2/26 バリアフリー観光全国大会@宮城県仙台市にて基調講演へ。
20cm以上の積雪で心配しましたが、200人近い方々が来て頂きました。
全国でバリアフリー観光を進めている方々から、障害者の方々、行政、議会の方々が多かったので
すこし緊張しましたが、無事に終了しました。(盲導犬もたくさんいました)
先日も、奥文さんや日の出館さんのバリアフリー改修の内覧会を報道で取り上げて頂きましたが、
伊勢市のバリアフリー観光事業の取組みに、少しずつ光が当たってきているように感じます。
その前に、厚生労働省でプレゼンの機会を頂きました。
まずは2カ年で民間の宿泊事業者にバリアフリーの改修事業を補助していますが
上限400万円で1/2補助という内容。
単に、ハード整備の補助をしているのではなくて、経営者やスタッフの方々に
高齢者や障害者の方々の対応も勉強して頂くというものです。
こういった補助事業は、行政だけでは画一的になってしまいますが、
ここはNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターさんの力を借りて
パーソナルバリアフリー基準というものを構築し、旅館やホテルの実情にあった事業となりました。
NPO、民間、行政のそれぞれの良い所が積み重なったのでは、とも思います。
平成23年度は7件の旅館、ホテルが改修をして頂き、13件の無料相談がありました。
これから20年先、日本だけではなく、中国やインドも高齢者が多くなってきます。
年を取れば、足腰悪くなってきます。 脳卒中や心筋梗塞のリスクも高くなってきますので、
必然的にバリアフリー化は必須となってきます。
バリアフリー観光と町の再生=福祉と経済を兼ね備えた政策に発展させていきたいと考えています。