2010年6月11日金曜日

昨日、東京から戻ってきました。 コクヨ株式会社さん、シンフォニアテクノロジーさんにお邪魔をして、事業改善の取り組み方について、勉強をさせて頂きました。


コクヨさんは、さすが日本のオフィスメーカーのトップということもあって、本当にすばらしいオフィス環境を見せて頂きました。ユニークなのが、仕事机に自席というものが無く、シェアし合っているという環境。 


何でも役員さんも一緒になって、縦割りの垣根を外して偶発性のコミュニケーションの機会を創出して、それ以上に自席を減らしていくことで、固定費も10〜20%削減が可能となっているようです。


また事業改善として、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)への取組み、営業マンの仕事の見直し。。。で訪問件数30%増加、人件費27%減少と、社員の方の提案から効果が生まれていったようです。


そして、、、「会社はムダの塊だっ!」という本も書かれたシンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機)の佐伯相談役とも面会をし、事業改善、コスト削減についてもアドバイスをいただきました。


シンフォニアテクノロジーさんは、約10年間の事業改善で約50億円のコストの縮減につながったそうで、そのほとんどが社員の方々からの提案であったそうで、優秀なカイゼン提案については、現金の賞金も支給されているそうです。


そしてそのカイゼン提案をまとめていただいている伊勢工場のみなさんとの一枚。 カイゼンをすることで、会社が良くなる。 本当にすばらしいお話を聞かせて頂きました。



滋賀県の大塚産業さんからはじまり、ぎゅうとらさん、シンフォニアテクノロジーさん、コクヨさんと業種を超えて、「カイゼン」で成功している企業視察をし、行政のカイゼンについても可能性がまだまだあることを確信しました。


もうすでに始めているものもありますが、「伊勢市の未来」と「市役所の改善」について、すこしずつお披露目していきたいと思います。



伊勢市長 鈴木健一 

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