平成22年10月13日
慌ただしくも中身の濃い一日となりました。 朝から教育の現場についてのミーティングがあり、定例の記者会見がありました。 午後から伊勢市役所の危機監理体制について、伊勢総合病院、自治会要望のミーティング。 夕方、伊勢病院の医師との意見交換会を終えて、伊勢病院のあり方検討会。
【定例記者会見】
今日の会見のポイントは下記のとおり。
(1)会議における人件費を計算する ミーティングタイマーの導入
TVガイアの夜明けからヒントを得て、実現した物です。友人にベースを考えてもらい、パソコンの得意な職員に見事に仕上げてもらいました。 人件費に対するコスト意識を高めて、効率的な会議の運営や残業代の抑制につなげます。
(2)図書館の雑誌のスポンサー制度
図書館の雑誌に企業の広告募集をします。 二見町在住のHさんのご提案から実現したものです。 伊勢、小俣図書館のなかでも雑誌コーナーは大人気です。 さらに読者が興味ある分野と企業のお知らせしたい分野のマッチングはバッチリです。 雑誌の販売単価によって替わりますが、年間6,000円〜 の広告費になります。 かなりお得です(^^
(3)神嘗奉祝祭
新米の感謝を込めて、10月15、16日に初穂曳きと神嘗奉祝祭があります。 昨年まではサンアリーナで実施されていましたが、今年は原点に返り、外宮前での実施となります。 日本でも最高レベルの盆踊り、民謡がありますので、みなさん一緒に楽しみましょう!
(4)西条のだんじり
10月30日、31日に愛媛県の西条市からだんじりが10基やってきます! 今年で8回目となりますが、西条市民が800名も宇治橋の架け替えのお祝いの為に伊勢に来て頂きます!
(5)3日間の育児の為のお休み について、報告をしました。
【育児のためのお休みの意味合い】
特に育児休暇については、伊勢市でも初めての事なので、なぜ休みを取るのか理由を表明しました。
目的は家事育児に積極的に参加する機会をとることと、子育てしやすいまちづくりのヒントを得るためです。
【平成21年3月の次世代育成計画の保護者のニーズ調査の中から分かる事】
○子育ての不安2つのポイント
(1)教育費の負担が心配=70%
(2)仕事の両立が難しい=30%
○出産後の現実
(1)何かあったとき子供を預けれる人がいない家庭=10%
(2)産後の精神的、肉体的な疲労が残る方=31%
(3)全国の児童虐待相談件数=4万件以上
(4)子育てと仕事を両立させたい=38%
子育てしやすい環境を作るには、保育サービスの充実と職場復帰しやすい環境が不可欠です。
これまでの男性は仕事、女性は家庭という社会通念(個人の意識)の変容が大切で、そのために
政治・行政が率先して行動していくことが大切と考えます。
また少子化や虐待の問題が増え続ける背景には、データであがってきているものの他に
政治、行政を担う現場に子育てに参加してきた人が少ないことも要因ではないかと考えています。
男性の育児休暇を取りやすくするために、周囲の助け合いができる風土、環境を作っていきたいと
考えています。
また3日間の休暇中は、電話にて仕事の対応ができますし、緊急時には10分で車で走っていけます。