2010年10月20日水曜日




事業仕分けによって廃止となった地域基盤再生強化交付金について。 三重県知事、三重県市長会会長、町村会会長からも、民主党三重県連に対して要望を提出しました。(本来は抗議と表現したいところですが。)


10月20日(水)

【経営者の方々と朝食会】


朝7時から始動。 企業家のみなさんとの朝食会。 これからの伊勢市のあり方について、意見交換をさせていただきました。 


将来の伊勢市を考えるテーマとして、自立というキーワードが避けられません。 人口の減少、少子化、高齢化という時代の波に対する準備と、その波に負けないしっかりとした地域づくり。


人口政策のことも触れて、経営者の方々の視点から考え方をたくさんいただきました。 将来の地域づくりは行政だけでなく、やはり民間の視点をどれだけ導入していけるか、素晴らしい気づきをいただいた時間でした。



【ミーティングタイマーの導入】

市役所の幹部職員の会議に「経営戦略会議」というものがあり、人件費を1秒ごとに積算していく「ミーティングタイマー」を導入しました。


これはテレビ番組のガイアの夜明けでNTTデータさんが活用していたもので、そのアイデアから友人のSEや職員に加工して作ってもらいました。


これまでも伊勢市役所では人員削減、残業代の圧縮に努めてきましたが、さらにひとりひとりに税金が使われていることを意識してもらうために活用していきたいと思います。


この日の会議時間は約55分。 人件費としては約4万8千円ほど。 導入してみた感想として、やはり議論のポイントも的確になりましたし、説明の時間も短くなったと思います。


「時は金なり。」という言葉がありますが、時間はお金以上の価値を生み出すことができる大切なものと思います。 その価値を理解して、仕事に取り組んでいける土壌を作っていきたいと思います。


それと、、、市町村の役場は市町村合併や国からの権限委譲で、仕事は増えるが職員数も財源は減り続けていくといったことが続いています。


この人件費のコスト意識については、政府や国会、都道府県庁でもぜひ導入していただきたいと、強く思います。 国会を一日延長するのに【ン億円】という経費がかかるといことも聞いたことがあります。



【育児のための3日間のお休みについて】

一日目が終わりました。 昨年の選挙が終わってから約一年間。 月に1日も休みがないまま走ってきて、新婚旅行はもちろんのこと、結婚式も何も家庭の時間がなかったので、初めて家族でゆっくりとした時間を過ごしました。


朝起きてから、朝ごはんを準備して、寝るまで子どもの世話と家事を手伝ってきましたが、当たり前ですが子育てというのは一朝一夕にはいかないことが分かりました。 


先日のブログでも書きましたが、伊勢市では48%が共働きで、10%の家庭では実家や近所の方に助けを求められない状況があります。


あと2日間のなかで気づきのあったことを仕事に反映し、またこれまでの日本の男性は仕事、女性は家庭という考え方や、いつまでも乳幼児の虐待事件が無くならない社会のシステムにも変化の種を提供していければと考えています。


あとお休みのときはいつでも携帯電話で対応もできますし、緊急時には車で10分で駆けつけます。 また3日間のお休みの報酬の一部は児童虐待に対する支援にまわすことを考えています。