきています。


子供たちはピークの頃から比べると半分ぐらいになってきているそうですが、それでも地域の絆が本当に強く、子どもたちからおじいちゃん、おばあちゃんまで沢山の参加者が来て頂いていました。


自然も多く(当然獣害も多いのですが)、地域に対する情熱が強い事もあって、これからの「まちの再生」のモデル地域となるポテンシャルが高い町と考えています。 個人的にも大好きな町です。



【愛知県津島市長の病院再生についてのご講演】

伊勢市医師会のおひとりからご推薦を頂いて、津島市長さんのご講演が実現しました。 テーマは地域の医療、そして公立病院の再生という内容でした。  以前より病院再生についての取組みを各方面から聞かせて頂いていたこともあり、病院経営に対しても身になるお話を聞かせて頂きました。  


今後の病院の再生には「医師の招聘」が欠かせませんので、さらに力を入れていきます。 また勤務医、看護士の職員もハードワークが続いていますので、市民の皆さんからの応援もよろしくお願いします!!! 

2010年10月22日金曜日

10月21日(木)

ミーティングタイマーが意外に好評で、CBC、日経新聞の朝刊にもご紹介頂きました。 システムを作成してくれたSEの田村氏に感謝。ありがとうございます。 







【明野高校OBマスターズ甲子園出場】

明野高校野球部OBチームの方々が、2年連続でマスターズ甲子園に出場とのご報告をいただきました。 と、思いきや以前からお世話になっているKさんが監督さんということで、びっくりしました。 


今年は現役時代に県予選の決勝で負けた海星高校OBに圧勝で、長い時間をかけてのリベンジに成功したと嬉しい表情を見せて頂きました。 全国優勝を決める大会ではないそうですが、結果を楽しみにしています。



【人口問題は何よりも大切。】

今日と明日の2日間、専修大学の江崎先生を招いて、伊勢市の人口問題を考える勉強会。 対象は市役所職員ですが、非常に良い気づきをいただきました。 伊勢市の将来像を語る上で、人口問題は絶対に欠かせない要因です。 


伊勢市が発表した20年後の将来予測の人口と国が予測するデータとほぼ変わらない精度であったと評価を頂きました。 それ以上のものを作り上げていく考えですが、正直に嬉しいです。 


何よりも、このデータを作ったのは職員の初仕事。 独学で人口統計のあり方を学び、そして伊勢市の隅々まで将来の予測データを作り上げました。 この期間、わずか3ヶ月。 そしてこれをどう使いこなしていくかが、鍵となります。




◎江崎 雄治先生プロフィール: 専修大学文学部助教授。1967年神奈川県藤沢市生まれ。東京大学理学部地学科地理学課程卒、同大学院理学系研究科地理学専攻博士課程中退。博士(理学)。東京大学助手、国立社会保障・人口問題研究所研究員、専修大学文学部講師を経て現職。国土審議会専門委員、総務省統計研修所講師を歴任

2010年10月20日水曜日




事業仕分けによって廃止となった地域基盤再生強化交付金について。 三重県知事、三重県市長会会長、町村会会長からも、民主党三重県連に対して要望を提出しました。(本来は抗議と表現したいところですが。)


10月20日(水)

【経営者の方々と朝食会】


朝7時から始動。 企業家のみなさんとの朝食会。 これからの伊勢市のあり方について、意見交換をさせていただきました。 


将来の伊勢市を考えるテーマとして、自立というキーワードが避けられません。 人口の減少、少子化、高齢化という時代の波に対する準備と、その波に負けないしっかりとした地域づくり。


人口政策のことも触れて、経営者の方々の視点から考え方をたくさんいただきました。 将来の地域づくりは行政だけでなく、やはり民間の視点をどれだけ導入していけるか、素晴らしい気づきをいただいた時間でした。



【ミーティングタイマーの導入】

市役所の幹部職員の会議に「経営戦略会議」というものがあり、人件費を1秒ごとに積算していく「ミーティングタイマー」を導入しました。


これはテレビ番組のガイアの夜明けでNTTデータさんが活用していたもので、そのアイデアから友人のSEや職員に加工して作ってもらいました。


これまでも伊勢市役所では人員削減、残業代の圧縮に努めてきましたが、さらにひとりひとりに税金が使われていることを意識してもらうために活用していきたいと思います。


この日の会議時間は約55分。 人件費としては約4万8千円ほど。 導入してみた感想として、やはり議論のポイントも的確になりましたし、説明の時間も短くなったと思います。


「時は金なり。」という言葉がありますが、時間はお金以上の価値を生み出すことができる大切なものと思います。 その価値を理解して、仕事に取り組んでいける土壌を作っていきたいと思います。


それと、、、市町村の役場は市町村合併や国からの権限委譲で、仕事は増えるが職員数も財源は減り続けていくといったことが続いています。


この人件費のコスト意識については、政府や国会、都道府県庁でもぜひ導入していただきたいと、強く思います。 国会を一日延長するのに【ン億円】という経費がかかるといことも聞いたことがあります。



【育児のための3日間のお休みについて】

一日目が終わりました。 昨年の選挙が終わってから約一年間。 月に1日も休みがないまま走ってきて、新婚旅行はもちろんのこと、結婚式も何も家庭の時間がなかったので、初めて家族でゆっくりとした時間を過ごしました。


朝起きてから、朝ごはんを準備して、寝るまで子どもの世話と家事を手伝ってきましたが、当たり前ですが子育てというのは一朝一夕にはいかないことが分かりました。 


先日のブログでも書きましたが、伊勢市では48%が共働きで、10%の家庭では実家や近所の方に助けを求められない状況があります。


あと2日間のなかで気づきのあったことを仕事に反映し、またこれまでの日本の男性は仕事、女性は家庭という考え方や、いつまでも乳幼児の虐待事件が無くならない社会のシステムにも変化の種を提供していければと考えています。


あとお休みのときはいつでも携帯電話で対応もできますし、緊急時には車で10分で駆けつけます。 また3日間のお休みの報酬の一部は児童虐待に対する支援にまわすことを考えています。

2010年10月19日火曜日

10月15日

午前中は初穂曳き(陸曳き)、午後から神嘗奉祝祭。 伊勢神宮で年間1,000回を超える祭りの中で最も大切な神嘗祭。 全国からもたくさんの方が来て頂きました。 


午後からは子育て中のお母さんたちとの意見交換会。 子育て支援雑誌「あいしてる」さんとの共同企画で実現しました。 ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。


出産直後の苦労話から、伊勢市の子育て支援のあり方について、直接政策に結びつくご意見を沢山頂きましたので、できるところから反映していきたいと思います。


10月16日

午前中は五十鈴川での初穂曳き(川曳き) この日は沖縄県の南城市長さんもお越し頂きました。 その後、サンアリーナで「ココロとカラダのツーリズム」についてのシンポジウム参加。


鈴鹿医療大学の佐々木先生、近畿ツーリスト太田前社長、古謝南城市長、大口志摩市長、鈴木というメンバーで、これからの観光のあり方についてディスカッションがありました。


太田前社長の「心の琴線に響く思いでのある観光地」という言葉が心に残りました。 目先の新しい物や、演出よりも、心に響く事が何よりというお話は、遷宮を前にした私たちに必要であると感じています。


10月17日

上京をして、東京三重県人会に出席。 初めての参加でしたがふるさとを思うたくさんの皆様300名近い方がいらっしゃいましたでしょうか。 沢山の方とお話をさせて頂き、伊勢神宮へのお参りをお願いしました。 

2010年10月15日金曜日




10月14日(木)

【菓子ワングランプリ】

伊勢みやげ「菓子ワングランプリ」の実行委員会の皆様。 市内の菓子、和食、洋食のプロフェッショナルの方々を中心に伊勢市産業支援センターとコラボレーションして取り組んでいただいています。



小学生からご年配の方まで、100件を超える応募があったそうで、和洋問わずスィーツ好きな僕としても、かなり楽しみな取組みです。 



【社会人野球大会@倉田山球場】

朝からノンプロの実業団チームの大会が倉田山球場ではじまりました。 ノンプロといっても、全国に名をはせるチームばかりで、見所満点です。 野球少年にもぜひ見ていただきたい大会です。



【神嘗奉祝祭交流会@安土桃山文化村】

15日の神嘗奉祝祭にあわせて全国のトップレベルの踊り、木遣りの方々が伊勢にお越しいただき、前夜祭が行われました。 本当に素晴らしいものを拝見させていただきました。 


今年で10回目ということで原点に戻り、外宮前での開催となりました。 これだけのものを見ることができるのも、やはり伊勢市が神宮のお膝元であるからということがよく分かりました。

2010年10月14日木曜日

平成22年10月13日

慌ただしくも中身の濃い一日となりました。 朝から教育の現場についてのミーティングがあり、定例の記者会見がありました。 午後から伊勢市役所の危機監理体制について、伊勢総合病院、自治会要望のミーティング。 夕方、伊勢病院の医師との意見交換会を終えて、伊勢病院のあり方検討会。 



【定例記者会見】

今日の会見のポイントは下記のとおり。

(1)会議における人件費を計算する ミーティングタイマーの導入

TVガイアの夜明けからヒントを得て、実現した物です。友人にベースを考えてもらい、パソコンの得意な職員に見事に仕上げてもらいました。 人件費に対するコスト意識を高めて、効率的な会議の運営や残業代の抑制につなげます。



(2)図書館の雑誌のスポンサー制度

図書館の雑誌に企業の広告募集をします。  二見町在住のHさんのご提案から実現したものです。 伊勢、小俣図書館のなかでも雑誌コーナーは大人気です。 さらに読者が興味ある分野と企業のお知らせしたい分野のマッチングはバッチリです。 雑誌の販売単価によって替わりますが、年間6,000円〜 の広告費になります。 かなりお得です(^^



(3)神嘗奉祝祭

新米の感謝を込めて、10月15、16日に初穂曳きと神嘗奉祝祭があります。 昨年まではサンアリーナで実施されていましたが、今年は原点に返り、外宮前での実施となります。 日本でも最高レベルの盆踊り、民謡がありますので、みなさん一緒に楽しみましょう!



(4)西条のだんじり

10月30日、31日に愛媛県の西条市からだんじりが10基やってきます! 今年で8回目となりますが、西条市民が800名も宇治橋の架け替えのお祝いの為に伊勢に来て頂きます!



(5)3日間の育児の為のお休み について、報告をしました。


【育児のためのお休みの意味合い】

特に育児休暇については、伊勢市でも初めての事なので、なぜ休みを取るのか理由を表明しました。

目的は家事育児に積極的に参加する機会をとることと、子育てしやすいまちづくりのヒントを得るためです。


【平成21年3月の次世代育成計画の保護者のニーズ調査の中から分かる事】


○子育ての不安2つのポイント

(1)教育費の負担が心配=70%

(2)仕事の両立が難しい=30%


○出産後の現実

(1)何かあったとき子供を預けれる人がいない家庭=10%

(2)産後の精神的、肉体的な疲労が残る方=31%

(3)全国の児童虐待相談件数=4万件以上

(4)子育てと仕事を両立させたい=38%


子育てしやすい環境を作るには、保育サービスの充実と職場復帰しやすい環境が不可欠です。


これまでの男性は仕事、女性は家庭という社会通念(個人の意識)の変容が大切で、そのために


政治・行政が率先して行動していくことが大切と考えます。


また少子化や虐待の問題が増え続ける背景には、データであがってきているものの他に


政治、行政を担う現場に子育てに参加してきた人が少ないことも要因ではないかと考えています。


男性の育児休暇を取りやすくするために、周囲の助け合いができる風土、環境を作っていきたいと


考えています。


また3日間の休暇中は、電話にて仕事の対応ができますし、緊急時には10分で車で走っていけます。

2010年10月13日水曜日




10月12日(火) 

【御幣鯛(おんべだい)船】

知多半島は篠島から「御幣鯛(おんべだい)船」がやってきました。 過去、篠島は神宮の領地で、伊勢神宮の神嘗祭の時期に合わせて、干した鯛をご奉納して頂くそうで、この船参宮は13年前に復活されました。 


「太一御用」と書かれたのぼり旗は神宮に奉納することを意味し、それぞれの船の船首にかかげられていることからも、その大切な意味合いがわかります。 神社港では子どもたちから歓迎の鼓笛隊、木遣り歌が披露され、また篠島のおかみさん達による地場産品の物販もありました。 


【広報は市役所の窓口】

市役所に戻ってからは市役所の危機監理体制、情報発信、年末年始のパーク&バスライド等々のミーティング。 特に市役所の窓口でもある広報いせやホームページなどについては、市民の方から使いやすく、分かりやすいものは当然で、外国人や障がいのある方、また携帯電話の対応も踏まえたものに対応できるように指示をしました。 


夜には、厚生小学校で2回目の市民懇談会でした。 厚生学区は伊勢市でも先進的にまちづくりに取り組んでいる地域でもあり、伊勢市駅前の事から、町の改善場所など、活発な意見交換の場となりました。

2010年10月12日火曜日




10月11日(月)

朝から【伊勢志摩キャンペーン】のイベントで二見にあるちょんまげわーるど伊勢@安土桃山文化村へ。  この観光客誘致キャンペーンは伊勢志摩をもっと楽しんでもらう為に、伊勢志摩コンベンション機構が主催しています。



午前中は伊勢・鳥羽・志摩の料理人の技能コンテスト、県内の高校生たちのお弁当コンテスト、そして旅館やホテル、レストランの試食会ということで、想像以上の賑わいがありました。 



ただ鳥羽、志摩のお店の試食ブースは20店舗以上だったのですが、伊勢市内は1件のみ。 んー、ちょっと寂しいので、来年以降は市内の飲食店の方にも活用してもらえるように、テコ入れしたいと思います。



コンテストの出品内容もすばらしく、高校生たちのお弁当は本当に美味しそうで、ちょっとつまみ食いしてしまいそうになるぐらいでした。 知事賞、志摩市長賞、鳥羽市長賞、伊勢市長賞には明野高校、四日市農芸高校の生徒たちがたくさん受賞されました。



またぎゅーとら賞、マックスバリュー賞などもあり、受賞された生徒たちのお弁当が商品化される予定もあるそうです。 調理師会の会長さんにお話を聞くと、調理師業界も高齢化が進んでいて、後継者不足に悩まされているそうです。



先日の理美容師の世界もそうでしたが、今も昔も腕に技術のある、もしくは技術を習得するまでがんばることができれば就職も困難ではないのかもしれません。 



夕方からは志摩のセントラルホテルソシアに会場を移して、全国のメディア、記者さんたちとの交流会で伊勢のPR。 お話を聞くと、やはり若い女性の伊勢神宮への想いというのは、かなり注目度が高く、メディアへの露出もまだまだ高くなりそうです。

2010年10月11日月曜日





10月9日(土) 大雨の中、三重県肢体不自由児者父母の会・福祉大会に参加するため千の杜へ。 出発する直前に大雨洪水警報が発令され、福祉大会の途中から、伊勢市の災害対策本部が設置されました。


福祉大会が終わった後、そのまま市役所に直行し、現場の状況の報告と会議を重ね、市内各地の避難所の開設・道路の通行止め・土砂崩れの対応。 経験を重ねてきている災害担当者の姿は頼もしく感じる。


17時過ぎに市長室で待機中、宮川にて「人らしきもの」が流されていったという情報が入り、伊勢警察、消防職員、消防団にて捜索対応。 翌朝6時〜13時過ぎまで捜索が継続するものの、発見者・物無し。 警察への行方不明者・捜索願いの通報も無し。


18:30の満潮時をピークに雨量、川の増水も減少へと移ってきたため、一部を除いた避難所の閉鎖、翌日の床上・床下浸水宅の調査と消毒、そして捜索の対応を確認して、22時ごろに自宅待機。


10月10日(日) 昨夜の天気とは違い、秋晴れ。 災害対策本部にて捜索の状況を確認して、市内の行事へ。 徹夜で作業となった職員も数名ほど。 


途中、豊浜の土路漁港の被害を確認、外城田川と宮川から流れ着いてきたゴミの山。 今一色も同様に、漂着物が山のようになっているということで、明日からの撤去作業を確認。


その後、宮川の河川捜索の状況を見に行くと、ちょうど三重県の防災ヘリからの捜索をして頂くタイミング。 職員の最善を尽くす想いと姿勢に感服。 そして午後2時過ぎに災害対策本部の解散の連絡。

2010年10月7日木曜日

【五十鈴、厚生中学校の新校舎】

五十鈴中学校、厚生中学校の新校舎完成式がありました。 保護者、地域の皆様をはじめ、建設にかかわっていただいた全ての方々に感謝を申し上げたいと思います。 


また式典では両中学校の生徒会長からの挨拶、合唱部からお礼の歌を聞かせていただきました。 生徒一人ひとりが健やかに勉強できる場所となるように、心から応援をしていきたいと考えています。




【伊勢理美容専門学校、全国大会出場へ】

伊勢市唯一の理美容専門学校の生徒さんたちが「理美容学生東海地区大会」に出場し、なんと11名が受賞されました。 理美容業界の中でもすばらしい大快挙だそうです。 


ぜひ全国大会での吉報をお待ちしています。 また理事長先生にお話を聞くと、卒業後の就職率は100%が続いているそうです。 こちらも素晴らしいことです。


2010年10月6日水曜日

朝から来年度予算の作りこみを前に各部課とミーティング。 9:00~市民自治の促進・環境対策・新エネルギー/13:00~観光客誘致・地産地消・食育・産業支援・祭り/16:00~は海上アクセス事業の事後について。



~子育て応援誌の【あいしてる】9月号の原稿です~

みなさん、こんにちは。 まだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか? 子どもたちの楽しい夏休みも終わり、新学期に入った頃と思います。 色々なイベントや体験を通じて、日常とは違った学びがあったのではないでしょうか?



昨年、廃止が決まっていたやすらぎ公園のプールを再開しました。 赤字を減らすために、集客率の少ない時間の営業短縮や100円の値上げをした影響を心配していましたが、昨年よりもたくさんの子どもたちに利用していただけました!



私も様子を見がてら、姪っ子2人を連れて泳ぎました。流水プールや、滑り台で楽しんでいる姿を見て、とても嬉しく思いました。



また、甘えん坊な甥っ子たち(小2)も、伊勢市内にあるひもろぎの里で開催された3泊4日のキャンプに参加させました。 お母さんにべったりの二人が初めてのテントと寝袋生活、炊事体験などの野外生活を通じて、ずいぶんとしっかりしてきたように感じました。



私も小学生の頃から、毎年キャンプに参加し、高校生になると登山部に入部、山々を登りにいきました。 一度、自然の中に入ると、普段の生活とは打って変わり、電気やガスはもちろん、水道もありません。 



生活が便利で快適になっていくに連れて、人間の自然の中で生きぬいていく力というものが失われていっているように感じます。 自然は人に対して、学びや、心に癒しを与える優しい存在ですが、時には危険を及ぼす厳しい存在でもあります。 



机の上の勉強だけではなく、この自然豊かな大地をしっかりと感じ取ってもらいたいと考えています。 そして食育として、小中学校でモデル校を選定し、地域の農家の方々とコラボレーションしていくことを企画しています。





【来年度から5名の新規採用をします。】

これまで仕事量と職員数のバランスを揃える為に、退職する職員数を補充せずにいましたが、見通しがたってきましたので、市役所職員の新規採用を再開します。

職員の年齢別データの中、20〜30歳代の就職氷河期の世代の職員が少なく、アンバランスな年齢分布となっています。 この世代の意欲と行動力のある職員を、全国から募集したいと考えています。



 【稼ぐ市役所】

 今、税金以外の収入を増やす為に、広告事業に力を入れています。 伊勢市の指定ゴミ袋やゴミ収集車にも広告スペースをつくり、企業様からご協賛をいただきました。 市役所のホームページの広告も申込みが増え、そろそろ広告枠が売切れ間近です!! ご協賛頂いた企業様、ありがとうございます!! これまで税金収入をあてにしがちだった行政も、稼ぐ意識を持つ事が必要です。 今後も広告事業についての積極的な展開を進めていきますので、よろしくお願いします。

2010年10月5日火曜日



【御塩殿神社。】
写真は直会でいただいた神饌(お神酒、海老、烏賊、昆布)です。 今日は二見町にある御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)のお祭り。 神事に欠かせない塩のお社です。 


伊勢神宮は内宮、外宮だけでなく125のお社がありまして、こちらもその一つです。 風、土、水の神様から、酒、芸能、塩、衣服などなど、さまざまな神様のお社があります。 外宮、内宮、二見浦と回られた伊勢フリークの方々には125社をまわっていただくのもオススメコースのひとつです。


【コツコツと。】
いつの間にか、夏の暑さがどこかへ行った後、心地よい風と木漏れ日が訪れてくれました。 お祭りの最中、ふと玉砂利を見ると、アリの行列がコツコツと冬に向けて働いていました。 


午後からは新しい年を迎えるためにコツコツと会議。 12:10〜ランチミーティング/13:30〜年末年始の交通対策会議/14:00〜農業共済/15:00〜高齢者福祉・情報発信・公共施設/17:30〜健康ツーリズム・統合医療/19:00〜市民との意見交換会。


10月16日午後から、県営サンアリーナにてココロとカラダの健康ツーリズムについてのシンポジウムがあり、参加させて頂きます。 また詳しい事はお知らせしますので、お時間のある方は足をお運びください。 午前中にはガイアシンフォニー第七番の上映もあるそうです。



神宮奉納全国惑ラグビー伊勢大会の風景。 ちなみに赤パンは60代、黄パンは70代の現役ラガーマンで、タックルもモールも思いっきりあたっていました。  若い世代も負けられません。



10月4日(月) 9月議会の最終日です。 朝から議会運営委員会がありましたので、特別に出席をさせて頂きました。 


【国に対する議会の決議】

国(内閣府)から約束を反古にされた地域基盤強化交付金の廃止(下水道、浄化槽事業)について、市議会からも国に対してプレッシャーを与えてもらうように協力のお願いをしました。  



この件については、議員の皆さんも賛同をして頂いており、この議会でも国に対して意見書を送る事が全会一致で決議されました。



議会では、昨年の決算を中心に、補正予算では約7000万円の緊急雇用対策、市町村合併後の大きな課題であった都市計画税や上下水道料金の統一、このようなことを採決し、すべての議案を認めて頂く事となりました。



【部課長会】

国の一括交付金の話を聞いていると、地方への権限移譲がかなり早くなるのではと気にしています。 そうなると、地方が采配できる人材作りをしっかりと戦略を練っていかないと。 



国と地方の関係や、道州制など、行政の枠組みが大きく変革する可能性が大きいことに対して、公僕である私達の使命は何か、何を準備をしていくべきか? 

2010年10月1日金曜日

地方自治法第二条 「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」


福祉に関わる打ち合わせの中で、市民を優先するのか、事業者を優先するのか、すこし違和感の残る議論になった為、再度この部分を読み直す。 その後、コピー機で拡大し、職員のパソコンに掲出。


議論の中身はそれぞれに理があるが、仕事に対する責任感の強さに加え、事業そのものの目的と手段を問い続ける習慣、そして柔軟に仕事を変化させることができる土壌を作っていきたい。 


今、昨年度の税金の使い方についての決算を議論しているが、これから来年度予算に向けてのヒアリングが始まる。 あらためて、それぞれの事業の目的を明確にし、どのような手段が効率的に行われるか自問して頂きたい。 


これまであった仕事を変化させていく事にリスクや心配はあるけれども、それが市民のためになるものであれば、最終的な責任はすべて私自身が引き受けます。 まずは一歩踏み出すことを。 





それと...内閣府から、下水道や浄化槽の交付金を廃止にされた件について、先月末に職員を上京させました。 民主党、自民党の国会議員、内閣府に対して要望というよりも、抗議に近い内容の話をさせて頂きましたが、どうやら「開き直り」の様子が聞こえてきています。 


「5カ年の計画は認定したけど、予算は約束していない。」とか、「財源は一括交付金に移行される。」とか、ぜんぜん説得力がありません。 一括交付金に移行するからと言っても、その財源の規模や根拠、スケジュールさえも見えていません。 


政治主導、地方主権というのならば、しっかりと説明責任を果たした上で、地方行政が予算を組んでいくスケジュールに合わせていくことが大事ではないでしょうか?