2010年10月30日土曜日

10月29日(金)


【ワシントンからのお客様】

伊勢市出身の政治家尾崎行雄先生がアメリカのワシントンに桜の苗木を贈呈してから100周年を迎えるということで、ワシントンからお客様がいらっしゃいました。 


尾崎先生の贈呈した桜の苗木はどんどんと増えて、ワシントンでは毎年桜祭りが行われていて、2012年の100周年には壮大なイベントとなるそうです。


数年前にNYに出かけていたとき、夜行バスに乗ってワシントンにも行きましたが、特にベトナム戦争で戦死した兵士の慰霊碑に心を奪われました。


慰霊碑に刻まれた戦死した兵士の名前を見ると、多くが私よりも若い20代の若者であり、驚きと無念の気持ちに襲われたことを思い出します。


軍国主義の危険性を訴え世界の平和を強く訴え続けた尾崎先生の意思はどこまで届いているのでしょうか? これまでの100年、これからの100年を考えていく必要があるように思います。



【三重県と市町の連携協議会】

定期的に開催されている協議会が津市にある自治会館で行われました。 メインの講演では菅内閣の経済対策のブレーンとされる小野教授のお話がありました。 菅総理が「雇用、雇用、雇用」と訴えたスピリット?の根源をお伝えした方ということで、じっくりと耳を傾けました。 


要約すると「雇用促進⇒所得増大⇒消費促進⇒景気活性化」という論理のお話でした。 雇用対策の事業については、今年、三重県の基金で1億7千万円の新規雇用対策事業も組むことができたので、大変ありがたいことは現実としてあります。


ただ国の雇用対策の内容として、気になる点がありましたので、バブル期までの人口構造と消費者心理の変化、税金投入による負担への考え、それと行政仕分けで地方の仕事が激減されている現状と一括交付金化の問題点を意見としてお伝えしました。