2011年8月25日木曜日

三重県市長会の要望

8月12日、三重県市長会から三重県、三重県議会に要望活動に行ってきました。


今年の6月から市長会の副会長という大役をさせていただくことになり、


会長の名張市亀井市長と、県内の課題について鈴木英敬県知事、


中村進一県議会副議長と意見交換をしました。


当然、災害対策を中心に、教育、観光、医療、福祉と幅広い内容ですが、


ひとつずつ課題解決をしていきたいと思います。




○災害対策については、国よりも早くに津波の被害予想を調査していただくことになり


何とか、9月ごろには第一報がいただけると思いますし、耐震関係の予算もすでに手配を頂いています。


伊勢市としては防災メールの活用を積極的に進めてきました。


皆さんのご協力もあって約4,000名のご登録を頂きました。


自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。 未登録の方はぜひお願いします。


☆伊勢市防災メール&ファックス

http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299134868595&SiteID=0




○教育については知事の肝いりということで、教育先進県である福井県へ


職員を派遣して、三重県の教育環境を大きく促進していただけるようですので、


英語教育も含めて、力を入れていきたいと思います。


また伊勢市の小中学校で、少し荒れていた時期がありましたが、先生の補助職員を


充実し、子どもたちに向合う時間を増やすように教育委員会が力を入れてきたところ


かなり教室が安定してきている実例もお話をしました。



○観光については、三重県全域が伊勢神宮の式年遷宮に注目をしています。


当然、伊勢市民の人口の100倍近くの方々が来られるわけですから、様々な連携が必要となります。


各地域とも平成25年のタイミングを狙っていらっしゃるようですが、アウトレットモールやテーマパーク


のような、商業的な集客施設と同じように、神宮やご遷宮があると思われているのではないかと


強く心配をしています。


参拝者を迎える私たちが観光というきっかけから、神宮をお参りいただき、日本の歴史や


自然の大切さ、祈りの重要性などを感じてもらうこと。 このお手伝いをさせていただく。 


こういう気持ちをもつことが大切ではないかと感じています。


最後に、三重県の農水商工部が発行している「いなか旅のすすめ」


冊子は、三重県の公共施設で手に入ると思いますが、すばらしいガイドブックです。


伊勢市、三重県へのリピーターの方はもちろん、お子さん連れの方にもオススメです。


http://www.sato.pref.mie.lg.jp/