2010年8月3日火曜日

今日は津市での会議の帰り、、、夏の空にかかる虹が見えました。 ひさびさに虹を見ましたが、小さい頃、虹の在処を探しに探検に出かけたことを、ちょっと思い出していました。 ちょっとした時間でしたが、本当に気持ちを満たしてくれました。 どれだけ忙しくとも、自然や四季の変化を楽しむ心をいつまでも持っていたいですね。


津市の会議は三重県市長会。 毎月、県内の市長が集まり、さまざまな課題について意見交換や情報の共有をしています。今日は住民税の納付率向上の取組みや、消費者相談センターの開設、国(民主党)への要望のあり方などについて意見交換がありました。 会議が終わった後、他の市長さんとお話をさせて頂いていましたが、どの町にも、いろんな課題があることを聞かせて頂きました。


また午前中には市役所職員の人材育成講座があり、26名の職員に1時間ばかり講演と意見交換をさせて頂きました。 いろいろと講演の内容を考えていましたが、まずは現場の職員の方々に改善の風土を根付かせて頂きたいこと、市民の方との接し方ひとつで、市役所全体の評価が決まってしまうことをお話ししました。


職員ひとりひとりの仕事の質の向上を目指していくことが、伊勢市役所の利益となり、結果として市民の利益となります。 組織があって、個人がいるのではなく、個人が集まって組織となっています。 一朝一夕にはいかないこともありますが、ひとりひとりの意識の改善をコツコツと取り組んでいきたいと思います。



夜は学童保育を運営している皆さんと意見交換をさせて頂き、民間と公立の使用料の格差、施設の安全性についてのお話をさせて頂きました。 市町村合併をしてから5年が経ちますが、まだすべてのことについて統一がされていないこともあります。 すべてを一気に統一できるものもあれば、段階的に統一していかなければならないものもあります。 


また20年後の町の将来人口から、小学校や中学校など公共施設の適正化や、それに関係して学童保育のあり方にも大きく影響があるのではとYさんからご意見を頂きました。 このことについてはおっしゃる通りで、学童保育については子ども課が担当し、学校のことは教育委員会で担当というように、役所の縦割りであってはいけません。 この点についても、改善をするようにさっそく指示を出させて頂きました。


今日も一日たくさんの意見交換をさせて頂きました。 本当にありがとうございます。 それぞれの現場の声を聞かせて頂くことが、自分自身の糧となっていることをあらためて確認させて頂いた一日となりました。 すべてのことが実現できる訳ではありませんが、ひとつひとつ実現に向けて取り組んでいきたいと思います。 


伊勢市長 鈴木健一