2010年3月30日火曜日

ここ数日、異動や退職の方々のご挨拶が続いていて、今日は朝から伊勢県民センター長さんが退職のご挨拶に来て頂きました。 そして伊勢の交通対策のことや、6月からの高速の無料化など、早々に取り組んでいかなければいけないことをお話しさせて頂きました。 市長就任以来、いろいろとお気遣いをいただきました。 本当にありがとうございました。 


その後、楠部町の消防団車庫が新築されたのでその引き渡し式に出席しました。 消防団の方々の多くは仕事を持ちながら、訓練、パトロールをしていただき、そして火災現場での活動でもご尽力頂いていて、伊勢市にとっては無くてはならない縁の下の力持ちの仕事をして頂いています。 


そして定例の記者会見をし、朝熊山麓で花を咲かす会のみなさんから、夢のある話を聞かせて頂き、宇治橋架け替え奉祝委員会、ご遷宮対策委員会、松阪食肉公社の取締役会に出させて頂きました。 明日で3月も終わりです。 新年度に向かって、がんばっていきます!!


鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月28日日曜日




今日は午後から活動、まずは二見町の松林再生のシンポジウム。 松食い虫によって立ち枯れを起こしている松林の再生のために地元の方々が立ち上がってくれていて、本当に頼もしい限りです。 


そして音無山@二見町の桜まつりに行くと、坂道を登っていくために竹の杖が準備してくれありました。 こういった心遣い、ちょっとしたことなんですが、気持ちが本当にうれしいです。 


音無山の桜も3分咲きで満開まではもう少しという感じですが、山を登っていくにつれて伊勢湾を望むことができて、ちょっと一息つくことが出来ました。 市内の桜もすこしずつ咲き始めました。 心がはずむ季節がやってきました(^^) 今年は横輪の桜も見に行きたいと思います。



鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月27日土曜日




今日から伊勢唯一の映画館、進富座さんで「半分の月がのぼる空」の先行ロードショーがはじまりました!  この映画は伊勢市内で撮影され、出演者もみな伊勢弁でなんだか妙な感じです(^^  映画の感想は、とにかく切ない。の一言で、自分のほろ苦い?青春時代も思い出させて頂きました。


この映画が完成されるまでには、本当にご苦労頂いた方々がたくさんいらっしゃいます。 特に映画化が決まるまでにも、作品のワンシーンとなっている砲台山(虎尾山)の保全活動に取り組んで頂いていた山本さんの力があってのことです。 本当にお疲れさまでした。 そしてこれからもよろしくお願いします。


また今日は愛媛県西条市からのお客様がいらっしゃったり、昨年のスウェーデンでご一緒していただいた全国青年会議所建設部会の方々とお会いし、本当にたくさんのご縁を頂いた一日となりました。 そして最後に月読さんの桜が満開となっていました(^^ まだ寒の戻りか、すこし冷える日がありますが、お花見が楽しみな季節となってきました。


鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月26日金曜日

3月議会が終わり、すべての議案を承認して頂きました。 今回、初めての予算ということで、たくさんのご意見やご提案をいただきました。 メモ書きをしているものだけでも、200以上の改善課題をいただきました。 本当にありがたいことです。 こうやって改善案をいただけるということは、それだけ伊勢市が良くなるチャンスを与えてくれたものとして、ひとつひとつ取り組んでいきたいと思います 


今日は伊勢市防災会議、国民保護協議会があり、各種団体のみなさまにご出席頂いて、計画の変更についてご協議頂きました。 特に先般のチリ地震による津波警報のことなどについて、課題を頂戴しましたので、ひとつひとつ整理して、今後の糧としてきます。 また伊勢市では伝統となっている「都道府県対抗中学校ソフトテニス大会」の開会式が県営サンアリーナで行われました。


もちろん開会式は初めて出席したのですが、日本全国47都道府県の代表選手が集まって頂いた姿は壮観でした。 大会関係者の方々からお話を聞くと、この大会を目指して日本全国で練習に励んで頂いているということで、本当にありがたい限りです。 現在の全日本の選手にも、伊勢での大会経験者も少なくなく、まさしくソフトテニスのメッカとなっているそうです。


明日からの二日間、県営サンアリーナ、県営競技場、そして古市のテニスコートで熱い大会が開催されます。 伊勢市内でもたくさんの競技者の方々がいらっしゃると思いますので、お見かけになりましたら、ぜひ応援してあげてください。







鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月20日土曜日

今日は今年初めてのウグイスの鳴き声で目を覚ましました。 二度の鳴き声は一寸の濁りも無く、ようやく春がやってきたという実感が湧いてきました。 そして伊勢市内では小学校の卒業式ということで、宮山小学校の式に参加してきました。 


毎年、宮山小学校の卒業式では、卒業生の将来の夢や中学校での希望を発表して頂くのですが、今年はみな「感謝」の気持ちを一生懸命伝えてくれました。 夢の発表では、プロ野球の選手からイラストレーター、医師に薬剤師、テニスや剣道、勉強とひとりひとりの想いを聞かせて頂き、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。


これから中学校に入り、色々なことがあると思いますが、ぜひがんばってほしいと思います。 それと、一方では学校生活になじめずに卒業式に出られなかった子どもたちも市内にいることも耳に入ってきています。 このことについては、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。 これからひとりひとりの子どもたちにとって、何とか良い環境を作っていく努力をしていきたいと思います。


昨日、三重大学の児玉先生たちが主催となっている平和研究セミナーに参加するために名古屋市へ行ってきました。 伊勢市は「非核平和宣言都市」となっていることもありますが、実際の事業は先細りとなっています。 これはこれで、目の前の問題が多すぎて仕方が無いのですが、これから腰を入れてやっていきたいと考えています。


セミナーには、三重大学、広島大学、早稲田大学、名古屋学院大学の先生たちに加え、実際にタイやチベット、フィリピンなど各国で現地取材をされている方々が集まり、東南アジアにおける貧困や人身売買、原子力爆弾の被爆のこと、チベットの亡命政府と中国政府のことなど、世界各地の現状のお話を勉強させて頂きました。


研究者の方々のお話を聞くと、今の日本政府の「平和に対する研究」としては、なかなか支援も少なくなってきているそうで、今まで重ねられてきた研究の継承も難しくなってくる心配があるそうです。 そして、驚いたのは国内で「平和」というテーマを研究されている方々は800人しかいらっしゃらないそうです。


実際、この景気の状態から考えると、予算確保も厳しいのは理解できる部分もありますが、戦争を体験してきた世代が少なくなってきている現代の日本にこそ、過去の悲惨な体験を二度と起こさないためにも、絶対に必要なな学問であると思います。 非核平和宣言都市をうたっている伊勢市として、しっかりと世界の現状の認識を欠かさないように取り組んでいきたいと思います。

2010年3月17日水曜日

ここ数日は平成22年度の予算(税金の使い方)についての会議が開かれ、今日、採決があり一般会計と病院会計が賛成多数、他が全員賛成ということで可決して頂きました。 とくに一般会計についてはやすらぎ公園プールの安全性について異議があったので、こちらもしっかりと善処したいと思います。


今日は朝から厚生中学校の卒業式に出席しました。 お天気が心配でしたが、雨も上がりすてきな卒業式でした。 特に最後の卒業生みんなで歌って頂いた「エール」という曲が本当に心が一つとなっていたようで、胸にグッとくるものがありました。 指揮者をしてくれた方もすごく情熱的でした。


そして、午後からは先日合唱で全国大会の出場が決まった五十鈴中学校の合唱部のみなさんが市長室に来てくれました。 実はこのブログをうちながら、コンサートで録音していただいた音源を聞かせて頂いているのですが、本当にすばらしい歌声です。 


合唱部のカワマタ先生からは、「伊勢が歌声あふれる、心が豊かなまちになってほしい!」とご提案も頂きました。 来週末、福島県で全国大会があるそうなので、他校の合唱を聴くことも刺激となると思いますので、ぜひ全力で楽しんできて頂きたいと思います。 




鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月14日日曜日




土曜日は、午後からアイルランドのお祭り「セントパトリックスデーパレード」、五十鈴中学校の合唱部のチャリティコンサート、伊勢轟曳会の総会と行事ごとの挨拶にお邪魔しました。


セントパトリックスデーパレードは7年目の開催ということで、ゆっくりとした雰囲気がいい感じでした。 イベントのテーマカラーの緑色も春にピッタリでした。 


その後、五十鈴中学校の合唱部のチャリティコンサートへ。 なんと五十鈴中学校の合唱部はこんど全国大会に出場することになったのですが、運動部と違い全国大会出場に対しての補助がないとのことで、PTAと子どもたちが共催のコンサートとなったそうです。


ゆっくりと合唱を聴く事自体初めてだったのですが、もうすごい!の一言。 30分間の短い時間でしたが、本当に心を揺さぶられ、感動しました。 あのすばらしい合唱を聞かせて頂ければ、市民の方からの寄付でもいけるのでは、と思いますが、いずれにせよ補助のあり方は一考していかなければなりません。



で、日曜日の今日は朝から、生ゴミの分別収集の実験にご協力頂いていた小俣町上久保地区のみなさんの元へ感謝状を届け、500年前から続いている(国の無形文化財でもある)一色神社の奉納「能」を見させて頂き、観光文化会館で行われた日本編み物検定協会の登録証授与式へ。


小俣町上久保地区のみなさんには5週間にわたって、生ゴミのなかみを分別することにご協力を頂き、非常に大事なデータを取らせて頂くことが出来ました。 特にこの地域は伊勢市内でも人口が急増している地域でもあって、生の声を聞かせて頂くことが出来たと思います。 あらためて、ご協力頂いたことに感謝します。



鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月10日水曜日




今日は宿議員「ターミナル施設の方向性/やすらぎ公園プール」、品川議員「ターミナル施設の方向性/子ども手当の影響」、広議員「伊勢病院」、野崎議員「ごみ行政」について、ご質問を頂き今回の議案質疑、一般質問が終わりました。 


28名中17名の議員の方々からご意見、ご提案を頂きました。 議員一人あたりの持ち時間が1時間ということで、ざっと3日間で17時間近くも議論をしていたことになります。 明日からは来年度予算についての委員会があるので、こちらもしっかりと議論していきたいと思います。


画像は答弁中の写真です。このボードの使用も「(仮称)伊勢市見える化計画」のひとつです。 livedoor記者のnagatoさんが写真を撮ってくれています。 本当にありがとうございます。 



鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com
月曜日からはじまった伊勢市議会の議案質疑と一般質問、ようやく2日目が終わりました。 初日は小山議員から「やすらぎ公園プールの再会と行財政改革との整合性」 吉井議員から「雇用対策について」中村議員、山根議員から「伊勢病院の方向性について」  吉岡議員は「伊勢の渋滞対策」 中川議員、佐之井議員は「海上アクセスターミナル施設の方向性」 


そして二日目は、日本共産党の黒木議員から「子どもたちや障がいのある方々への福祉対策」 野口議員から「学校給食と地産地消、そして米粉パンについて」 西山議員から「住民投票条例、非核平和宣言都市について」 世古議員から「雇用、防犯について」 浜口議員から「情報戦略局の事業内容と行革について」


そして今日は4名の議員からの質問がありますが、今回から議会側の提案で、一回目の答弁は「すべて市長がやる」というルールになったということで、ずいぶん出番が多いです。 人前に出るのは、実は不得手なんですが、せっかくなのでひとつひとつの答弁の中にも魂を入れさせて頂きたいと思って、お話しさせて頂いています。


それと巷で話題の「twetter」ですが、2年前に登録したままだったんですが、つぶやきを再開しました。 「ぼそっ」とつぶやいていますので、良かったらフォローしてください。    http://twitter.com/SUZUK



春に近づくための雨が続いています。 季節の変わり目は、心の中もムズムズと蠢いて、なんだか好きなんですね。 花がほころびはじめて、草木の肌の色も気になってきます。 まだ冷える日があるそうなので、お体に気をつけてください。



鈴木健一  kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月8日月曜日

2010年3月7日日曜日




3月5日(金曜日)、アサヒビールのみなさんが来て、ビールの売上げの一部を伊勢市に寄付して頂きました。これは「スーパードライうまい!を明日へ!プロジェクト!」の一環ということで、伊勢市、宮川の環境保全のためにご寄付を頂くこととなりました。 本当にありがとうございます。 また名古屋の守山にも工場があるということなので、一度、社会見学にも行ってみたいと思います(^^)


3月6日(土曜日)、朝から日本で有数の地域再生マネージャーの方をご紹介頂き、仕掛けのコツ、成功事例を教えて頂きました。 地域を再生するためには、何よりも新しいお金の流れが大切というお話でした。 また通信を利用した教育改革の話など、伊勢だからこそ実現可能なアイデアをたくさんいただきました。 


その後、観光文化会館で行われた華道家元池坊伊勢支部の70周年、青年部30周年の創立記念式典に参加させて頂きました。 ちょっと写真を撮る間が無かったのですが、本当にすばらしい作品ばかりでした。 心満たされる時間と空間をいただきました。 本当にありがとうございます。 


また伊勢志摩リハビリテーション専門学校の第一期生の卒業式に参加し、挨拶をさせて頂きました。 学校を立ち上げられて4年。 初めての卒業生ということで、本当にうれしく思います。 そしてお祝いの挨拶の中でも話をさせて頂きましたが、高齢者や病後の方々はもちろんのこと、障害のある子どもたちのためにもご協力いただけるようお願いをさせて頂きました。


特に伊勢市では平成18年度まで実施していた、障害のある子どもたちの機能回復事業が、一時中断したままとなっていて、保護者の方からのニーズも増え続けていて、すこしでも力になることが出来ればと考えています。 


あと、月曜日から始まる議会の質問に答えるための準備準備です。 ケーブルテレビで見られている方々にとって、何が議論されているのか、分かりやすくするために、今回から実験的に市役所の答弁側もパネルを使って、説明したいと思います。 答弁側がパネルを使うのは、地味に全国初ではないかなーと思っています。


2010年3月5日金曜日



家の玄関先にある小さな桜もつぼみが開いてきました。 毎年、20〜30個のさくらんぼの実がつくので楽しみです。 3月3日の海上アクセスの撤収表明のことについて、応援のメッセージをたくさん頂いています。 本当にありがとうございます。 心と、言葉に支えられています。 


昨日は午前中にお休みを頂いて、初めての人間ドック。 30代も半ばとなり、重要な公務を預からせて頂いているので、そろそろ自己管理もしっかりとしたいと思いまして、伊勢病院の検診センターに行ってきました。


ここの設置者も伊勢市長となる訳ですが、実際に行ってみると、センターのスタッフの方々の仕事が本当に手際良く、見ていても気持ちよいぐらいでした。 寝た振りをして接客の様子を見ていましたが、これがまた丁寧でした。


もともと建物自体が看護士さんの寮であったこともあって、すこし狭く古くもなってきているのですが、市民の方々から必要とされていることが十分分かりました。  それと初めての胃カメラもちょっとびっくりしましたが、きれいなピンク色をしていました。 ちょっとホルモン系でした。


禁煙生活も2ヶ月となりました。「ブログにのってないけど、断念したん?」と聞かれますが、おかげさまで無事に手を出さずにいます。





午後からは、道路補修の現場確認ということで、道路パトロールの車に乗せてもらって仕事の内容や道路の状況等の確認をさせてもらいました。特に市民からの道路の修繕などのご要望は1800件あって、その内の1400件を処理しているとのこと。  側溝の修理だけでなく、写真のような道無き道を造ったり、多種多様な現場で仕事があります。


その後、市役所に戻って、伊勢志摩リハビリテーション専門学校の理事長さんがご挨拶に来て頂きました。 特に伊勢市の事業にも何かとご協力頂いていますが、体にハンデがある子どもたちのサポートも出来ないか、ご協力のお願いもさせていただきました。(厚かましく、すみません。)


そして先日、市内の小学校で食育の授業をしていただいたエクシブ鳥羽の料理長とお話をさせて頂きました。 この食育の授業では、地元の食材を使って子どもたちに料理をしていただいているのですが、なんとボランティアかつ、食材費はエクシブさん持ちでやっていただいていたそうです(^^; 


「食」とまちづくりについて、大いに議論が沸いて、いろいろと良いお話が出来たので、ぜひ次につなげさせて頂きたいと思います。また構想をしっかりと練ってご報告もしていきたいと思います。




鈴木健一  kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年3月3日水曜日

今日から3月議会が始まりました。 議会の冒頭に海上アクセス事業のターミナル施設の方向性について「撤収」を進めていきたい意思を表明させて頂きました。 


まず私たちが考えなければならないのは、このターミナル施設の方向性が何であったのか? 何のために建設された施設であったかを考え直すことが必要ではないでしょうか?


平成18年10月、突如、「高速船の運行会社」から要望があがってきたことにより、進められてきた海上アクセス事業。 この事業の目的、この施設の目的は海外からの観光客の誘致で「年間伊勢志摩地域に6億円の経済効果」をもたらすというレポートがありました。 


しかし、ターミナル施設を建設中に要望をしてきたはずの「運行会社」が事業が出来ないことを表明(1) そして本来の目的であった「経済効果6億円」も上げ底のずさんな計算方法(2)


そして、極めつけは船着き場となる台船も桟橋も安全性が確保できないとして、三重県から船着き場の利用について使用中止の命令(3)


この3点の問題点を見ていただければ、この海上アクセス事業がいかに稚拙に進められてきたか。そして、すでに破綻している事業であるということがご理解頂けると思います。 


さらに三重県内の他の海上アクセスルートも利用者がピーク時の30%減となっている話もあり、また中部国際空港の減便も重なってきています。


そして昨年の市長選挙で海上アクセス事業については中止。 ターミナル施設については、「譲渡/売却、有効利用、撤収」という選択肢を示させて頂きましたが、まず法的、物理的な理由で譲渡/売却は選択肢から外しました。


そして、有効利用と撤収の二者択一となった段階で、それぞれにかかる10年間の投資費用と維持管理費用を計算させて頂いたところ「有効利用なら最安値で約4億円の市の負担」「撤収なら最高値で約8億円の市の負担」となることが分かりました。


ただ単純に目の前に出ている金額だけなら「有効利用の方が4億円得」となりますが、2年以上も有効活用案を議論していただきましたが、いまだ現実的な利用案が一つも出てこないのが実情です。


すこし細かな話になりますが、レストランやショッピングセンターなどは建設に関わる法律により許可が下りるようになるまで数年が必要となってきます。(数年の時間をかけても許可されるかどうかはわかりません。) 


そして、よくお話のある船舶を停留させるマリーナ案については、最低10億円以上の設備投資が必要となってきます。 さらに勢田川の河口ということで溜まってくる土砂の浚渫(しゅんせつ)にも数億円の費用が必要となってきます。(三重県の管理)


これから試算結果を市民や議会のみなさんに情報公開をし、意見交換する場を作っていきますが、このようなことを総合的に考え、撤収をすることが懸命であると判断をさせて頂きました。



2010年3月2日火曜日




昨日の3月1日は、朝から三重県立伊勢高校の卒業式。 母校ということで非常に感慨深いものがありましたが、何よりも在校生からの贈る言葉が非常にすばらしくて、心から感動しました。 職業柄?色んな場所で挨拶を聞きますが、今までで一番だったと思います。 


その彼女から卒業生に送られた言葉「人生は一頭の馬である。軽快なたくましい馬である。 人間はそれを騎手のように大胆に、しかも細心に取り扱わなければならない。(ヘルマン・ヘッセ)」 来年以降は市内の高校を順番に回っていきたいと思います。


その後、東邦ガスさんのご案内で、家庭用&業務用の燃料電池の見学&説明をしていただきました。 家庭用の燃料電池も300万円台、補助金等を活用すると70万円ぐらいで設置が可能だそうです。 


見学させて頂いたYさん宅では、燃料電池+太陽光発電というWの組み合わせで省エネに取り組んで頂いているそうで、ハウスメーカーさんに聞くと、およそ7年間の使用で償却できるとお話しされていました。


またミタスの湯さんでもガス発電は大活躍されているそうで、滅多に見ることが出来ないバックヤードを見せて頂きました。 また公共施設で省エネ&税金の節約ができるものがあれば、ぜひご提案をお願いします。


それと、ご報告です。 以前に節約方法のアイデアを募集したときのご連絡頂いたファイナンシャルプランナーの平石誠さんの案がさっそく採用可能であることが分かりました。 電気料金の利用プランの変更によって、年間10万円の節約が可能となりました(^^v  


町のためになるのなら、といことでアイデア、電気料金の試算等々、すべて無償で取り組んで頂きました。(本当は有償でのお仕事です)お忙しい中本当にありがとうございましたm(_ _)m