2010年5月12日水曜日



「やり投げのエースがやってきました」
昨日、やり投げでユースオリンピックのアジア予選に出場となった奥村さん@南伊勢高が市長室に訪れてくれました。 


やり投げの選手と聞いていたので、もっと大柄な方がいらっしゃるのかと思いきや、両肩はしっかりしているものの、想像以上に小柄な方でびっくりしました。


本戦に臨む記録を目指すのはもちろんのこと、なによりも将来の競技活動に対して良い糧となることを期待しています。 みなさんもぜひ応援してください。


「高齢化社会へのヒント」
またこの日は東京で行われた高齢化社会に取り組むベンチャー企業や研究者の方々の講演に行ってきました。 


少子化、高齢化と聞くと、ちょっとネガティブなイメージが多いのですが、このイメージを払拭して、新しいまちづくりをするヒントをたくさん頂いてきました。


ひとつ驚いたことがあったのですが、近い将来迎える高齢化社会については、日本ではほとんど研究されておらず、2〜3年前にようやく東京大学で研究がはじまった程度ということでした。


伊勢市においても20年後の2030年には人口の35%が65才以上の方々となります。 町に住む人々の多くが高齢者となることと同様に、町の公共施設も高齢化が進んできます。


それだけに、市の財源をいかに有効に活用していくかが大切となります。 大変、大変と言っていても何もはじまりませんので、将来の不安なことについて、ひとつひとつ現状の認識を進めて、課題を解決していきたいと思います。


「やっぱりきれいでした全米桜の女王」
そして、今日は朝から全米桜の女王が伊勢市に来て頂き「桜」の植樹祭を行いました。 ご案内と植樹祭では(米日関係を桜でつないだ尾崎咢堂先生の功績を伝える)NPO法人咢堂香風、カラスの会のみなさんのお力があってのものでした。 本当に貴重な機会を頂きました。 


「子どもたちの現場」
その後、中島町にある学童保育の現場に行きました。 以前から、施設の老朽化などから移転のご要望を頂いていたこともあって、ようやく様子を拝見することが出来ました。 


こちらは普通の民家を使用して、子どもたちのお世話をして頂いているのですが、なんせ20人を超える子どもたちが家の中で遊び回っているのですから、本当に大変な状況であることが分かりました。


机の上で見る書類と現場のギャップは本当に大きいもので、なんとか、子どもたちが安心して過ごせる環境を整備することができれば。と考えています。


子どもたちも甘え上手で、膝の上に座りだしたり、肩車をさせられたりと、大騒ぎの時間でしたが、子どもたちにふれあう度に、この町の政治をしっかりとしていかなければと良いプレッシャーを感じさせてもらいます。 


「私たちの生命を守る現場から。」
また夕方からは伊勢病院の医師の方々との意見交換会があり、医療現場の切実な声を聞かせて頂きました。 そして何よりも伊勢病院の方向性について、多くのご質問を頂きましが、この地域には伊勢病院が必要です。 


その上で、今抱える課題について全力で取り組み、市民の方に安心して使って頂けるように準備をしていくお話をさせて頂きました。 




伊勢市長 鈴木健一 

http://twitter.com/SUZUK
kenichi980(あっとまーく)hotmail.com