2010年5月10日月曜日




今日は小俣町と御薗町にある学童保育の現場を見学させてもらいました。 ここは伊勢市役所からの委託で社会福祉協議会に運営をして頂いていますが、本当にたくさんの子どもたちが楽しく過ごしていました。


現場の方のお話を聞くと、ここ10年間で、子どもたちや家庭の様子が随分と変わったそうで、自己主張はするけど、我慢が出来ない子どもたちが少なくないそうで、現場にしか分からない悩み事を色々と聞かせて頂きました。


伊勢市内でも民間、公立の学童保育がありますが、地域によっては定員が一杯で順番待ちとなっている子どもたちがいると聞いています。 待機児童のこともふくめて、カイゼンできるものは一つ一つ解決していきたいと思います。


また男女共同参画に取り組んで頂いているみなさんと意見交換会がありました。 席に着くと、さっそく「市長さんは食器の洗い物ぐらいしてるよね〜?」と聞かれましたが、うちはもちろんで、特にルールは決めていませんが、お互いができることをするっていう感じでいます。


約2時間、男女共同参画のことからはじまって、DVや子どもの虐待、観光から伊勢市の方向性など色々な方向のお話となり、たくさんのご意見をいただきました。 こういった意見交換から仕事に生かせる話もたくさん出てきますので、本当にありがたいことです。


座談会、ミニ集会をご希望のグループやサークルの皆様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただければ幸いです。



伊勢市長 鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com




あと、今日は「神楽の窯」の奥田さんが市役所に来てくださいました。 そして、3〜4ヶ月もかけて作って頂いた辰砂の壷を伊勢市に寄贈して頂きました。 


陶器には詳しくないのですが、手で触れると、その暖かさというのか、何とも言えない風合いを感じさせて頂きました。 


こういった本物のものについては、特に子どもたちに触れてほしいと思います。 アルミニウムやプラスチックの食器も便利ですが、やはり心のこもった器に触れる機会や環境をつくることで、心のある教育につながるのではと思います。