2010年8月30日月曜日

三重県の中南勢の子育て雑誌「あいしてる」に毎月記事を投稿していますので、これまでの記事を掲載します。 ママさんたちにも大人気のフリーペーパーです。 保育所や幼稚園、スーパーなどに設置されていますので、手に取って読んで頂けると幸いです。

 
【あいしてる7月号】
梅雨が明けて、夏らしくなってきた頃と思います。 夏は、僕の大好きな季節です。 プランターのバジルやパセリも、そして奥さんのお腹もグングン大きくなってきました(^^) 


沢山のご質問、ありがとうございます! 今回は、お便りをもとに、お話をさせていただきます。 今、市役所の仕事のあり方を見直す為に、民間企業の良さを学んでいます。 その中のひとつに、男性社員の育児休暇の取り方があります。
 

男性の育児休暇が必要となった背景には、女性にとって働きやすい社会や職場の環境が求められてきたことがあげられます。 しかし、現実には、なかなか周囲の理解が得られずに、家事/育児/介護などの負担がまだまだ偏りがちです。 


伊勢市役所でも育児休暇を取る男性職員は約2%と少ないのが実情です。 僕もほんの数日でもいただき、推進役を担うことができればと考えています。 そして自分自身が子育てを実体験することで、新しい視点を取り入れ、これを仕事に生かしたいと考えています。


子育て支援に関して、たくさんのご要望をいただいています。 先般の子ども手当についても、目先には嬉しいこととは思いますが、無闇にバラマキをすることは、将来の子どもたちに対して負担を与えることにもつながります。


 市議会議員の時に、1975年から2008年までの市役所の色々な財政のデータ(市役所の家計簿みたいなもの)を数値化して、調べました。 中学校給食の実施要望の中で、保護者の方から「給食は安いから、早くしてほしい。」と、お話がありました。 


学校給食の値段を調べてみると、たしかに保護者の方が支払う食材費は230円〜260円でしたが、食材費以外の、人件費、光熱水費、施設にかかる費用は全て税金となり、それらを計算すると、実際には、1食:約1、000円の学校給食になっていました。

 保護者の方の負担は安いように見えていますが、本当は、ずいぶんと高くなっています。 市役所に頼めば、何でも安く済む。というのは、誤解で、逆に高くつき、私たちが支払う税金にかかっているのが真実です。


この夏は参議院議員選挙があります。 実は僕自身、政治や政治家に対して、良いイメージを持っていませんでしたが、あるきっかけから、徐々に変わっていきました。 関心を持てば持つほど、歯がゆさを感じ、いつの間にか政治家になっていました。


どんな小さなきっかけでもいいので、少しでも政治に関心を持っていただき、参加してほしいのです。 また皆さんの生活にもっとも身近な、市政に関心を持っていただき、どんどん意見をぶつけていくことが、必ず変わるきっかけになります。 住み心地の良い町づくりを力を合わせて一緒にがんばりましょう!