2010年9月9日木曜日





【伊勢春慶のお弁当箱】

河崎商人館の横にある伊勢春慶デザイン工房さまから、すてきなお弁当箱をいただきました。 江戸時代から続く、柿渋と漆で塗られた伊勢春慶は何代にもわたって使われています。


何十年と使っていて、塗りが薄くなったものは修繕もしていただけるそうです。 空気の通りも良く、柿渋の抗菌作用もあるそうです。


最近は結婚式の引き出物や贈答品などの引き合いもあるそうで、興味のある方はぜひ一度河崎のお店に足を運んでみてください。


一品一品、手作業で作られているものですので、大量生産には馴染みませんが、世代を超えて使うことができるものは、本当に味わい深いものです。




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【ULJAPAN社のPV試験所の完成】

県営サンアリーナの近くにあるULJAPAN社の新しい試験所が完成し、式典に出席しました。 今回の試験場では次世代のエネルギーを担う太陽光発電のパネルの耐久試験が中心となるそうです。


試験の基準となるものはアメリカの厳しい気象条件を通り抜けるもので、温度では氷点下60度から150度。 大きなヒョウが振ってきても耐えられるかどうかをチェックされるそうです。


これまでも電化製品のアダプターなどを見ると【UL】の認証マークが入っていますが、伊勢の地を通って世界中に太陽光パネルが普及していくのは、地元としても嬉しいものです。


また企業の社会貢献として、中学生の英語のスピーチコンテストなどを実施していただいており、今後も地元へのご支援もお願いをさせていただきました。


2000年の歴史を持つ伊勢神宮には天照大御神が奉られていますが、今回、時空を超えて、太陽光発電の試験機関ができたことは、単なる偶然とは思えないようなストーリーです。


サンアリーナ隣接地にはサンサポートスクエアという工場誘致のための土地も準備されていますので、企業誘致にも力を入れていきたいと思います。