2010年6月26日土曜日



いせ若者就業サポートステーションのみなさんが収穫したネギを学校給食にプレゼントしてくれることになり、贈呈式が市役所でありました。 現在、5名ほどで水耕栽培で数種類の野菜を作り、市場への卸しも始めているそうです。 


試行錯誤の2年間で、ようやく本格的な活動がはじまるそうで、夢のある前向きなお話が聞け嬉しく思いました。行政としても、出来る限りのサポートが出来ればと思います。 

写真のトウモロコシはサポートステーションの方からいただいた無農薬のもので、生でも、びっくりするぐらいの甘さでした^^ こうした安心な地物の旬の食材を子どもたちに沢山食べてもらいたいです♬


6月23日から、6月市議会が始まりました。 今回の補正予算では ●子宮頸がんの予防ワクチンなどの予防医療 ●障がいを持った子どもたちの福祉施設の運営改善 ●宇治山田駅前、宇治浦田駐車場の有料化の調査、設計 などの事業を中心に、海上アクセス事業ターミナル施設の撤去費を盛り込んでいます。 


月曜日から議案への質問、一般質問がはじまりますので、この数日は休日返上で、答弁の為の打ち合わせが続いています。 

市長職に就かせていただいて、市役所内の改善チームを作り、伊勢市の将来像となるデータの作成や、イベントでの挨拶など、あっと言う間の6ヶ月でした。

初めての経験で、試行錯誤の日々でしたが、市役所の仕事をどのように進めていくか、ようやくつかめてきたように感じています。 市長の日程は、基本的には秘書課の方が作成していますが、このスケジュールの改革もはじめました。

その中に、イベントや行事への参加のあり方があります。 沢山の方々のご縁があり嬉しいのですが、まるっと1週間が挨拶周りで予定が埋まっていたことがあり、市役所で仕事をする時間がまったく足りていなかったので、副市長や教育長、担当部長に代理で出席をお願いしています。

 お誘いただくことは大変嬉しく、出来る限り、みなさんとお会いしたい気持ちがいっぱいで、歯がゆいのですが、まずはみなさんの期待に応えられる結果を出す為にも、市役所の実務を優先しなければ!と考えています。 



伊勢市長 鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年6月21日月曜日

6月21日(月) 6月議会への準備が忙しくなってきました。 先日の記者会見では子宮頸がんの予防ワクチンについて、大きく取り上げていただきました。 また報道されるには至りませんでしたが、「伊勢市の未来」を作るうえで何より大切なデータがようやくできあがってきました。


おそらく全国で初めてになると思うのですが、20年後の伊勢市の人口予測データで、各地域別まで詳細にシュミレーションをたてることができました。 人口減少はもとより、少子化、高齢化という言葉だけが先走っていましたが、これでようやくひとつの土台が出来上がりました。


もうすこし数字を整理して、みなさんにも見ていただき、町の活性化、企業の販路拡大に向けての議論の材料とさせていただければと考えています。 特に伊勢市では2030年に向かって人口が15%減少し、65歳以上の方々が7%増加します。そして0~14才までの子供たちは35%近く減少します。


人口の減少、高齢化、少子化=マイナスイメージと捉えられがちですが、そのここの具体的な数値が明らかになれば、ひとつひとつ今からすべきことについて、対策を打つことができます。 これまでの日本では無かった人口の変化を危機から、チャンスへと捉え、現実的な対策を打っていきたいと思います。


もちろん、行政だけでは力不足になりますので、みなさんの力をお借りしたいと思いますので、一緒にまちづくりに参加していただけるよう、よろしくお願いします。



6月20日(日) 伊勢いけばな協会の第10回の記念総会に参加させていただきました。 伊勢市内にはいけばなの流派が8団体あるそうで、みなが協力して、伊勢市のまちづくりにも積極的に参加していただいています。 お話を聞くと、日本には約3000の流派があるそうで、これにはビックリしました。日本の伝統文化の一つとして、今後も市民の皆さんを楽しませていただけるようにお願いをします。


6月19日(土) 伊勢市障がい者体育祭がサンアリーナで開かれました。 このイベントを開催されるにあたっては、たくさんの方々がサポートしていただいています。 この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。 当日はお天気にも恵まれて、たくさんの笑顔を見させていただきました。 これから伊勢市でも障害の有無にかかわらず、住みやすい環境を作って生きたいと思います。 


6月18日(金) 伊勢湾漁協のみなさんが水産庁長官賞を受賞したということで、報告に来ていただきました。 若い世代の後継者が少ない中で、新しい漁業への取り組みが実を結んだそうです。 僕もアサリもノリも大好物のひとつです。 これから国内外に向けて、販路が拡大できるようサポートができればと思います。


6月17日(木) 青年海外協力隊としてベナン(アフリカ大陸)に出発される大谷さんが出発の報告に来ていただきました。 大谷さんは、保育士となってから食物アレルギーのある子供たちと出会い、独学で天然酵母のパンを作り続けられていて、かねてからの夢であった協力隊に志願をされたそうです。 ベナンには2年間滞在されるとのことで、ちょっと心配ですが、元気に帰ってきていただきたいと思います。 


6月14日(月) チュニジア共和国の大使が三重県を訪問し、市役所に来ていただきました。 スウェーデン大使のときと同じように、マリア保育園の子供たちが手作りの国旗をもって出迎えてくれました。 心から喜んでいただいたようで、僕もうれしかったです(^^)


チュニジアはオリーブオイルの原産国としても有名で、すこし味見させていただきましたが、本当に香りのよいものでした。 チュニジアにおいても観光産業は大きな産業ということで、人気のある取り組みのお話を聞かせていただきました。


特に医療や美容整形については、ヨーロッパ諸国の1/5~1/10程度だそうです。 これから日本でも産業観光、医療観光という分野についても、世界に通じるコンテンツとして作っていく必要性を感じました。


6月13日(日) 伊勢市水防訓練が宮川ラブリバー公園でありました。 小雨のふる中、消防団、建設業協会、上下水道組合、GIS協同組合のみなさんが、万が一の災害に向けての訓練を実施していただきました。 本当にお疲れ様でした。

2010年6月11日金曜日

昨日、東京から戻ってきました。 コクヨ株式会社さん、シンフォニアテクノロジーさんにお邪魔をして、事業改善の取り組み方について、勉強をさせて頂きました。


コクヨさんは、さすが日本のオフィスメーカーのトップということもあって、本当にすばらしいオフィス環境を見せて頂きました。ユニークなのが、仕事机に自席というものが無く、シェアし合っているという環境。 


何でも役員さんも一緒になって、縦割りの垣根を外して偶発性のコミュニケーションの機会を創出して、それ以上に自席を減らしていくことで、固定費も10〜20%削減が可能となっているようです。


また事業改善として、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)への取組み、営業マンの仕事の見直し。。。で訪問件数30%増加、人件費27%減少と、社員の方の提案から効果が生まれていったようです。


そして、、、「会社はムダの塊だっ!」という本も書かれたシンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機)の佐伯相談役とも面会をし、事業改善、コスト削減についてもアドバイスをいただきました。


シンフォニアテクノロジーさんは、約10年間の事業改善で約50億円のコストの縮減につながったそうで、そのほとんどが社員の方々からの提案であったそうで、優秀なカイゼン提案については、現金の賞金も支給されているそうです。


そしてそのカイゼン提案をまとめていただいている伊勢工場のみなさんとの一枚。 カイゼンをすることで、会社が良くなる。 本当にすばらしいお話を聞かせて頂きました。



滋賀県の大塚産業さんからはじまり、ぎゅうとらさん、シンフォニアテクノロジーさん、コクヨさんと業種を超えて、「カイゼン」で成功している企業視察をし、行政のカイゼンについても可能性がまだまだあることを確信しました。


もうすでに始めているものもありますが、「伊勢市の未来」と「市役所の改善」について、すこしずつお披露目していきたいと思います。



伊勢市長 鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com

2010年6月1日火曜日

今日は朔日参りで内宮さんに行ってきました。 小雨が降っていましたが、雨の景色もまた格別です。 いつも伊勢のサッカー少年たちに会います。 


子どもたちが、朝早くから、お参りにきている姿は爽やかです。 サッカー場計画のことについては、沢山の方からご要望もあり、前向きに考えていますが、それ以上に医療や介護、教育など、すべての人々が必要としている、事業がまだまだ不足していている状況です。


限られた財政のなかで何とかやりくりをしなければならないので、いろいろな方向から、どのような支援ができるか考える必要があります。


で、今日は伊勢の夏の風物詩でもある高柳の夜店がはじまりました。 1・6・3・8(イチ・ロク・サン・パチ)の日と週末に開催されています。 今年は、100円夜店や御饌丼の販売、携帯電話の買取ブースなど新しい企画も沢山ありますので、どうぞお出かけください。


それと全国青年市長会の仲間からの要請で宮崎県の口蹄疫で困っている都城市、えびの市の支援をお願いしています。 市役所の1F総合窓口までお願いいたします。  

それでは今月もがんばっていきましょう!

伊勢市長 鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com