2009年12月29日火曜日

12月28日。 市役所の仕事納めということで、松下副市長と一緒に伊勢病院をはじめ二見、御薗、小俣の総合支所、産業支援センター、、、と年末の挨拶回りの一日でした。


職員の仕事の手を止めてまで、とあまり気が進みませんでしたが、今年は選挙が終わって初めての年ということで、現場の視察もかねて行ってきました。 


特に伊勢病院は三重県南勢地域の医療拠点のひとつということで、時間をかけて、医師、看護士、医療技術者、薬剤師の方々とお話をさせていただきました。


今年の年末年始は、宇治橋が新しくなったこともあって、また参拝に来ていただく方が増えることと思います。 渋滞緩和については、パーク&バスライドなどの対策を講じていますが、まだまだ市民の方々にとってはご不便をかけますが、ご理解、ご協力、よろしくお願いします。

2009年12月26日土曜日

12月23日 東京にて日仏景観会議。 特に神宮のご遷宮についての講演などが開催されました。 建築士の方々の集まりでしたが、遷宮を取り巻く人々の動向。 特にお木曳きでは、地域のコミュニティが一つとなって遷宮に向かっていくことについて、すこしお話をしました。 


12月24〜25日 朝から年末のご挨拶に、たくさんのかたが来ていただきました。 30分おきの濃厚スケジュール(^^;  遠くからは、熊野市の「花の窟神社」をお世話をしていただいてる和田さん、山本さん。 熊野古道も脚光を浴びていて、お互いの連携、協力のお話をさせていただきました。 


また伊勢青年会議所(JC)のみなさんも、来ていただき、山下理事長と対談をさせていただきました。 この内容は1月末ごろのJCさんの広報誌に掲載されるようです。





そして各部長に集まっていただき、12月議会の振り返りを行いました。 今まで議会にいた立場として、特に質問や提案して後のことが、そのままにされていることも少なくないので、「やること」「やらないこと」の整理をしっかりすることをお話しし、市民の方々にとっても理解してもらうことができる、体制を作っていきたいことをお伝えしました。

2009年12月25日金曜日

12月22日、無事、初めての市議会が終わりました。 正直、今までは言いたい放題やってきたので、質問をされる側となると、ちょっと緊張しましたが、職員や議員の方々との協力で無事乗り切ることができました(^^;  


今回の議会では福祉健康センターの老朽化した空調設備の入れ替え、子どもたちのインフルエンザの補助などを含んだ補正予算とともに、副市長に松下裕さん、教育長に宮崎吉博さんを認めていただくことができました。


松下さんは現在の伊勢市役所の総務部長さんであった方で、とにかく実直な方で、特に財政、行革に取り組んでいただいていた方で市役所内を動かす要となる方です。


また宮崎先生は、前の五十鈴中学校の校長先生で、学校現場とは別にすてっぷわんという障害のある子どもたちのお世話をしていただいていました。 特に、障害のある子どもたち、保護者に対する政策は、私自身の公約でもあるので、しっかりとお願いをさせていただきました。

2009年12月19日土曜日




今日は朝から二見の夫婦岩の注連縄の張替え式へ。 白装束で作業に向かう友人のYさんに出会いました。 本当に寒い中、海に入ってのご奉仕、みなさんお疲れさまでした。 


その後、二見町今一色にできた「コミュニティセンター」の竣工式。 こちらは、地元出身の阿竹さんと地元の皆さんのご寄付とご協力をいただいて完成したもので、屋上には津波や洪水の際に避難できるスペースが確保されています。 これからのまちづくりにもご活用できることを期待しています。


午後から伊勢市内をまわって、夜は知人のTさんの会社の忘年会へご挨拶。 いろいろとお声をかけていただきますが、体調管理のため、できる限りアルコールは控えさせていただいていますので、ご理解ください。

2009年12月18日金曜日




念願の点字入りの名刺ができあがりました(^^) 秘書課のSさんや点字サークルのみなさんに無理を言いましたが、きれいに仕上がってきました。 とてもうれしいです。 ありがとうございます。


今日は一般質問の二日目。 財政についてのご指摘。 海上アクセスのターミナル施設の方向性。 そして私の政治理念について。 この議会でご提案、ご指摘いただいたこと、しっかりと取り組んでいきます。


午後からは、大仏山公園の未開発地域の現場視察。 ITVの行政チャンネルの収録。 日仏景観会議の打ち合わせ、入札制度の勉強会、民政員、児童委員さんたちとの懇談会と、今日も目まぐるしい一日でした。


空気が乾燥してくると、火事も起こりやすいので、ぜひご注意ください。 冬になると、星がきれいに見えてきます。 この季節の楽しみの一つです。

朝から続く、伊勢市議会の一般質問。 10名の議員の方々からの質問がありましたが、就任30日目。 まだまだ不慣れなことばかりです。 


機構改革から防災、地産地消、海上アクセス、駅前構想、ゴミ問題、幼稚園、国民健康保険制度と、さまざまなことで、良いご提言をいただきましたの、後日アップします。 


昨日からずいぶんと寒さが厳しくなりました。 やっと冬が来たという感じです。 

2009年12月16日水曜日


今日は遅くなりそうだったので、ちょっと早めの夕食をいただきました。 メニューは市役所近くの太田屋さんの肉うどんです。  8年前に伊勢に帰ってきたときにはじめて食べたメニューですが、大のお気に入りです(^^)



明日は一般質問が始まります。 今までと逆の立場なので、ちょっと緊張しますが、職員としっかり打ち合わせをして、議員の方々の質問に答えていきたいと思います。



昨日の所信表明の原稿です。


議案の説明の前に、私の、伊勢市政に対する所信の一端を表明いたします。 今、ここにおられる議員の皆さんにおかれましては、伊勢市民のために、尽くさんとして立候補され、多くの市民の方々からのご支援により、ご当選されたことを、心からお祝い申し上げます。 



私自身も突然の市長選挙と言うことで、厳しい選挙戦でありましたが、市民、議員の皆様をはじめ、各方面からの力強いご支援を賜り、伊勢市長としての重責を担わせていただくこととなりました。 



みなさまの力強いご支援に対しまして、心からお礼を申しあげると共に、新しい伊勢をつくるために、全身全霊で市政運営に取り組んでいくことを皆様とお約束します。



まず今回の選挙の争点でもありました海上アクセス事業の今後ですが、現在、担当課にあらためて正確な試算を指示させていただいています。 海上アクセス事業については中止いたしますが、ターミナル施設の方向性については、出来る限り、市民の方の負担を少なくするかたちをとっていきますので、いましばらくお時間をください。



さて、現在の伊勢市は全国の地方都市と同様に、非常に厳しい財政危機に陥っている。 これは過去の遺産ではなく、今、目の前にある危機的状態であり、近い将来、伊勢市の更なる衰退を招き出す大きな要因として考えられる。



平成20年度決算については、財政健全化法に定める4指標とも基準をクリアしているが、単年度決算では補足しきれない、伊勢病院、下水道事業など、今後発生するであろう大きな財政負担があり、予断を許されない状況である。



そして850億円を超える伊勢市の借金は現在の市民に支払うことが出来ない大きな債務であり、また将来の子供たちへの負担を強要せざるを得ない。 



にもかかわらず、いまだ行政に対する要望は多く、すべてを実現しようとすればするほど、私たち自身、子供たちに対して、大きな足かせとなる。 



ご存じの通り、平成186月に財政破綻した夕張市では、教育、福祉、消防、病院と、市民生活にとって必須であると考えられていた行政サービスが統廃合され、さらに税金や利用料などのサービスが最大2倍にもなって負担をすることとなった。 



さらに町に済むことが出来なくなった若い世代が一挙に都心へ転居し、夕張からは子供の声が消えていった。 子供がいなくなったまちの将来がどうあるのか、想像するには難しくないと考える。 



今、伊勢市に迫っている危機的状況が、何であるのか。 このことを私たち自身の共通認識として分かち合うことが、第一歩である。



そのために、納税者の方々から見て納得の出来る行財政改革を進めることが必要であり、将来にわたっての財政見通しの公表を進めていく。 



現在の伊勢市を取り囲む財政危機という状況を、いますべてを解決する術は持ち合わせていないが、近い将来の最悪の状況を想像することだけは容易くできる。 



行政はもちろんのこと、市民、議会においても大きな困難が伴うことは避けられないが、未来への光をつかみ取るために、私たちが第一歩を踏み出さなければならないことは確信し、そのために市政を任されていると考えている。



将来の世代に依存した財政運営を立て直し、10年後、20年後の子供たちが夢を描くことができるまちをつくることを第一の仕事とさせていただく。



また伊勢市の財政が未来に依存したものであるとすると、市民の生活を支えているものは何か、衣、食、住、そして、エネルギーの多くを海外に依存している姿が眼に映る。 



そして現代の生活を築きあげていただいた先人に感謝すると共に、その背景で犠牲となってきた方々に対して心の中に思い続ける必要があるのではないでしょうか?



明治維新以降に進められてきた物質的には快適に見える人々の暮らしには光と陰があり、いまこそ、この狭間に私たちがたたされていることは、年間3万人を超える自殺者、交通事故死者数の増加、安価に輸入されてくる海外からの食料の状況を見るだけでも十分に明確である。 



物質的に豊かと見える生活の中からうつる背景には、例えば、家庭の食卓にのぼる食材や、町にあふれて見える食料の流通の姿を見るだけでも、この地域だけでは生きていくことが困難であることを裏付けている。 



そして政府の特に外交の状況によって、いとも容易く、生命の基盤を大きく揺らがされる可能性が潜んでいることを私たちは知る必要がある。 



そして、その上で依存型の生活様式から脱却できる道を、それぞれの生産者だけでなく、消費者も一体となって模索し、新たな挑戦に挑んでいかなければならない。



そして平成25年にご遷宮を迎える神宮については、日本心のふるさとというだけでなく、世界的に見ても唯一無二の存在である。 特に観光という二次的な側面が大きくとりあげられるが、本来は、信仰があってのことであることを忘れてはならない。

 


また地球環境の視点からとらえても世界に対して大きなメッセージを発信していく必要がある。 そして、あらためて非核平和宣言都市である、伊勢市として、また、世界で唯一の核被爆国民として、日本国憲法の精神に基づき、核兵器の廃絶と軍備縮小を全世界に訴えるとともに、



「持たず・作らず・持ち込ませず」の非核三原則が完全に実施されることを希求し、市民と世界の平和と幸福を願い、所信表明とする。 また具体的な政策については、おって表明させていただく。



最後になりましたが、議会の皆さんと私たち執行機関は、二元代表制のもと、市民生活、伊勢市の発展を実現するために議論を通じ、協力して、市政運営にあたらなければならないと考えていますので、皆さんのより一層のご指導、ご協力をお願い申しあげ、私の所信表明とご挨拶にさせていただきます。


2009年12月15日火曜日


今日、所信表明をしました。 別のパソコンで作ったので、また掲載しますが、明日のケーブルテレビで放送されると思いますので、お時間のある方はご覧ください。


議会が終わった後、度会橋の手前にあるつくりかけの高架道路、宇治山田高校近くにある崩壊しかけの歩道、日赤病院周辺の道路状況と現場の視察に出かけました。


写真にあるように歩道の上にある木がが今に崩れてきそうな状態で、これを直すために5千万円ほどの税金が必要となるようで、次から次へと頭が痛い話が。。。


現場視察の後、市役所の幹部が集まる経営戦略会議があり、海上アクセスのこと、小中学校の今後のことなどを話し合いました。


議員のときには気づかないことが山ほどありますが、ひとつひとつ片付けていきたいと思います。 

2009年12月14日月曜日

今日から伊勢市議会がはじまりました。 新しい市議会の議長には長田議員、副議長には世古口議員、そして監査委員には上田議員が就任されました。 


今まで無かったことですが、すべて投票というわかりやすい形で決まりました。 これから伊勢市の難局を乗り越えていくにあたって、お互いによい議論をしていきたいと思います。


夜、松阪市の山中市長のお誘いで、津市の松田市長と3人で意見交換の場を持ちました。 議会中ということで1時間足らずの時間で帰ってきましたが、いろいろと勉強させていただきました。


明日は10時から市議会があって、所信表明をします。 まだまだ緊張が拭えない姿ではありますが、お時間のある方はぜひお越しください。


それと、まだインフルエンザが流行してきているようです。 手荒いとうがいだけでも十分に予防できるので、ぜひお忘れなく(^^)
土曜日は朝から、三重県建設業協会伊勢支部の方々が毎年行っていただいている五十鈴川の草刈り清掃ボランティアの現場へ。 


30年近くも継続していただいている年末の恒例行事です。 新春に神宮さんへお参りいただく方々が気持ちよく来ていただけるように、100名近い方々がご参加していただきました。


とにかく厳しい経済状況の業界で、伊勢市の土木建設にかかわる発注量は1990年代をピークに、現在は1/3以下となり、工事の値段も下がり続けています。


これから先、公共事業が増えることは非常に難しい状況ですが、河川や道路、水道、災害時の対応など、市民生活に欠かすことができない縁の下の仕事として、まちを支えていただけるよう、よろしくお願いします。




2009年12月11日金曜日


今日はやすらぎ公園のプールを存続する会のみなさんから署名と要望のお話をいただきました。 現在、やすらぎ公園のプールを存続するための試算をしてもらっていますが、年間で約700万円の赤字。 今後、3年間で約3000万円の修繕費がいる施設となっています。


単純に運営費を入場料でまかなおうとすると、子どもたちの入場料を300円から600〜700円に値上げしなければならないし、修繕費のことも含めていくと1000円を超すプール入場料になってしまうことは明らかです。


あらためて施設の修繕費のコスト削減をしてもらうとしても、まだまだ資金不足となることは明らかです。 すこし大変な話ですが、ご要望いただいていた方々にもプールを存続するためにお金を集めるためのご協力をお願いさせていただきました(^^;


借金をしてプールの修繕をすることはそれほど難しいことでは無いのかもしれませんが、財政再建の道筋をしっかりと立てる前にあれもこれもと手を付けてしまえば、結局のところ、子どもたちのために。と思っていたことが、子どもたちの税金をあてにしてしまうことになりかねません。


子どもたちがこの町で安心して暮らしていけるためにも、早急に財政再建の道筋を立てていきますので、それまではっきりとしたお答えができないこともたくさんあります。 どうかご理解のほど、よろしくお願いしますm(_ _)m


それと、伊勢市内のある自治会のみなさんから、伊勢市の福祉のためと40万円を超えるご寄付をいただきました。 金額にちょっとびっくりして、すぐに自治会長さんにお礼の電話をしましたが、重ねてお礼申し上げます。 大切にお預かりしたお金ですので、尚一層無駄遣いのないように努力します。

2009年12月10日木曜日



今日はお昼前にララパークで、年末年始の交通安全運動の決起大会へ。 もちろん初めての参加でしたが、修道幼稚園の子どもたちが一生懸命「めでためでた〜!」と元気に木遣り歌を歌ってくれて、キャンペーン活動もお手伝いしていただきました。 みなさん、本当にありがとうございました。


今年の交通事故で亡くなられた方は6名、怪我をされた方は1300名近くもいらっしゃると聞いています。 年末年始は特に車の量も多くなりますし、また子どもたちも外で遊ぶ機会が多くなると思いますので、ぜひご注意ください。


市役所では、各部からのこれからの大きな課題についての協議を継続して行っています。 市役所の庁舎の耐用年数、駐車場、獣害対策、生活排水、駅前、花火大会。。。 頭の中も資料も山盛りですが、みなさんに納得してもらえるように最善の努力をしていきます。

2009年12月9日水曜日


今日は明倫小学校の1年B組の子どもたちと一緒に給食をいただきました。 んー、内容も量もなかなかのおいしさで、これなら毎日でもいいかも(^^) と思うぐらいのものでした。 パンも昔に比べると、ずいぶんとおいしくなっていて、ちょっと驚きました。


昨日に引き続き、午前、午後ともに市役所の仕事の状況のヒアリングの一日。 市町村合併したときのままになっている市民サービスや税金、料金の格差については早急に改善していかなければなりません。 


市民の方々から怒られることもたくさん出てきますが、その役回りも仕事の一つとして、将来の子どもたちのために取り組んでいきます。 いち早く財政を健全化していかないと、子どもたちに負担を押し付けてしまうことになります。 そのためにも、伊勢市の中長期の財政の見通しをしっかりと。



2009年12月8日火曜日

学校給食の現場へ行ってきました。


昨日、三重県初のプロ野球集団「三重スリーアローズ」の壁谷社長と世話人をして頂いている西井さんが市長室に来て頂きました。  税収が厳しくて政治に夢を持たすことが出来にくい中、民間の方が子どもたちに夢を持たせて頂くことはうれしい限りです! 今後のご活躍に期待します(^^)





今日から念願の学校給食の現場へ出かけました。 初日は倉田山中学校の2年1組のみなさんのところへ。 今日の献立は「イカフライ」「キャベツのコールスロー」「野菜たっぷりの玉子スープ」とご飯でした。 昨年の11月からはじまった中学校給食。 これは下の工業団地にある給食センターで一括調理して配送してもらっているものです。


 感想は、すこし温かさが足りない感じでしたが、275円の食材費を考えると、まぁまぁという所でしょうか? あと地域の食材の導入をもっとすすめていくことが出来ればと思います。 


給食を食べていると、女の子から突然「やすらぎ公園のプール」と「伊勢市駅前」の方向性について、質問があって思わずドキッとしてしまいましたが、ありのままのお話をしました。 伊勢市駅前に何があったらいい?と逆に聞くと「31アイスクリームのお店が欲しい!」とのことでした。


やっぱり伊勢市駅前に対する思いはみんなあっても、望むものは世代間によって大きな差があることが分かりました。 あとアレルギーの代替給食を食べている生徒は倉田山中学校で5人ほどいらっしゃるそうです。 学校現場でもすこしご苦労いただいていますが、大きな問題は無さそうで、すこし安心しました。


この学校給食を通じた学校現場の視察も子どもたちの様子を見たいので、引き続き実施していきたいと思います。 給食のお金は実費です。 今日は275円です。


あと今日は初めての労働組合さんとの労使交渉がありました。 基本的には国の人事院勧告に沿って、正規職員の給与、賞与、手当について減額せざるを得ないこと、そして今後の伊勢市の財政の見通しが非常に厳しいことから、今までのような仕事と給与のあり方が確保していくことは難しいことを伝えさせて頂きました。


一回目の労使交渉としては、すぐに受入れることができないとのお返事でしたので、再度持ち帰ることとなりましたが、伊勢市の厳しい財政状況のことについては十分理解して頂いているということは私自身もよく分かりました。 


今後、中長期の財政見通しを立てていく上で、間違いなく厳しい財政状況のなかで人件費をどう考えていくか、お互いに伊勢市の財政状況について情報の共有をしていただけることを約束していただきました。


交渉の風景の写真をブログに載せていいか、聞くと、それは。。。ということでしたが、決して悪いことをしている訳ではなく、お互いの責務と権利の中の話合いなので、今まで見えてこなかったが故に誤解を招いていることも少なくないと思います。 市民の方に理解して頂く為にもガラス張りにしていける様に努力していきたいと思います。

2009年12月6日日曜日

久々のブログです。

12月3日から、佐賀県にて全国二見岩サミットへ。 これは旧二見町のときからはじまったものですが、全国20カ所以上もある夫婦岩のサミットということで。 


公務も山積みなので、お断りをしようと思ったら、伊勢市長がこのサミットの会の会長ということで、ちょっと行ってきました。 現場を見に行った感想ですが、ん〜、建設的な形で見直しの必要性あり。と思います。はい。


伊勢に帰ってきた後、中国の青年代表団の方々が訪日されているということで、ご挨拶。明の時代の有名な絵をプレゼントしていただきましたので、さっそく市長室に飾らせていただきたいと思います。


週末は、これからの市政運営のことについて市議会の代表者の方々とお会いし、伊勢市の人権講演会で小学生、中学生たちのポスターの表彰式。 


挨拶の中で、いじめや差別は子どもたちの社会だけではなく、大人の社会にもまだまだはびこっていること、その時代にあわせた対策が必要であることをお話しさせていただきました。


その後、伊勢志摩コンベンション機構の会長として、志摩観光ホテルにて中国の北京から来ていただいた旅行代理店の方々への営業活動でしたが、伊勢神宮の感想を聞くと、非常に感動されていて、うれしかったです。 


今は三重県へお越しいただいている人数が1万5千人弱ということですが、今後もたくさんの方にきていただけるようにお願いをしてきました。 防災無線で中国語も放送を始めたこともPRしてきましたら、ずいぶん喜んでいただけたようです。


ちょっと、最近考えているのですが、市長という仕事で土日のイベントの挨拶ごとが非常に多いのですが、公用車を運転したいただく方の人件費などを考えると、年間200万円ぐらいの費用がかかっています。 この費用以上の効果が出されるのか? ちょっと疑問を感じています。 


それと市長給与ですが来年の3月末まで35%カットのまま、継続をすることにしました。 4ヶ月で約140万円の削減です(^^;

2009年12月1日火曜日

今日はミタス伊勢さんの駐車場で「年末年始特別警戒出動式」があり、各地域で防犯パトロールしていただいている皆さんがご参集いただきました。 本当に寒い中おつかれさまです。 


先日、伊勢警察の署長さんからお話を聞きましたが、今年は伊勢市でも自転車泥棒や車上荒らしなどの犯罪が増えてきているようです。 


景気の低迷が犯罪の増加につながることもあるので、今後も十分な注意が必要です。 あと空気が乾燥してくると、火災も増えるので、ぜひご注意をお願いします。


今日のお昼間、ケーブルテレビの行政チャンネルの初収録がありました。 が、やっぱりカメラは緊張します(^^; 



2009年11月30日月曜日

悩ましいことと、嬉しいこと。

今日は朝からおかげバス、学童保育、農業用水のことと、市役所内での打ち合わせが多数あって、午後からは津市に出向いて三重県の産業支援センターと野呂知事への挨拶。 


帰ってきてから伊勢市産業支援センターの入居者の方々との交流会。 市役所に戻って、ふぅ〜っという感じで、いま一息ついて、決済書類に目を通しています(^^;  公務に就いてから、2週間がたちますが、今の伊勢市の課題を解決するには、本当にお金のいることばかりです。 


当たり前のことですが、戦後からずーっと続けられてきたものがたくさんありながら、さらに行政に求められることが増え続けているので、そりゃお金も足りません。 ちょっとやそっとの付焼き刃では伊勢の根幹は変わらないので、腰を据えて、取りかかります。


 話は変わって、今日、ちょっと嬉しいことがあって、秘書課の職員の方から「残業代」について自発的に改善を申し出てくださいました。 今日だけのことなら4,000円程度の節約なんですが、こういう気持ちで行動して頂くと、とても嬉しいです。


それと、先日の「お伊勢さん健康マラソン」で東京から出場して頂いた方から連絡をいただいたのですが、なんとマラソンをはじめられてから初めての大会出場で「お伊勢さん」を選んで頂いたそうで、しかもハーフマラソンを2時間17分で完走されたそうです(^^)v 

2009年11月29日日曜日

お伊勢さん健康マラソン!!


全国から6408人の参加者が集まった「第28回 お伊勢さん健康マラソン」でスターターを務めさせて頂きました。 

昨夜は宇治浦田駐車場横にある伊勢福遊び棚さんにてレセプションがあり、参加者の皆さん、ご協賛いただいた企業の皆さんと交流を深めさせて頂きました。 

お話を聞くと、ランナーのペースをつくっていくペーサーという役割の方々の中には、名古屋〜伊勢市まで走ってきていただく方もいらっしゃったそうです!

お天気もボランティアのスタッフの方々も本当にお疲れさまでした。 また来年お会いできることを楽しみにしています。

2009年11月28日土曜日

アサヒビールさんからのご協賛!

今日は清流日本一の宮川を守る宮川流域ルネッサンス協議会のみなさんが来てくれました。 平成9年から三重県、宮川流域の役所が中心となってきたこの協議会も、ようやくひとつの区切りとなるそうです。


昨年からはこの宮川の環境保全のためにアサヒビールさんもご協力いただいていて、昨年、今年と40万円のご協賛をいただいているということで、さっそくアサヒビールさんに御礼の電話をさせて頂きました^^) 本当にありがとうございます!!



2009年11月25日水曜日

記者会見。




今日は初めての定例記者会見でした。 会見の内容は3点。 今週末に行われる「お伊勢さん健康マラソン」「二見コミュニティセンター」「伊勢市地域福祉計画」のことについて。 写真にあるように「お伊勢さん健康マラソン」は年々参加者が増えていて、2007年に2506人だったのが、今年2009年は6408人になるそうです。 2年間で200%を超える参加者の数となっています。 


健康ブームが盛んになっていることと、担当課の職員を始め、ボランティアスタッフの方々、ご協賛いただいている地元企業のみなさんの「おかげさま」です。 この数字が入ったボードも広報課の職員の方が一生懸命作ってくれました! 記者の方々からも「これは分かりやすい!!」と絶賛して頂きました。


それと「二見コミュニティセンター」のこと。 これは二見町今一色出身の元阿竹市長さんの奥さんから5千万円のご寄付と地元の皆さんが410万円を集めて、市役所の負担は10万円で完成させて頂くことが出来ました。 本当にありがとうございます! 特に、伊勢湾の沿岸部ということで津波などの水害が起きた時に250名の避難もできるコミュニティセンターとなります。


3つ目の地域福祉計画も、皇学館大学の先生、社会福祉協議会、市民の方々が参加して、地域のデータと生活者の視点に基づいた計画を作って頂きました。 記者の方から、ご質問もありましたが、福祉の中で何より大切なことは「人の心」であることと、時間が経つにつれて、福祉のニーズが変化し続けることをお話ししました。


今日もたくさんの方とご縁を頂いた一日でした。 ありがとうございます。 

時間の使い方。

昨夜は久々に銭湯に行きましたが、やっぱり大きいお風呂は気持ち良いです^^) ここしばらくプライベートの時間は取れないので、ちょっとした時間を大切に。 心のゆとりを忘れずにいきたいと思います。


今日は朝から総務部長、財務政策部部長とのミーティングから始まって30分間隔のスケジュールの一日でした。 今日は初めての三重県市長会。 これは各市と三重県との協議のことについて会議ですが、政権が交代したことの対応のあり方や災害の放送のあり方などの協議がありました。 


その後、教育委員会の会議に出席させていただきました。 これも初めてのことでしたが、伊勢市の教育のことについて熱心な議論があり、お話を聞かせて頂きました。 朝のミーティングでもお話しさせてもらいましたが、これから伊勢市の方向性を決めていく中で、子どもたちの現場をはじめ、出来る限り市民の生活の現場に出向いて、市政に反映していきたいと思います。

2009年11月23日月曜日

二見の貝めし




二見町で古くからあるという「貝めし」を多市屋さんでいただきました。 具体的な起源は今調査中らしいのですが、甘辛く炊いたさざえとご飯は相性ピッタリ! 家庭によって、貝の種類が違う様なので、いろいろな「貝めし」が食べられるようになるかもしれません^^) 


この連休は伊勢市内のイベントが目白押し! 昨日は、みえボランティアフェステバル、二見浦の秋まつり、神宮奉納全国中学生野球大会、伝統芸能鑑賞会、朝熊まつり、、、市長就任の顔見せとご挨拶が続きました。 


こういったイベントのご挨拶は市長職にとってかかせない仕事の一つかもしれませんが、ここもひとつ見直そうかと思います。 毎週末のイベントごとの出席を見直せば、公用車の利用、秘書課の人件費を抑えて、年間100万円の経費削減が可能となります。 あと祝電、弔電といった慣例となっているものも、ひとつひとつ見直していきたいと思います。 


◎経費削減リスト:市長就任時花束5,000円/ケーブルテレビ年始特別番組100,000円

2009年11月21日土曜日

ブログを再開します。





みなさん、こんばんは。 鈴木健一です。 はてなのブログを終了して、こちらから伊勢市の情報発信をします。 11月15日の伊勢市長選挙を終えて、その翌日から公務がはじまりました。 毎日、市役所の担当課から決済を求める資料が、どんどん送られてきますが、ひとつひとつ内容を読ませて頂きます。 当たり前の話ですが、市議時代の情報量、内容だけでは圧倒的に不足していることを痛感させられたので、出来る限り、現場へ出向きはじめました。






今回、現場へ出向いたのは伊勢市内の保育所。 少子化の時代といわれながらも、公立保育所に入所させたくても出来ないご家庭の方がたくさんいらっしゃいます。 以前は、保育所の定員がオーバーしている事が大きな原因だったそうですが、現在は保育所に勤める保母さんの数が不足している事が理由となっているようです。 特に不景気が続く中、共働きが必要となり、保育所の需要が高まってきていますので、今後、このことについて担当の職員としっかりと打ち合わせをして対策を講じていきます。 また施設面についても現場を見ていくと、不審者対策、防災対策についても、まだまだ不備な点があることが十分に分かりましたので、こちらもしっかりと!



また就任直後の部課長の方々に対する挨拶では、税金の使い方。 市民への対応のあり方。 積極的に業務の改善を求めていくこと。についてのお話をさせて頂きました。 変化の無い組織は衰退あるのみです。 このまま放っておけば、市役所の存在自体危ぶまれる事も考えられます。 市民のための市役所。 当たり前の事を当たり前に実行していきます。 


それとケーブルテレビの市長の年始挨拶の特別番組について、来年度はお断りさせて頂きました。これで番組制作料10万円強の節約。 就任後、ひとりが気づいた事で10万円の予算が削減できました。 1400人の職員のみなさんが、ちょっと気にすれば、1億4千万円の節約もそれほど難しくない事と思います。


職員の皆さんも、一度、身の回りにあることをひとつひとつ、本当に必要なことか、もっと良くなる方法が無いか考えてみてください。 これから先、当たり前の話ですが地方行政職員の終身雇用、年功序列という保障はどこにもありません。 もし少しでも行政職員として働いていく意志があるのであれば、しっかりとした財政基盤を作ること。のみです。


ブログ初日なので、ひとまず。 ここまでとします。 子どもたちに随分とインフルエンザが流行してきているようですので、みなさん手洗い&うがいをお願いします。 また空気が乾燥してくると、火災も増えてきます。 火災の中でも放火も少なくありません。 玄関先など人目につく所に燃えるものは置かないようにしてください。