2010年8月30日月曜日




写真はスウェーデンの警察署にあるキッズコーナー。 小さなテーブルや絵本なども置いてました。



三重県の中南勢の子育て雑誌「あいしてる」に毎月記事を投稿していますので、これまでの記事を掲載します。 ママさんたちにも大人気のフリーペーパーです。 保育所や幼稚園、スーパーなどに設置されていますので、手に取って読んで頂けると幸いです。

 
【あいしてる8月号】
伊勢の夏がはじまりました! 伊勢の夏の風物詩でもある宮川の神宮奉納全国花火大会では、たくさんの方々のご支援、ご協力をいただき、盛大に実施されました。 ありがとうございました!!


今回の花火大会では特別に中華人民共和国、大韓民国、アメリカの領事館の方々にもお越し頂き、伊勢の観光PRをしたところ、さっそく観光客の誘致にもご協力頂くことになりました。 たくさんの方々にお越し頂けるように、伊勢の魅力を発信したいと思います。


6月の伊勢市議会では、新事業の取組みや、昨年の選挙で訴えてきた公約がいくつか実現しまた。 主なものをご紹介します。

●子宮頸がんの予防ワクチンなどの予防医療 

● いじめゼロを目標に学校の現場調査

● 障がいを持った子どもたちの福祉施設の運営改善 

● 障がいのある方々でも暮らしやすいバリアフリーの町づくり 

●緊急雇用対策事業 

● 宇治山田駅前、宇治浦田駐車場の有料化の調査

● 海上アクセス事業ターミナル施設の撤去費


● 20年後の伊勢市の人口予測データ

そして「伊勢市のまちづくり」の為に、何より大切なデータがようやくできあがりました♬ おそらく全国初になるデータだと自負しています(^^)  各地域別までシュミレーションしてあります。人口減少、少子化、高齢化という言葉だけの先走りから、一歩進み、ようやく土台が出来上がりました! 次は、確実なムダの無いプラン作りです。



最後に、頂いた質問のいくつかにお返事させていただきます。

Q.以前は粗大ゴミの収集があったが合併してから無くなったの?
A.粗大ゴミの収集については、市町村合併によりルールを統一し、有料の回収と処理場への持ち込みをしていただいています。 またお住まい地域の自治会の希望があれば、年に一回、市役所もお手伝いをします。


Q.伊勢市の雇用対策についてどうお考えですか?
A.6ヶ月から1年間の短い期間ですが、今年は48人の雇用創出事業に取組んでいます。 今後、さらに働く場所を作るために、市役所一丸となって取り組んでいきます。


Q.幼稚園と保育園の合併、学童保育についてどうお考えですか?
A.伊勢市では来年の4月から新たに四郷地区に認定子ども園をスタートします。これまで保育所と幼稚園は、役所の縦割り行政のなかで別々の機能を持っていました。 保護者の方が働きやすい環境を求められる中、幼稚園と保育所を一体化することで、また学童保育の整備を進め、子育てしやすい環境にしていきたいと考えています。 


ブログいつも拝見してます!頑張って!と嬉しい応援メッセージも届きました♬ ありがとうございます♬
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【あいしてる7月号】
梅雨が明けて、夏らしくなってきた頃と思います。 夏は、僕の大好きな季節です。 プランターのバジルやパセリも、そして奥さんのお腹もグングン大きくなってきました(^^) 


沢山のご質問、ありがとうございます! 今回は、お便りをもとに、お話をさせていただきます。 今、市役所の仕事のあり方を見直す為に、民間企業の良さを学んでいます。 その中のひとつに、男性社員の育児休暇の取り方があります。
 

男性の育児休暇が必要となった背景には、女性にとって働きやすい社会や職場の環境が求められてきたことがあげられます。 しかし、現実には、なかなか周囲の理解が得られずに、家事/育児/介護などの負担がまだまだ偏りがちです。 


伊勢市役所でも育児休暇を取る男性職員は約2%と少ないのが実情です。 僕もほんの数日でもいただき、推進役を担うことができればと考えています。 そして自分自身が子育てを実体験することで、新しい視点を取り入れ、これを仕事に生かしたいと考えています。


子育て支援に関して、たくさんのご要望をいただいています。 先般の子ども手当についても、目先には嬉しいこととは思いますが、無闇にバラマキをすることは、将来の子どもたちに対して負担を与えることにもつながります。


 市議会議員の時に、1975年から2008年までの市役所の色々な財政のデータ(市役所の家計簿みたいなもの)を数値化して、調べました。 中学校給食の実施要望の中で、保護者の方から「給食は安いから、早くしてほしい。」と、お話がありました。 


学校給食の値段を調べてみると、たしかに保護者の方が支払う食材費は230円〜260円でしたが、食材費以外の、人件費、光熱水費、施設にかかる費用は全て税金となり、それらを計算すると、実際には、1食:約1、000円の学校給食になっていました。

 保護者の方の負担は安いように見えていますが、本当は、ずいぶんと高くなっています。 市役所に頼めば、何でも安く済む。というのは、誤解で、逆に高くつき、私たちが支払う税金にかかっているのが真実です。


この夏は参議院議員選挙があります。 実は僕自身、政治や政治家に対して、良いイメージを持っていませんでしたが、あるきっかけから、徐々に変わっていきました。 関心を持てば持つほど、歯がゆさを感じ、いつの間にか政治家になっていました。


どんな小さなきっかけでもいいので、少しでも政治に関心を持っていただき、参加してほしいのです。 また皆さんの生活にもっとも身近な、市政に関心を持っていただき、どんどん意見をぶつけていくことが、必ず変わるきっかけになります。 住み心地の良い町づくりを力を合わせて一緒にがんばりましょう!
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【あいしてる6月号】
みなさん、こんにちは♬ 5月も間もなく終わり、いよいよ夏の日差しが強くなってきました。 今日は奥さんに連れられて、野菜作りの準備です。さてうまく芽が出るでしょうか? 


さて先月号の記事を読んで頂いた方から、メッセージをいただき、ありがとうございました。 すべてのお手紙へお返事できませんが、まず、いくつかのご質問にお答えします。 


Q.旅客ターミナルは8億円もかけてつぶすのはもったいない!他の用途への有効利用は?
A.土地の家賃や維持管理費が年間で約2千万。川底にある大量の土砂を処分する費用が約5億円必要になり、これだけの予算に対する効果を産むことは難しいと考えています。


Q.伊勢市駅前が活気がない!今後のプランは?
A.土地が民間の所有となっていますで、基本的には所有者の方々の開発に期待していますが、伊勢の大切な玄関の1つとして、活性化につながるプランが出てきた際には、積極的に応援します。


Q.保育所の終わる時間が場所により違う! 同じにならない?もっと遅くまで見てもらえない?
A.延長保育に対するご要望がどのぐらいあるのか、一度調べてみます。 その上で延長保育の体制や費用がどのぐらい必要か考えさせていただきます。


Q.市営のプールが欲しい。
A.やすらぎ公園プールが再開できるように、市民の方々、市役所の職員と一緒になって、一生懸命がんばっています。 早くオープンして、子どもたちの笑顔をたくさんみたいです。


Q.子どもと遊びにいける市の施設が欲しい。  
A.先日、県営サンアリーナにある「絆の森」に始めて行ってきました。 ウォーキングコース、手作りのブランコ、展望台と、自然とたっぷりふれあうことが出来る環境は豊かな子どもの教育にもなると感じました。 新しい施設も魅力的ですが、お金もかかるので、今ある場所をいかに素敵に有効活用でき、楽しめる場にならないかをまず考えたいです。




このような皆さんの声がとても大切で、はじめの一歩となることもあります。 ご意見、ご感想、またご質問など、お寄せください。 


市長という仕事に就いてから、保育所や小中学校、そして学童保育と子どもたちの現状を見る機会を多く作っています。 子どもたちの様子を見に行くたびに、もっと「こうしたい」という気持ちが強くなってしまいますが、たくさんの方とお話をしながら、ひとつひとつ良い環境を作っていきたいと思います。 
 

プライベートでは、ようやくお休みを頂き、引越しができました。 時間を見つけては、散歩に出かけたり、禁煙に励み、健康管理を気をつけるようにしています。(実は妻にキツく言われています。)  あと洗い物、ゴミ出しなど家事のお手伝いにもがんばっています(^^; みなさんも暑い夏に向けて、睡眠や食事に気をつけてください。
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【あいしてる5月号】

みなさん、こんにちは。 伊勢市長の鈴木健一です。 今回から新コーナー「みんなの笑顔のために」で連載をさせて頂くこととなりました。 身近なことから、お話をさせていただきながら、また普段の生活の中で思いますのでよろしくお願いします。


今、名古屋から新幹線に乗って、東京に向かっている中で原稿を書いていますが、ちょうど斜め後ろの座席にいる4才ぐらいの男の子が泣き出しました。お母さんが一生懸命あやしてくれていますが、子どもの泣くパワーというのは本当に力強いですね。 


実は私の奥さんのお腹の中にも赤ちゃんができました。 何せ初めてのことなので、とまどうことがたくさんありますが、子育て支援のことについて、ずっと身近になりました。


特に母親の心と体の状況が、お腹の中の子どもに大きく影響を与えるということで、今は一番、食べ物のことに気を使っています。 例えば、お肉から魚、野菜を中心とした和食中心の生活に切り替え、ケーキや饅頭など砂糖が入ったものを極力さけています。


以前、食物アレルギーのある子どもさんの保護者の方々と学校給食お話を聞いていると、やはりお母さんの妊娠前後の食生活が子どもの心と体に大きく影響があるというお話を聞きました。


また子どもたちの味覚は12才頃までに何を食べたかによって、その後の人生で食べるものの方向性が決まって行くそうです。 私たちの体は、髪の毛一本、爪一枚でも、あたりまえですが日々の食事によって作られています。


子どもたちが健康に暮らしていくためには、日々の食事が本当に大切であることを実感しています。 毎日毎日、子育てをして頂いているお父さん、お母さんは本当に大変なことと思いますが、伊勢市としても出来る限りのサポートはしていきたいと思います。
■読売新聞から河村市長のリコール運動についてアンケートがありました。 結論から言うと、河村市長の行動に対しては、最終手段として必要となるケースがあると思います。  


■名古屋市長選挙投票率推移

2009年4月26日 投票率50.54% (河村市長 514,514票にて当選)
2005年          27.5% 
2001年          31.4% 


過去の市長選挙の投票率と比較すると、約20%も投票率が伸びており、河村市長に対する期待と選挙公約の実現に向けた市民の期待は大きく、51万4514人の市民との約束を実現していくことが河村市長にとって必要です。 
 それに対し、名古屋市議会議員選挙の投票行動を見ると、下記のように議会に対する期待度が低くなってきていることが分かる。 


2007年  39.9% 
2003年  40.9% 
1999年  46.0% 


市長、議会ともに市民との選挙公約があって、当選していることが大前提であり、どちらも市民の意思を請け負っている公僕である。 今回の対立構造が起こった公約や政策については、どちらが正しく、どちらが間違っているとは判断できませんが、河村市長当選時は2009年4月、市議会議員当選時は2007年と、時間の経過から見ると、河村市長のほうがより近い民意(市民の声)を受けている事実があります。 


その上で、議会に対する対応がどのようにアプローチしてきたか分からない部分があるが、公約(市民益)の実現が議会に認められない現状を解決する手段の一つとして、議会に対するリコールという政治的運動は致し方ないと考える。 議会と首長の対立による影響にどのようなことが起こりうるのか、検証が必要。 


対立構造を発生させることで、市民の政治に対する関心度を高め、政治参加の機会を増やしていくことは望ましいが、一方で通常業務の停滞や、職員の疲弊など見えないリスクとコストの発生が心配されるので、そのことを管理が必要。 また住民投票条例、議会基本条例の設置と積極的な活用が求められる。 と、考えています。


これから行政と議会の対峙する姿が全国的にも増えてくるかもしれませんが、そのことによって、どのような影響が起こりうるのか、そのあたりも意識しながら、行政運営をしていきたいと思います。

2010年8月27日金曜日




今日、うましくに伊勢シェフクラブのみなさんが、10月17日の「饗宴 2010」の開催のお知らせに来て頂きました。 食の未来、そして地域の未来についてお話をしました。 伊勢の食と子どもたちの未来を一緒に作っていきたいと思います。 具体的なお話も出てきましたので、ぜひ一歩ずつ進めていきたいと思います。


8月26日、伊勢市駅前のことで外宮参道懇話会のみなさんと、将来の伊勢市駅前の事について、意見交換をさせて頂きました。 特に高齢化(最近は長寿化と言っています。)にむけて、電車やバス、タクシーなどの公共交通機関の重要性=駅を中心としたエリアが必要である事。 そして、おじいちゃん、おばあちゃんも過ごしやすい駅前を作っていく話をしました。 


外宮参道懇話会の皆さんは、伊勢市駅前に信念を持って取り組んで頂いています。「観光を通じて、地域の住民が幸せを感じれるような活動をしている。」 この言葉を聞き、まちづくりに大切な事が何なのか、あらためて学ばせて頂きました。 本当にありがとうございます。


明日から、ボーイズリーグの野球大会が伊勢市で開催されます。 全国から強豪チームがお越し頂けるとのことで、歓迎のご挨拶に伺います。 また始球式がありますが、子どもの頃、もっと野球をしていれば良かったと思うこのごろです。 

2010年8月25日水曜日




8月21日に倉田山球場で開催された、田原市と三重県南勢地域の子供たちとの野球大会での始球式。 伊勢湾フェリーも愛知県、田原市、三重県、鳥羽市の2県2市による継続支援の方向性が見えてきました。


8月23日から9月議会を前にした協議会がスタートしています。 9月議会の大きなものとしては、昨年度の決算についてです。 去年、使われた税金の収入と支出=伊勢市の財政状況についての議論が中心となります。 

■9月議会の補正予算としては、雇用対策を中心に予算組みをしています。 これまで国、県が緊急雇用対策として、基金(税金で貯めた貯金)を開放していましたが、伊勢市の取組みがもうひとつだったので、6月ごろから全庁的にテコ入れをしました。 結果、各課の努力もあって、これまでの2倍以上の短期雇用が見込める予定です。


宇治山田駅前の整備計画を発表しました。 特に一般の送り迎えの車が、バスやタクシーと混乱をし、危険な状況が続いていましたので、スムーズに使えるように取り組んでいきます。 また伊勢市駅前については民間企業と協働して、計画を進めていく予定です。

期限目標:2013年春まで/費用:約1億5千万円(財源予定:国交付税9,975万円・伊勢市5,000万円)


■海上アクセス事業の検証をするため、調査委員会の設置をします。 これは平成18年12月に伊勢市議会でターミナル建設の補正予算が提案されたところからはじまり、運行事業者の撤退、経済効果の底上げ、中古台船の安全性等々、さまざまな問題が起きました。 これについてしっかりと検証することが、新しい伊勢市を創る第一歩となります。 

期限目標:2010年3月末まで/費用:50万円程度(調査委員の報酬、交通費等)

2010年8月19日木曜日




今日は伊勢市出身のミステリー作家 大門剛明さんが新作【確信犯】を持って市役所に来て頂きました。 処女作【雪冤】は9/29にテレビ愛知でドラマ放送!  第二作【罪火】は宮川の花火大会を舞台にした作品で、新作をずっと楽しみにしていました。  まだまだ読書の季節とは言い難い暑さですが、ちょっと早めに。


今日はたくさんのお客様が来て頂きました。 コンピュータの全国大会で優勝&準優勝した宇治山田商業の生徒さんたちから、長野県飯田市で交流を深めてきた小学生たち、また皇學館大学には全国から日本文学の研究者の方々、、、本当にすばらしいご縁をいただきました。 ありがとうございます!


あと、ブログを読んで頂いている方にお願いがあります。  使い終わったスプレー缶が爆発する事故がありました。 幸い、けが人は出ませんでしたが、施設の一部を修繕しなければならないことになりました。  


以前から2年に1回ぐらいの割合で爆発事故があり、その都度啓発を行っていますが、またもや。。。です。 犯人探しまでしなくて良いように、PRをしていきますが、みなさんの中でも声かけをお願いします。


また市内で窃盗や空き巣が増えてきているようです。 「今まで何も無かった町だから」という思い込みを捨てて、再度、家庭と地域の防犯体制のチェックをお願いします。 

2010年8月18日水曜日




久しぶりにクックのドライカレー。  カレー粉に使われているスパイスは漢方薬となっているものもたくさんで、夏バテ防止にはカレーはばっちりです。(美味しんぼ談)



【伊勢市役所の職員採用を再開します。】

こんにちは。 ほんとに暑い日が続きます。 前のブログでお知らせを忘れていましたが、来年度から市役所職員の採用を再開します。 これまで仕事と職員の適正化を図る為に、退職する職員数を補充せずにいましたが、予定の人数を超えてきたため、5名の新規採用を進める事になりました。


雇用職員の年齢別のデータを見ると、特に20歳代〜30歳代の就職氷河期の世代の職員人数が、非常に欠けており、かなりアンバランスな状況となっており、この世代で能力の高い人材を全国から募集したいと考えています。


当然の事ですが、民間企業との給与、雇用体系の格差をはじめとした地方公務員の雇用条件、市役所の仕事の事業仕分けやアウトソーシングなど、見直す事がたくさんあります。 これらのことについては、しっかりと対策を打ってきたいと考えています。



【宇治山田高校 囲碁部女子のみなさん】

また宇治山田高校の女子囲碁部のみなさんが、長田議長さん、小山先生と一緒に市長室を訪問してくれました。 今年の大会で三重県大会で優勝し、全国大会への出場も決めてくれました(^^v  囲碁の世界も女性の活躍が期待されています。 碁盤は小宇宙という言葉があるそうで、祖父を見習って、ぼくもそろそろルールぐらいを覚えようと思っています。

2010年8月17日火曜日

8月16日、市議会の協議会が開かれました。 平成17年に合併してから、まだ統一化されていなかった「上下水道料金」と「都市計画税」について、統一案を報告しました。 本来なら、4市町村が合併してから、すぐに調整をしなければならない案件でしたが、海上アクセス事業の頓挫など市政の混乱から遅れていました。 


市長に就任してから、すぐに協議を始め、市内全域で説明会を開催し、ようやく一つの方向性を提案させていただくこととなりました。 都市計画税「固定資産税×0.3%」については、旧伊勢市だけであったものを新伊勢市全域に、上下水道料金については、一部、段階的に増額し、3年後に統一できるように進めていきたいと考えています。


詳細については、また広報などでご案内させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。



伊勢市長 鈴木 健一

2010年8月16日月曜日




8月15、16日に伊勢市内のかんこ踊りを初めて見ましたが、本当にすばらしかったです。 黒澤映画の「夢」に出てくる幻想的なワンシーンのように、のみ込まれていきそうになりました。 このかんこ踊りは三重県の中南勢地域独特のもので約700年ほど前から始まり、三重県や伊勢市の無形伝統文化材に指定をされています。 

2010年8月14日土曜日




今日は、8月6日に中学生たちと一緒に参加した広島平和式典の報告会がみそのハートプラザでありました。 原子力爆弾を体験した笠岡さんのお話や、原爆資料館で受けた衝動を、それぞれの言葉で発表して頂きました。


今回の体験を詩で表現してくれた小俣中学校の生徒の感受性と表現力、カンボジアの地雷撤去のサポートをしている五十鈴中学校の活動など、新たに胸を打たれる事ばかりでした。


今回の式典への参加、そして、それぞれの発表自体が、戦争や原子力爆弾に対する「行動」の第一歩です。 非核平和宣言都市である伊勢市も負けずに、行動していきたいと思います。


明日は65回目の終戦記念日です。 今の平和な日本の礎には、過去の大戦があることを忘れずに、胸に刻みたいと思います。

2010年8月13日金曜日

8月12日

午前中、市民の方々からのご意見を頂戴しに。 過去の役所の不手際により、いろいろとご迷惑をおかけしている案件で、直接声を聞かせて頂く機会をいただきました。 議員時代からも、いろいろな問題に直面しましたが、なかなか、なかなか、、、。


行政には過去から継続している仕事がたくさんあって、10年前のミスが、急に浮上してくることもたくさんあります。 今の仕事が将来に向かって、どのように評価されていくのか、この点についても、しっかりと行政の仕事の質を向上していくように取り組んでいきたいと思います。


それと3年後の伊勢神宮の式年遷宮に向かって、いろいろな事が動きかけています。 こちらも伊勢市だけのことではなく、日本全体に関わってくることなので、たくさんの方のお力を借りながら、ひとつひとつ進めていきます。



8月11日

朝から経営者の方々との朝食会。  さまざまな業種の方々の経済動向など、お話を聞かせて頂きました。 これから人口の減少、少子化、高齢化と社会保障に関わる費用が増えてくることを考えると、すこしでも市内の景気が活発となるように行政もサポートが必要です。 

2年前から三重県の基金から、緊急雇用対策について予算が組まれています。 これまではすこし低調でしたが、テコ入れをして雇用対策にも力を入れています。 あくまでも緊急雇用ということで、短期間となりますが、年内中に動きを作っていきたいと考えています。


また市内の商店でも、自助努力でたくさんのお客さんを集めているお店もたくさんあります。 奥さんの買い物に付き合って、様子を見に行くと、想像以上に全国大手のお店よりも、品揃えが多く、良い品物がありました。  それと、何よりもお客さんの顔の見える姿が特徴的でした。


日本全国の商店や事業が大手資本にのみ込まれ続けているところがありますが、それに立ち向かう手法は何があるのか、このあたりも考えていかないと、、、。

2010年8月10日火曜日

今日は名古屋にある中国領事館から、領事と副領事が伊勢市を訪問して頂きました。


伊勢の観光PRも兼ねて、トドやアシカのショーで有名な二見プラザや皇學館大学にある神道博物館をご案内しました。


二見プラザの大きなトドの姿、博物館にある神道の歴史と文化に耳を傾けて頂きました。


先月は伊勢の花火大会にも来て頂き、本当に喜んで頂いていました。


花火大会では、日本の花火のすばらしさと同時に、ゴミの少なさに感動して頂いたようで、


中国の大学生にも、伊勢のモラルの高さをお話し頂いているとのことでした(^^)


花火に来て頂いた皆さんと、ゴミの分別回収を実施してもらっている「ハローボランティアネットワークみえ」の皆さんのおかげです。




 中国から日本に来て頂いている観光客の方々の人数は、7月にビザの取得が緩和されたこともあり、今年は昨年対比+50%で150万人を目標としています。 


伊勢志摩でもずいぶんと多くなってきたようです。 今後も中国の方々との交流を通じ、伊勢市としてどのようにおもてなしができるか、取り組んでいきたいと思います。


伊勢市長  鈴木 健一

2010年8月9日月曜日

【広告協賛のお礼】

先日からご案内していた伊勢市役所の広告事業ですが、おかげさまでずいぶんと申込みが増えてきました。 特にホームページのバナー広告については、そろそろ広告枠が売切れ間近といううれしい状況です。 


申込み、商談中の企業の皆様、本当にありがとうございます!! 今後も広告事業についてはドンドン展開していきますので、今後ともよろしくお願いします。


【横浜ゴムさんの環境対策】

今日は横浜ゴムさんとの公害防止協定締結がありました。 30数年間も公害問題に取り組んでいただき、今では二見海水浴場の清掃などにも積極的に取組んでいただいています。 


企業の社会貢献の姿もずいぶんと変化されているそうで、地域住民の方々との意見交換会など見える姿で取組んでいただいています。


【世界に羽ばたく伊勢の高校生たち】

またインターハイで優勝した森本選手(ハンマー投げ)@宇治山田商業、準優勝した橋爪選手(100mと200m)@宇治山田商業、同じく準優勝の村上選手(弓道)@伊勢学園、


そしてシンガポールで開催されるユースオリンピックに出場する奥村選手(やり投げ)@南伊勢高校が訪問してくれました。 全国でトップクラス、将来は世界まで! ぜひ伊勢市全体で応援したいと思います!


【子供たちと携帯電話の魔】

三重県の南勢地域の首長を対象にセミナーがありました。 テーマは子供たちを取り巻く携帯電話の状況のお話。 有害サイト、ネットでのいじめ、学校の裏サイト。。。


子供たちの携帯電話の使い方については、もっと考えていく必要があります。 ただ単純に取り扱いを厳しくすることだけではなく、家庭の中でしっかりとお話し合いをして、ルールを決めていただく必要があるようです。


携帯電話という見えないコミュニケーションツールの中身について、大人が知らないから、見えないからと知らん振りしていることは言い訳にならないようです。 家庭も学校も「うちの子に限って」とならないように、この夏休みの時間を使って、話し合いの時間をぜひ作ってください。



伊勢市長 鈴木健一

2010年8月7日土曜日




広島から帰ってきました。 また一緒に記念式典に参加した中学生たちからのレポートも楽しみです。


荷物を片付けて、一息ついてから、食材の買い出しをして、勢田川のキャンドルナイトへ。 三重県の庁舎からずっと下流まで、勢田川がライトアップされていて、本当にきれいでした。


市役所のスタッフも何名かボランティアで行っているようですが、主催者のみなさん、本当にありがとうございました。 出張の疲れもスッと抜けていきました(^^v



昨日は広島県内の企業家の方々と意見交換。 同級生に紹介してもらったご縁から仕事で抱えていたひとつの案件に光が見えてきました(^^)
 まだ企画中のものですが、これが動くと大きな前進となるので、本当に楽しみです。



明日は早朝からリトルリーグの野球大会の開会式です。 始球式の練習?もあるので、今日はそろそろ寝ます。  おやすみなさい...zzz


伊勢市長 鈴木健一

2010年8月4日水曜日

今日は企業の方の面会や、職員との打ち合わせで一日市役所にいました。


企業の方が来られた際には、伊勢市のホームページのバナー広告などの営業をしています。


ずいぶんとご協力頂けそうですが、まだまだ空きがあるので、みなさんよろしくお願いします!


最近は時間が無いので、有効利用する為に、お昼ごはんの時間をランチミーティングと題し、


職員を中心に打ち合わせなどをしています。


今日は夜も夜ご飯をしながらの打ち合わせ。


こんな一日でした。


明日から、広島平和記念式典に出席するため、出張に出かけます。


明日も6時起きなので、そろそろ寝ます。   


おやすみなさい。


8月に入ってからも熱中症の方がたくさん出ていますので、みなさん、水分補給をしっかりとお願いします。





伊勢市長  鈴木健一

2010年8月3日火曜日

今日は津市での会議の帰り、、、夏の空にかかる虹が見えました。 ひさびさに虹を見ましたが、小さい頃、虹の在処を探しに探検に出かけたことを、ちょっと思い出していました。 ちょっとした時間でしたが、本当に気持ちを満たしてくれました。 どれだけ忙しくとも、自然や四季の変化を楽しむ心をいつまでも持っていたいですね。


津市の会議は三重県市長会。 毎月、県内の市長が集まり、さまざまな課題について意見交換や情報の共有をしています。今日は住民税の納付率向上の取組みや、消費者相談センターの開設、国(民主党)への要望のあり方などについて意見交換がありました。 会議が終わった後、他の市長さんとお話をさせて頂いていましたが、どの町にも、いろんな課題があることを聞かせて頂きました。


また午前中には市役所職員の人材育成講座があり、26名の職員に1時間ばかり講演と意見交換をさせて頂きました。 いろいろと講演の内容を考えていましたが、まずは現場の職員の方々に改善の風土を根付かせて頂きたいこと、市民の方との接し方ひとつで、市役所全体の評価が決まってしまうことをお話ししました。


職員ひとりひとりの仕事の質の向上を目指していくことが、伊勢市役所の利益となり、結果として市民の利益となります。 組織があって、個人がいるのではなく、個人が集まって組織となっています。 一朝一夕にはいかないこともありますが、ひとりひとりの意識の改善をコツコツと取り組んでいきたいと思います。



夜は学童保育を運営している皆さんと意見交換をさせて頂き、民間と公立の使用料の格差、施設の安全性についてのお話をさせて頂きました。 市町村合併をしてから5年が経ちますが、まだすべてのことについて統一がされていないこともあります。 すべてを一気に統一できるものもあれば、段階的に統一していかなければならないものもあります。 


また20年後の町の将来人口から、小学校や中学校など公共施設の適正化や、それに関係して学童保育のあり方にも大きく影響があるのではとYさんからご意見を頂きました。 このことについてはおっしゃる通りで、学童保育については子ども課が担当し、学校のことは教育委員会で担当というように、役所の縦割りであってはいけません。 この点についても、改善をするようにさっそく指示を出させて頂きました。


今日も一日たくさんの意見交換をさせて頂きました。 本当にありがとうございます。 それぞれの現場の声を聞かせて頂くことが、自分自身の糧となっていることをあらためて確認させて頂いた一日となりました。 すべてのことが実現できる訳ではありませんが、ひとつひとつ実現に向けて取り組んでいきたいと思います。 


伊勢市長 鈴木健一
今日は三重県知事との膝詰めミーティング。 大紀町、南伊勢町、度会町、玉城町、鳥羽市、志摩市、伊勢市の南勢地域3市4町の首長が集まって、それぞれの地域と三重県政の課題について、議論をしました。 約4時間にわたっての議論の中心は、やはり地域の医療について。 医師と看護士の確保についてはどの町でも頭の痛い問題となっていて、地域が一丸となって取り組んでいくことを確認しました。


また私の方から、地域の絆を守って頂いている児童民生委員制度の抜本的な見直し。 伊勢二見自動車道の無料化とサンアリーナICの開放についても、知事に対して提言をしました。 児童民生委員制度については、ほぼボランティアで活動をして頂いていますが、住民の方々の暮らしや悩みが複雑化していることなどから、なり手が少なくなっていて、定員に満たず、委員1人に対する負担がどんどんと重くなってきています。


活動に対する手当としては、毎月8千円程度で、一生懸命活動して頂いている委員の方ほど、負担が多くなっていて、持ち出しも多くなってきているのが現実です。 さらに国、県ともに活動費については、削減の方向を打ち出しているため、ますます悪循環の方向に向かいつつありますが、何とか、この流れを食い止めなければなりません。


この児童民生委員制度は、国の法律に基づいた制度となっているので、あらためて政府に対しても提言をしていきたいと思います。 



また伊勢二見自動車道については、民主党の政策により高速道路の無料化がスタートしながらも、いまだ三重県が管理している「朝熊〜鳥羽区間」については有料となっています。 それと有料の区間があるために、サンアリーナのICも閉鎖されたまま。 三重県としては建設費などの返済の為に平成36年頃までは、現状のままと言うお話でしたが、なんとか平成25年のご遷宮までには、無料開放の道筋を立てていただきたいことを訴えました。



夏休みが始まって約2週間が経ちました。 この時間を使って一生懸命、それぞれの夢に向かっている子どもたちもいれば、ちょっと脱線気味の子どもたちがいることも耳に入ってきています。 せっかくの機会なので、子どもたちがどのような環境で生活をしているのか、何かサインを発信していないか、一度、耳を傾ける時間を作って頂ければと思います。 


「うちの子どもは大丈夫。」と思っていらっしゃるご家庭も多いと思いますが、時代が変わって、インターネットや携帯電話など、こどもたちの環境がどんどんと目に見えなくなっています。 人間は、良いことも悪いことも、その環境によって、変化し続ける生き物です。 その環境をぜひ気にかけていただき、ちょっとでも家族力の向上に取り組んで頂きたいと思います。



伊勢市長 鈴木健一

2010年8月1日日曜日




今日は8月1日ということで、早朝から外宮さんと内宮さんへ朔日参りに行ってきました。  夏休みの日曜日、そしてお天気も良かったこともあってか、本当にたくさんの方が参拝に来て頂いていました。 それと同時に車の路上駐車も、ちょっとひどいことになっていましたので、行政はもちろんのこと、事業者の方々とも協議が必要です。


その後、夕方まで仕事をして、夕方から「外宮さん浴衣で千人参り」のイベントへ行ってきました。 たくさんの市民の方々が、浴衣姿で楽しんで頂いたようでした。 これから式年遷宮をむかえるなか、せんぐう館が出来上がってくることもあり、外宮さん周辺の活性化にも力を入れていきたいと思います。