3月11日の震災が発生してから、気がつけば10日以上も経っていました。
義援金の申し出、支援物資のご協力を日々いただいています。
本当にありがとうございます。
伊勢市から救援に向かっていた消防職員36名はみな無事に帰ってきてくれました。
被災者の方々に対する市営住宅への問い合わせも、増えてきていますが、
故郷を捨ててまで、仕事をどうするか、という思いもあるようです。
また避難場所への告知手段、交通手段の確保など、課題も見えてきました。
松阪の山中市長にも声をかけていますが、このあたりも整理をしていきます。
これからも「日本の心のふるさと」と、伊勢が名乗れるよう、
しっかりと支援をしていきたいと考えています。
そして伊勢市における防災体制の抜本的な見直しも指示をしました。
今日も神社小学校で市民の方とお話をしていると、
まだまだ避難所のあり方について、課題がたくさんあります。
自然の脅威にどう対応していくか、絶対的な答えは難しいことですが、
ひとつひとつ、今回の教訓を糧にしていきたいと思います。
当然のことですが、行政だけでまかないきれるものではありません。
市内の危機管理対策について、商工会議所の上島会頭とも相互協力をしていく確認をしました。
伊勢市がひとつとなった対策を打っていきたいと思いますので、
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
最後にご案内です。
これから被災地の支援にあたっては、災害ボランティアの存在が大切となってきます。
みえ災害ボランティア支援センターさんの方で、ボランティアの派遣の準備が進んできているようですので、ぜひご活用ください。
また災害ボランティアを実施していく為に支援金も必要となってきます。 こちらもご協力をよろしくお願いします。