2011年6月30日木曜日




「壁を乗り越える男」沼津市にあるクレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館



6月20日からはじまった定例市議会。 


本日で議案と一般質問が終了しました。


今回は東日本大震災のこともあって、伊勢市の防災対策についての質問が多くありました。


あれもこれも、すべてのニーズに応えるには限界がありますが、


出来る限りの対策を打っていきたいと思います。


ただ、家庭、地域でできることのご準備も必要です。


避難する逃げ道や、備蓄物資の確認など日頃からの対策を忘れずにお願いします。



また広報いせなどで、節電方法のご紹介もさせていただきました。


エアコンやテレビなどの消費電力を節約することも十分に大切なことですが、


子どもたちや、お年寄りがいる家庭では、まずは体調管理を最優先してください。


たしか、数年前にヨーロッパを襲った熱波では、高齢者がたくさん亡くなりました。


無理をせずに、できる範囲で。

2011年6月21日火曜日




「厚生学区ふれあい昼食会」で厚生小学校へ。 写真は2階部分のグリーンカーテンです。 ずいぶんと広がってきました。



昼食会では、3年生の子どもたちと地域のおじいちゃん、おばあちゃん、民生・児童委員さんたちと給食を一緒に頂きました。



少子高齢化から笑子幸齢化のまちづくりに進むコンセプトのど真ん中の催しで、幸せな気持ちにしていただきました。  本当にありがとうございました。






先日、中日新聞の報道で、平成17年の市町村合併のときに決めた課長級以上の職員給与3%削減が実施されていないとありました。


市民の方から、お問い合わせもあったようですが、記事だけでは伝わらない部分がありますので、市町村合併してから、現在の伊勢市役所の人件費削減の状況のみ補足をします。


(消防、病院、広域行政を除いたものですが、)


平成18年当時、約1670名:人件費総額約86億円 から 

平成23年現在、約1500名:約70億円



と、5年間で約16億円、20%の人件費が削減されています。累積では20億円以上にはなると思います。

また全国や県内他市で導入された地域手当というものも、伊勢市では0%という状況です。



もちろん現在進めている行財政改革でも、市役所の仕事の民間委託や廃止などスリム化を進めていますが、さらに地方公務員の給与の指標となっている人事院勧告も、自治体ごとに決めていくことが議論されていて、これまで以上のコスト管理が必要となっています。


市町村合併から5年が経ち、今回のことも含めて、検証が必要となっていることは明らかですので、議会や市民の皆さんとも意見を交わしていきたいと思います。

2011年6月12日日曜日




久々に一日のオフとなったので、東京県人会のKさんから教えて頂いた、医療や薬の神様がいらっしゃるという奈良の大神神社へ。 被災された方々へのお祈りと、これから伊勢病院や地域医療に力を入れていく為のご挨拶。





高齢化社会に向けて、大神神社や長谷寺など、バリアフリー化がかなりの急ピッチで進められていました。 伊勢市もバリアフリー観光都市としてがんばります。


あと戦艦大和もお祭りしている大和神社、天照大御神の弟神でもある素盞嗚(すさのお)神社へも、お参りに行ってきました。 


奈良県の桜井〜天理〜奈良にある山辺の道周辺は、天照大御神さんの足跡が多く残っていて、宮司さんも皇學館大学の卒業生の方が多くいらっしゃいました。


平成25年のご遷宮は伊勢市民はもちろんのこと、全国の神社庁の方々から絶大なご支援を頂いていますので、みなさんの気持ちをしっかりと受け止めていきたいと思います。

2011年6月10日金曜日

明日6月11日(土)第7回日本観光交流・伊勢会議(主催:伊勢市観光協会)があります。 


観光庁長官の溝畑さんの講演がありますので、ぜひお越しください。 


第二部では商工会議所の上島会頭さんたちとパネルディスカッションで参加もします。


◎第一部 基調講演 講師 観光庁長官 溝畑 宏様

◎テーマ【観光立国に向けた地域づくり戦略について】

◎時間:15:00~16:30

◎第二部 観光セミナー

◎時間:16:40~18:10

◎場所:いせ市民活動センター2F

◎座数:200名(先着順)※予約は必要ありません。

◎料金:無料

◎問合せ:社団法人 伊勢市観光協会 0596-28-3705




また明日の伊勢市駅前は脱原発のパレードや人力車の山田君のオープニングといろいろ盛り沢山です。


その内「ええじゃないか」のお札まで降ってきそうなムードです。



虫歯のように欠けている宇治山田港湾の突堤


先日、3月11日の津波で被害を受けた今一色町のアサリ漁場へ。 


東北ほど、大きな被害を受けてはいませんが、三重県内で約40億円の被害がありました。





伊勢市ではノリ網がズタズタになってしまったことと、アサリの漁場が津波に引っ張られてしまいました。


港湾は、三重県の管理でもあるので、アサリ漁場復旧の要望を出しています。


地元の大切な産業のひとつですので、少しでも早い復旧の要望を続けていきます。


3月11日から、まもなく3ヶ月。 あっという間の時間が過ぎています。


今週は全国市長会、青年市長会などが開催され、それにあわせて上京し、


様々な方々と意見交換をしてきました。


南相馬市の桜井市長さん、陸前高田市の戸羽市長さん、、、


被災地を代表する方々からもお話を聞かせていただきました。


ご自身も被災されている中、住民の生命を守り、復旧にご尽力いただいている姿に


自分自身を重ね合わせ、この地域の災害対策に力を入れていきたいと思います。




現在、市民懇談会で多くご意見を頂いているのが、津波が来た場合の想定、


そして避難のあり方ですが、津波の想定については、国、県から新たなハザードマップの作成を


取り掛かっていただいていますが、東海、東南海地震は、今日明日来るかもしれない待ったなしの状況です。


避難所の見直し、そして新しい避難経路と避難所については、鋭意努力をしています。


また何度もお知らせを続けていますが、


4月1日から防災行政無線の新機能「メール&ファックス配信」がスタートしました。


現在約3,000人の登録がありますが、ぜひ職場や家庭でも、登録の拡大をお願いします。

2011年5月29日日曜日




花植えコンテストの入賞作品です。






昨夜、ジャーナリストの岩上安身さんとのトークライブがありました。




ゲストとして、参加しましたが、たくさんの方がお越しいただきました。




主催者、来場者の方々に感謝申し上げます。






60分の岩上さんの講演では、東日本大震災で発生した東京電力福島原子力発電所の状況から




政府の対応、原子力にかかわるお金の話。(原子力発電は本当に安いの?)




また実際に復旧作業をされている方のお話など。




その後、対談をさせていただきました。






今後のエネルギー政策を考えるなかで、日本の将来人口の予測がどうなるか問題提起をしました。




伊勢市の人口予測として、20年後に13万4千人から11万5千人に減少します。




例えば、子どもたちの人口の変化を紹介しますと、60~65才の団塊世代の方々が




小中学生のときは8000人ぐらいいましたが、現在は約2800人と大きく変化しています。




そのときに、ピーク時と現在の教育環境が同じでよいのか?といった議論が必要となります。




そして、日本の人口を見ると、2000年に1億2千万人いた人口が、2050年には9000万人と




30%の減少予測がされています。




もちろん高齢化もありますから、生活や消費活動が大きく変化します。




となると、エネルギーの必要量にも大きく変化が生じます。




そういったことを踏まえて、人口構造に見合ったインフラ(電気、ガス、道路、水道、、、)の適正化、




そしてコンパクトシティの構築により、エネルギーはもちろんのこと、行政コストのロスが少ない




まちづくりが実現できると思います。





そして、太陽光発電を中心とした【エネルギーの地産地消】から、



伊勢市の未来の姿として、【医・食(職)・住・財・エネルギー】の自立を



目指していきたいと考えています。








☆防災行政無線(ラッパ放送)の新機能(メール、ファックス配信)のご案内。 登録をお願いします。


http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299134868595&SiteID=0000000000000&FP=topics

2011年5月21日土曜日






来週、フリージャーナリストの岩上安見さんのトークライブに参加します。


お誘い合わせの上、ご参加ください。 



日時:5月28日(土)開場18:30開演19:00(~21:00)


場所:いせシティプラザ2F多目的ホール伊勢市岩渕1−2−29 


☎(0596)20−4385


前売:1000円/当日:1300円(200人限定)


販売:ベジレストラン喜心さん、アジアン雑貨シャンバラさん、


主催:3・11を考える会(伊勢)


問い合わせ先:090-9904-6688(宮崎)