2012年7月5日木曜日

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2012年6月8日金曜日

非核・脱原発/twitter

大飯原発再稼働の件で、ここ数日霧の中にいるような気持ち悪さが続く。東電福島原発事故により安全神話が崩壊したのに、また「安全」という虚構のステージが作り上げられようとしている。おかしいもんはおかしいと言い続けるしか無い。東電福島原発事故の収束も検証もまだできていない。 福島から東京まで200km離れていたが浄水場からセシウムが検出され、町のあらゆる場所にホットスポットが発生している。 そして農作物や魚介類からは高濃度の放射能が見つかり、出荷停止となっている。 伊勢を中心に円を描くと130Kmに浜岡原発、150kmに大飯原発を含む原発銀座。福島原発事故後の政府の対応を見れば、国民を守る術を持たず、ただ衝動を抑えることに終始し続けているように見える。 震災直後、被災地へ向かう職員には簡易型のガイガーカウンターを持たせ、戻ってきた職員には外部被曝検査も行った。行政間の被災地支援をしながら福島に入っていたジャーナリストと連絡を取り子どもたちの避難誘導、4月に東北に入り、福島県庁の知事室に飛び込み、除染前の学校運動場の使用中止を求めた。様々な立場で皆が被災地支援をしているが、政府、東電の福島に対する対応は未だに十分ではなく、がれきだけでなく、食料や肥料なとに対する放射線量の基準も満足に理解できない。この状況下で新たに原発事故が発生したときに国民を守る体制が出来ているとは誰も信じることは出来ない。 全国の自治体には放射能の専門家はおらず、被曝検査、治療ができる体制、医師を整備する人的、時間的、経済的コストを持ち合わせていない。政府や電力会社でさえそのような意識を持ち合わせている様子は見えてこない。 避難支援も、本来なら政府、東電が主導すべきだが、気持ちのある方々に任せっきりになっている。 5月5日に全原発停止をし1カ月が経過し、私達の生活に問題はあったのだろうか? 日本の人口は2006年1億2774万人をピークに減少し、少子高齢化が進み2050年1億60万人へと予測がされている。 約22% 2700万人の減少見込、生活と企業の配分割合は考慮が必要だが、エネルギーの必要供給量も減少していくことは必要ではないだろうか? 原子力から新エネルギーに転換していく上で、現在の立地住民はもちろん原発従事者に対しても理解を求める必要がある。道路改修による土地の買上、河川や海岸工事によって発生する漁業補償、下水道普及では汲取り業の職種転換、補償など公共事業で損害を受ける人に対して補償する法的な制度は沢山ある。国策によるエネルギー転換では全て良いことばかりではなく、転換期のリスク予測が必要。 財政再建団体となった夕張市はかつては石炭産業で活性化したが、国策による石炭から石油へのエネルギー転換で大打撃を受け、ピーク時に10万人以上いた人口が現在では1万人規模の町となった。財政のやりくりで間違った部分があったことも事実としてあるが、町の存続の瀬戸際まで追い込んだ一番の要因は国策のエネルギー転換で、夕張市から撤退した企業の共同住宅やスポーツ施設など多くの負の遺産を行政が受け入れざるを得なかった。 国策の転換によって生まれる光と影を考える必要がある。 放射能は人の生命、財産だけでなく、精神にまで大きな影響を及ぼす。個人の精神を侵し、家族や地域を分断し続けている。 広島、長崎、芦浜、福島、、、原爆、原発、がれき、劣化ウラン、、、戦後67年の中でどれだけ多くの怒りや悲しみ、負のエネルギーを起こし続けているのか。 忘れずに見つめ続けていきたい。

2012年6月3日日曜日

まちづくり協議会の発足

5月末から、各地域のまちづくり協議会(ふるさと未来会議)の総会へ。 平成17年に市町村合併をしてから、小学校区単位で、厚生地区と小俣地区がモデル地域としてスタートし、沼木地区、明倫地区と立ち上がり、神社地区の協議会がスタートしました。 現在、伊勢市内24小学校区のうち、6つの地域の協議会が立ち上がり、それぞれの地域の課題解決に取り組んで頂いています。  防災対策一つにとっても、同じ伊勢市でも地域によって必要とされているニーズは異なっていることも多く、沿岸部では津波対策、山間部では土砂災害対策、市街地では避難者の受入など、どうしても画一的にならざるを得ない行政サービスとは違い、きめ細やかな対策を進めて頂いています。 まちづくりは、その地域の町を良くしていくことだけではなく、人づくりと国づくりにも大きくつながっています。 地域との恊働により、私も市役所職員も現場の感覚を肌で感じ成長し、地域のまつりや挨拶運動などで、未来を担う子どもたちの郷土愛が育まれている姿も見えています。 また各地域の取組みが他市からも注目を浴び始めています。  インターネットの普及により、地域の取組みの情報発信を即座に出来て、同じ課題を抱えている地域がキーワードの検索ひとつで、多くの成功&失敗事例のヒントを得ることが出来て、かなりの時間を短縮することが可能となっています。 18世紀イギリスの産業革命が日本に伝わるまで約100年という年月が必要でしたが、この時間コストの削減により、地域のまちづくりの取組みが広がりやすく、国全体に伝播していっています。産業革命から、まちづくり革命へ。 地域と行政がしっかりとスクラムを組んで、まちづくり、ひとづくり、くにづくりを進めていきたいと思います。

2012年5月27日日曜日

今日はまちづくり市民会議環境部会の主催で早朝清掃活動がありました。 ご参加頂いた皆様、またご協賛頂いたぎゅーとら様、ありがとうございました。 ここ最近では市民や企業の皆さんが、自発的に町の清掃活動を実施して頂いていて、先日市役所の職員有志も毎月一回の早朝清掃を始めました。 来年の式年遷宮を控え、伊勢に来て頂いた皆さんが、少しでも気持ちよく過ごせる町にしていきたいと思います。 【男女共同参画】 昨日はボランティア連絡協議会、国際交流協会の総会があり、また三重県、NPO法人みえねっと、伊勢市との恊働でスタートする「意思決定の場への女性の参画」促進応援プランの懇談会がありました。 これまで女性の社会進出にお力を頂いていた大先輩方もたくさん参加をして頂いており、緊張感溢れる発足式となりましたが、新しい社会形成に一歩踏み出していきたいと思っています。 先日、大津市で開催されたイクメンサミットでは、地域医療を崩壊させない手段の一つとして、女性医師のキャリアプランニングの重要性について講演がありました。 ざっくりと要点をまとめると、現在、女性医師のうち結婚や出産により約35%の方々が離職をして、復職できない(しづらい)環境が続いています。 この労働環境の改善を進めていくことで、勤務医や看護士不足を防ぎ、地域医療をさらに向上できる可能性が多くもたれています。 男女共同参画は、医師や看護士の世界だけでなく、ビジネスの現場でも同じようなことが言えるのではないでしょうか? 男女共同参画というと、女性の権利の獲得のように聞き取られてしまう風潮がありますが、実は社会全体を豊かにしていく為に必要な新たな変革であると確信しています。 まだまだ行政や議会の中では参画率が低いですが、このあたりも積極的に改善していきたいと思います。  【外国特派員協会での観光PR】 東海市長会終了後、東京にて企業訪問と外国特派員協会で伊勢市の観光PRを実施しました。 基調講演として、伊勢神宮広報課長の吉川様から「伊勢神宮」についてお話を頂きました。 これまでの神宮についての英語訳について適切かどうか議論を深めているそうで、改善していく必要があるという、かなり興味深い内容でした。  外国のプレスの方を中心に観光PRするのは初めてのことでしたが、130名程度の参加者に来て頂き、第一回目としては盛況に終えることが出来ました。 ご協力頂いた多くの皆様に感謝申し上げます。 世界では未だに紛争やテロが絶えずに、子どもたちや弱い立場の人々が命を失っています。 平和を祈り、願う伊勢神宮のある私たちの町から観光を通じて、少しでも世界への貢献ができればと考えています。
愛知県安城市にて東海市長会。 静岡県、愛知県、岐阜県、三重県の市長が集まり、地方と国に関わる問題について協議や要望活動をしていて、新しい会長には岐阜県の多治見市長さんが決まり、今年の秋には東海市長会が伊勢市で開催することが決まりました。  首長や国会議員の多くは選挙の前後に伊勢神宮にお参りに来て頂くことが多いので、挨拶の場で、伊勢神宮の御正殿はお願いごとをする場所ではなくて、感謝をする所ですよ~。と軽くご紹介をすると、多くの方が初めて知ったようで、まだまだ伊勢神宮のPRの仕方に工夫が必要だと感じました。 何はともあれ、関係者の方々にはお世話になりますが、よろしくお願いします。 また脱原発首長会議でお世話になっている静岡県湖西市三上市長と福島の子どもたちのサポートについて、意見交換をし、伊勢市でできることを企画していきたいと思います。 東海市長会終了後、上京し、伊勢市内に工場や支店のある企業等を訪問し、業界の状況や自治体からのサポートの必要性、企業誘致のお話など。 円高、デフレの影響から、新しい企業の誘致だけではなく、既存の企業に対するサポートも必要性が高まっています。 現在の支援内容は新しい工場の立地や増設についての支援、旅館のバリアフリー化やリフォーム補助金制度などをスタートしていますが、地域の経済を回していくためには、普段のお買い物や外食、リフォームなども、できるだけ伊勢市内でお願いできればと思っています。ざっくりの試算ですが、使われた消費税の1%は伊勢市役所の収入となり、新しい政策の財源ともなります。  あと花火大会の寄付金のお願いと、伊勢市の奨学金制度の充実をするための資金のお願いごとなどなど。 花火大会は宮川の河川改修でレイアウトが大きく変わり、安全管理の為に予算が増額となりました。 また奨学金制度は昭和40年代に市民から数千万円の寄付を頂いてスタートしましたが、不景気の影響もあって応募者が増えて、資金の枯渇から制度廃止まで追い込まれそうになりましたが、整理整頓をして、何とか制度を維持しています。  毎年、ご協力を頂いている皆様には本当に感謝をしています。 ありがとうございます。 またご支援に協力頂ける方はぜひ市役所までご連絡ください。よろしくお願いします。 あと先週の日曜日にときわ幼稚園の子どもたちから花束のプレゼントを頂きました。 毎年、この日を楽しみにしています。 本当にありがとう。
二見町光の町の近くに三交不動産様のメガソーラー建設の発表がありました。 昨年の原発事故からエネルギーの地産地消事業を進めてきていたこともあって 本当にうれしいニュースでした。 また先日はサンサポートスクエアに立地を決めていただいた菊川鉄工所様の新工場が完成しましたが、赤福様がサンアリーナ前に建設と寄付をしていただく サッカー場のクラブハウスには、京セラ様からソーラー発電を寄付していただくことになりました。    本当にありがとうございます。 エネルギーの自給自足までは、まだまだ道半ばですが、一歩一歩前進です。 今年から住宅向けの太陽光発電設置補助事業が、店舗や事業所でも 補助が受けれるようしましたので、ぜひご活用いただきたいと思います。 そして伊勢日赤病院様と、放射能事故が発生したときの支援協定を結びました。 原発と直接関係ありませんが、病院や企業で放射性物質の取り扱いがあり 交通事故などなんらかのトラブルが発生したときに、支援を頂くものとなります。昨年の東日本大震災が発生した直後にも、派遣した消防職員の被曝検査にも ご協力いただいていました。 脱原発首長会議にも参加することとなりました。 昨年の浜岡原発の停止要望をきっかけに静岡県湖西市長からもお話を頂き、 協力をしていくこととなりました。 特に福島への支援、子どもたちのサポートをしていければと考えています。

2012年4月26日木曜日

news

【全米桜まつりへ】 4/9~4/16まで全米桜まつりへの参加でワシントンDCへ。伊勢市とも縁の深い尾崎行雄氏が東京市長時代に米日間の交流を深める為に、桜を贈ってから100周年ということで、NPO法人咢堂香風、ハナミズキの女王、三重県、伊賀市の忍者パフォーマンスの阿修羅の皆さんとともに式典等に出席しました。 ワシントンDCの市長、日本大使館への表敬訪問、全米桜の女王の認定式など公式行事が立続けでしたが、何度かスピーチの場を頂くことができたので、伊勢市、式年遷宮のPRとともに、東日本大震災でアメリカの市民、政府、軍に支援して頂いたお礼を伝えることが出来ました。 ご同行いただいた皆様、また現地でお世話になった方々に感謝いたします。 【伊勢市駅前のリニューアル】
自転車置き場など一部リニューアルが始まっていますが、来年の3月頃を目標に駅前のリニューアル工事が始まります。 宇治山田駅前のリニューアルと同様に、一般車両が使いやすく、バリアフリーの観点もしっかりと取り入れていきたいと考えています。 【新しい企業の進出】
県営サンアリーナ隣接の企業団地「サンサポートスクエア」に新しい企業の進出が決まりました。乳製品や惣菜などを作っている株式会社利八屋様です。 利八屋様のご購入により、同団地の分譲は約65%、分譲価格としては合計約6億1700万円、(予定新規雇用は合計約100名近く)決まりました。 ご購入いただいた企業様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 震災後、高台への希望が増えていることが大きな要因ですが、今後も企業誘致とともに、企業様のサポートも考えていきたいと思います。 またこちらの市有団地の隣接地には三重県所有の企業用地、他、オーダーメイド方式の企業用地もご用意していますので、ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。

2012年4月4日水曜日

がれきの受入論議について。

ここ最近は通常の業務に加えて、被災地のガレキ受入のことで色々と議論をしています。 三重県内、全国でも賛否の分かれるテーマですが、まだまだ安全面の確保というものが見えてきません。


被災地のガレキ処理については、政府(環境省)が積極的に都道府県に申入れをして、その後、都道府県と市町村が協議をして、受入れるかどうかを話し合っていますが、どうにも「受入」ありきの議論に進みがちで、安全面の確保が不透明なのが現状です。


放射能の影響をまったく受けていないものであれば、何ら問題はありません。 しかし、原発事故発生後の放射線量の数値は日本の大部分の地域で通常よりも上回っていたことは事実として残っています。 そのような中で、放射線の影響を受けていないガレキというのが、そもそも存在しうるのか疑問が残ります。 


受入れるゴミ焼却場においても疑問が出てきます。 バグフィルターが本当に放射性物質の除去を可能としているのか? メーカーの補償を取り付けることができるか? 放射能を吸着したバグフィルターの修理は誰がするのか? 万が一の時、地域住民はもちろんのこと、担当する職員の健康管理は国が責任を持てるのか?


政府の言う「安全」の根拠が分かりません。 被災地、被災者を助けよう、サポートしていこうと言う気運づくりは必要ですが、ガレキのことについては、安全面の根拠を固めていく必要があると思います。 現在の疑問だらけのまま、ガレキの広域処理を進めていくことは、かつて、原子力発電所は絶対に安全だから。と言って進めてきた手法と同じように感じられてなりません。


そしてガレキ問題と同時に、放射能の影響を受けている方々に対する健康管理のサポートを早急に構築していく必要があります。 先日、伊勢市に避難されてきているお母さんたちと意見交換をする機会をいただきましたが、報道には流れない現地のお話を聞き、本当に胸の詰まる思いをしました。


被曝検査については、尿や血液検査、エコー、ボディホールカウンターなどがあるそうですが、どれも保険診療の対象となっていなくて、自主的な検査では数万円以上の費用が必要となっているそうですが、福島県の避難計画区域以外の住民に対して被曝検査をする予定がまだまだめどが立ってないようです。


三重県の市長会でもガレキ受入の検討が始まっていますが、どうも外堀から埋めようという動きがあるように感じてなりません。 現在、伊勢市では受入の考えは持ち合わせていません。 市民の安全を第一に考え、被災地の支援を続けていきたいと思います。

2012年3月30日金曜日

3月に入り式年遷宮に向けて外宮さん、内宮さんの立柱祭、上棟祭が行われました。


全国からたくさんの方々がお越しいただきましたが、祭主様のお姿を拝見し、遷宮の重みを改めて痛感しました。 


また4月7日にオープンする「せんぐう館」の竣工式も執り行われ、展示物の見学をさせていただきました。


神宮御鎮座の歴史から、御神宝が出来上がるまでのプロセスなど、今まで知らなかったことを学ぶことが出来ました。


そして、勾玉池周辺もずいぶんと手が入り、奉納舞台だけでなく、池のほとりの散策路も新調されました。





3月市議会定例会が終わりました。 今回は平成24年度の税金の使い方が中心です。 


災害対策、観光、伊勢病院、そしてまちづくり未来会議への取組みを重点としています。 


また予算と同等、それ以上に重要なことが職員の人事配置です。 


今回は災害対策、企業誘致に理事を、そして観光、男女共同参画&まちづくり未来会議担当の参事を配置しました。


理事、参事というと、すこし馴染みにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、部長職と同等の重責のある立場です。


そして市立伊勢総合病院では、これまで本当に大変な仕事を担っていただいた間島院長が任期満了で退職されることになりました。 本当にありがとうございました。


新しい病院長に藤本先生(内科)、副院長には原先生(整形外科)、池田先生(内科)を、そしてかねてよりの課題であった人材育成担当の理事に西井先生(皮膚科)に就任していただくこととなりました。


これから新しい伊勢病院を構築するに当たって、一致団結して進めていきたいと思います。 


新年度に向かって、新しい布陣をもってスタートします。

2012年2月27日月曜日

2/26 バリアフリー観光全国大会@宮城県仙台市にて基調講演へ。 


20cm以上の積雪で心配しましたが、200人近い方々が来て頂きました。


全国でバリアフリー観光を進めている方々から、障害者の方々、行政、議会の方々が多かったので


すこし緊張しましたが、無事に終了しました。(盲導犬もたくさんいました)



先日も、奥文さんや日の出館さんのバリアフリー改修の内覧会を報道で取り上げて頂きましたが、


伊勢市のバリアフリー観光事業の取組みに、少しずつ光が当たってきているように感じます。


その前に、厚生労働省でプレゼンの機会を頂きました。


まずは2カ年で民間の宿泊事業者にバリアフリーの改修事業を補助していますが


上限400万円で1/2補助という内容。


単に、ハード整備の補助をしているのではなくて、経営者やスタッフの方々に


高齢者や障害者の方々の対応も勉強して頂くというものです。


こういった補助事業は、行政だけでは画一的になってしまいますが、


ここはNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターさんの力を借りて


パーソナルバリアフリー基準というものを構築し、旅館やホテルの実情にあった事業となりました。 


NPO、民間、行政のそれぞれの良い所が積み重なったのでは、とも思います。


平成23年度は7件の旅館、ホテルが改修をして頂き、13件の無料相談がありました。


これから20年先、日本だけではなく、中国やインドも高齢者が多くなってきます。


年を取れば、足腰悪くなってきます。 脳卒中や心筋梗塞のリスクも高くなってきますので、


必然的にバリアフリー化は必須となってきます。


バリアフリー観光と町の再生=福祉と経済を兼ね備えた政策に発展させていきたいと考えています。

2012年2月17日金曜日

2月上旬、新しい企業誘致&支援、そして観光誘客のため上京しました。


特に将来の観光基盤の整備の為にバリアフリー観光に着手しはじめていますが


伊勢に工場を持つ横浜ゴムさんでは新しい車椅子、ミワロックさんでは車椅子の方用の


自動ドアの商品化が進んでおり、福祉向上と地元企業の支援プラス高齢化社会に


対応した観光促進もできないかと考えています。





2/19 滋賀県大津市で開催されたファザーリング全国フォーラムへ出席。 


育児休暇を取った首長ということで、パネリストとして参加しました。


男性の育児休暇というと、まだまだ日本では受け入れにくい状況ですが


ヨーロッパの多くの国では国の支援制度も整備されていて90%近い人々が


男性の育児参加が進んでいます。


日本ではまだまだ男性は仕事、女性は家庭という意識が多くありますが


人口減少、高齢化による日本の労働人口の大きな変化を考えれば、


女性がさらに社会で活躍する基盤は必須です。


また育児「休暇」という言葉が、【休み】をとっているように思えますが


実際のところは【育児労働】に近いように思います。



また分科会の研修では離職した女性医師の復職支援について議論がありました。


医師免許を取得した女性医師のうち、30%が結婚や出産で仕事を離れています。


日本の勤務医不足を解決する一手として、女医の復職支援も検討していきたいと思います。






これまで伊勢市では子ども家庭相談センターの設置、健康相談ダイヤル、観光案内所の授乳室など


取り組んできましたが、さらにソフト面での充実を目指していきたいと思います。


そして子育ての環境整備、人口政策には、若者の働く場所の確保も必要です。


サンアリーナ隣の企業立地では、菊川鉄工所様、山中フーズ様が移転を決めていただき


今年にはみえぎょれん様の企業立地が決定しました。


それぞれの工場建設の予定も違いますが、100名近い雇用が生まれるのではと期待もし、


また進出していただいた企業さんの応援も必要と考えています。